2020/03/25に追記修正しました
ジャークとフォールは基本
ハマチのショアジギングに限らず、ショアジギングの基本はジャークとフォールだと思いますので、このページではその基本の基本を解説したいと思います。
このページに書いてあることまとめ
ジャークは1シャクリに1リーリングを基本とする
ジャーク&フォールの前に、ジャークについての基本を書いておきます。
ジャークに関しては、シャクる長さや強さに変化をつけたりして色々なパターンを作れるのですが、最初は1シャクリ1リーリングに固定しておくと色々と応用させやすくなります。
自分の中の基本パターンを固定化しておかないと、パターンを変えるときにどう変えてどうなったのかが分かりにくくなるので、基本パターンを固定化することを第一目標にしておきたいです。
ロッドの動かし方の基本は、水平状態(真横ね)をスタートとするなら、時計で言うなら13時くらい高さまでロッドをシャクリあげます(この時点でリーリングはしない)。
そして、そのロッドを水平状態へと戻しつつ、リーリングををし、弛む分のラインを回収していきます。これを固定のアクションにして始めるとわかりやすいかと思います。
応用を展開させるなら
状況によっては1シャクリの速度が速い方がいいかもしれないし、ゆっくりのシャクリの方がいいかもしれません。リーリングなしにして、ジグを跳ね上げさせた後、フォールが良いかもしれません。
水平から14時までで1シャクリにし、14時から13時へと2回目のシャクリを入れるといいパターンもあるかもしれません。
ここから先は自分オリジナルのパターンになってくるので、色々と挑戦していくと良いと思います。
でも、まず大事なのは基本パターンの固定化です、自分の中の釣れる鉄板パターンを決めるってことから始めたいです。
ジャークで気付かせ、フォールで食わせるのが基本形!
ざっと作ったイラストにはなるのですが、ジグをジャークでしっかりとハマチに気づかせて、フォールでヒラっと落とし、そこで食わせるのが基本形(理想形)の釣り方だと思います。
慣れない内はジャークで魚が掛かってきたような印象を受けるかもしれませんが、実はフォール中にすでに魚は食っていて、次のジャークでアタリに気がついたというパターンが多いかもしれません。
ジャークのときにアタリがないわけではありませんが、圧倒的にフォールのときにアタリが多いと言われています。
ジャークは場合によっては魚の方に向かっていくようにアクションしていることもあり、その場合は魚(ハマチ)がびっくりして逃げてしまうようなこともあるんですよね、苦笑。
しかし、フォールのときは魚は逃げません、落ちてくるものや落ちていくものは弱った魚であるので、捕食対象とみなすようですね。
フォールはフリーフォールとカーブフォールの2択がある
フォールと一言で表現しても、その種類は大きく分けて2つあります。
フリーフォールとカーブフォールです。
フリーフォール
こちらはジグが自然に落ちていくもので、最も自然なアクションで、アタリも出やすいといわれています。
とはいえ、ラインを出している状態ですので、ハマチが当たっても分かりにくいのが難点でもあります(慣れるとラインの出方なんかでアタリが取れますけど)
カーブフォール
もう1つのフォールがカーブフォールになります。こちらはラインを張った状態でジグを斜めに落とします。
ラインを張っているので、ハマチが当たれば手元にしっかり届きますので、アタリは分かりやすいです。
が、やはりラインに引かれてフォールしていくので自然さには欠けるため、フリーフォールと比較してアタリが出にくいと考えられています。
フォールの使い分け
使い分けの基本としては、上層~中層付近をメインに狙っている場合はフリーフォールで、底付近のみを中心に狙っているのであれば、カーブフォールで攻めると良いとされています。
底付近だとフリーフォールでしっかり着底してしまうとハマチにジグを見切られてしまう可能性が高くなるため、カーブフォールで着底するかしないかくらいを攻めるのが良いとされています。
シャクリ幅や速度を変えれば無限の可能性が!
ここまでで紹介したジャーク&フォールはあくまでも基本です、他にも名前がついたジャークやテクニックもたくさんあり、組み合わせ次第で色々なパターンを作ることができます。
まずは自分の中での鉄板を1つ作ってから、それから次にステップアップでいいと思います。
また、1日の内でもヒットパターンが変化するようなこともあって、ただ巻きじゃ全然釣れない、ジャークでも見切られる、みたいな状況も出てきます。
その辺りは自分の中でのローテーションを作ったり、このポイントではこの釣り方が良いなど、実際に釣りに行ってモノにしていくしかないですね。