2020/03/25に追記修正しました
ハマチやブリの生態
直接釣果に影響を与える知識ではありませんが、敵を知ることで何か良いひらめきが出てくるかもしれませんので、基礎知識として知っておくといいかもしれませんねー。
このページに書いてあることまとめ
ハマチは大よそ日本全国に分布している
北海道の北端の方には生息域ではないようなので、日本全域ではありませんが、ほぼ日本全国に分布していると言って良いのではないかと思います。
個体の大きさによって群れの規模も変わるようですが、通常は群れをつくり、沖合いの水深100m程度の中層~底層を回遊しています。
また、季節によって生息海域が変化し、寒い時期は南下し、暖かくなると北上するようですが、まれに、温暖な海域ではそこに定住(?)するものもいるそうです。
主に小魚を主食としているフィッシュイーター
ショアジギングで狙っていることから分かるようにハマチは主に小魚を主食としているフィッシュイーターです。
とはいえ、海上釣り堀なんかではペレットに食いついたり、エビやカニなどの甲殻類で釣れたという話もあるので、実際のところはある程度雑食性なところもあるようです(太刀魚でもアミエビとか結構食べてますもんね)。
まぁ、ショアジギングをする上では、エビやカニを捕食していることはあまり考えなくても、大半は小魚を食べているのが実際のところなので、変なジグやルアーに惑わされず普通のジグを選んでおけば失敗しませんよ。
釣具屋さんで売ってるジグって、魚は釣れないけれど、釣り人が釣れるジグも多いですからねー。
ハマチは大体生後2~3年ごろの年齢
その海域の海水温や、餌の豊富さにもよって成長速度は変わるみたいですけど、40~60cmのサイズをハマチと呼ぶのであれば、2~3年程度でそのサイズになると言われています。
25cm頃になるくらいから沿岸でイワシなんかの小魚を捕食しながら成長し、さらに外洋へ出てさらに大きな小魚を捕食し、本格的な回遊を始めてハマチ、メジロ(ワラサ)、ブリへと成長していきます。
この辺りの出世魚に関することは別のページ(ハマチの名前とサイズについて)で詳しく紹介することにします。