2020/03/24に追記修正しました
ショアジギとジギングって何が違うの?
ショアジギングとジギングって具体的に何がどう違うのかをざっくりと解説してみたいと思います。
基本はジギングなので、同じですが、やっぱり違うところも多いものです。
このページに書いてあることまとめ
ショア(陸)かオフショア(船)かの違い
当たり前の話ですが、ショア(陸)の釣りか、オフショア(船)かの違いが一番大きな違いです。
これが違うだけで、色々なところに違いが出てくるので、いくつか紹介したいと思います。
ショアジギングはキャスティングが命
オフショア(船)ジギングの場合は、魚がいるところに行って釣りをするので、キャスティング性能はそこまで求められません。
船なら魚探で群れを見つけて真上からジグを落とすことが中心になるのですが、ショアの場合は思いっきり遠投して自分の手で魚のところへジグを届かせる必要があります。
ジグが重い方がよく飛びますし、PEラインも細い方が遠くへ飛ばすことができますし、ロッドもある程度の長さがある方が遠投しやすくなります。
ショアジギングの方が、タックルの性能に頼る必要があるとも言えるのです。
ロッドとジグの重さはきっちり適合させたい
ショアジギングはジグをブン投げる必要があるので、ロッドにかけられる負荷範囲のジグをきっちり選んでおきたいです。
明らかにオーバー負荷のジグをキャストし続けると破損のリスクが高くなってしまうからです。
オフショア(船)ジギングでは、シャクリ方をややスローにすれば、オーバー負荷のジグでもある程度は使用可能です。
逆にロッドに対して軽すぎるジグを使うと、ロッドへの悪影響はありませんが飛距離が伸びないので狙える範囲が狭まってしまうので、これはこれで注意が必要です。
ショアジギングは気軽で安価なのが最大の魅力
ショアジギングは基本的に気軽に釣りができるってことが最大の魅力だと思っています。
自分の好きな時間帯に釣りに行って、帰りたくなればすぐにでも帰れますし、コンビニに寄りたくなればそれもすぐにできます。
でもオフショアジギング(船)だとそうも行きませんよね。
決められた時間に集合し、乗り合い、場所の移動も船長任せですし、帰りたくなっても帰港時刻まで基本的には帰れません。
船酔いくらいでは帰港しませんので、初めての船釣りはそれなりに緊張するかもしれませんね。
また、ジギング船は当然の話ですが、1万円以上の料金がかかります。
お小遣いに余裕がある人は問題ないかもしれませんが、普通はそうもホイホイと釣り船には乗れませんよね。
と、いうわけで、ショアジギングの方が気軽で安価です。これは最大の魅力だと思います。
ショアジギングは回遊待ちの部分がある
上の項目ではショアジギング最高!!っという感じに書きましたが、ショアジギングは魚の回遊待ちという釣りでもあります。
ターゲットを変えれば回遊待ちじゃないショアジギングもありますが、花形ターゲットである青物となるとやはり回遊待ちになるのは否めません。
極端な話、ショアジギングでは朝のゴールデンタイムの1時間を逃したらもう釣れないってケースも結構あるあるなのです。
ジギング船だと船長が魚探をチェックしつつ、長年の知識から今釣れるだろうポイントに案内してもらってそこで釣りをするので、常に魚の気配がある場所での釣りになります。
ショアジギングはキャスティングで届く範囲内に魚が来てくれない限り、絶対に釣ることはできないのでここは大きな差異ですね。
まぁ、魚の気配があるところでやってるはずのオフショアジギングも、なかなか釣れないこともありますので、どっちが簡単とか、優れているとかそういう話ではありませんけどねー。
釣ったときの達成感が違う
とはいえ、結局ジグを扱う釣りという意味ではどちらも大きくは変わらないかと思います。
少しだけタックルが違ったり、やることが違ったり、アプローチ方法や考え方が違うんですが、魚を釣るための1つの釣り方として捉えるなら大差はないかなぁと個人的には思います。
ただ、ジグを思いっきりキャスティングするあの爽快感だけはオフショアジギングにはない部分であるかなーっと思いますし、船長頼りではない分、自分の力や知識で釣ったった!!っという達成感はよほど大きいと思います。
個人的にはそういう達成感の部分はショアジギングの方が楽しいなぁっと思います。