2020/03/25に追記修正しました
ショアジギングでのライフジャケット
ライフジャケットは大昔は船釣りだけのものという意識が強かったですが、最近は安全対策の基本として、水辺に立つ釣り人の必須アイテムと化しています。
ライフジャケット選びを間違えると安全対策にもならないこともありますし、単純にショアジギングがしにくくなるようなケースもあるので、選び方は注意が必要です。
特に磯に立つなら膨張式のライフジャケットは岩肌で擦れて破れること間違いなしなので、浮力材入りのライフジャケットが必須です。
このページに書いてあることまとめ
釣りのしやすさを考えるとおすすめはベルト式
ショアジギングは結構ハードな動きをすることもあるので、通常のベスト式のライフジャケットだと腕周りが邪魔に感じるので、個人的にはベスト式は好みじゃないです。
釣りに集中したくてライフジャケットを邪魔に感じ、脱いでしまうならライフジャケットは何の意味もないので、邪魔にならないライフジャケットを着た方が良いですって話です。
ただ、磯場で使うライフジャケットとなるとベスト式で浮力材が入ったようなよくあるライフジャケットじゃないと危険です。
膨張式のライフジャケットは磯で擦れると破損してしまいますからね。
手動膨張式は水が掛かっても問題ない
手動膨張式は落水してしまったときに自分で手元の紐を引っ張って膨張させるライフジャケットです。
自動膨張のものは、落水もしていないのに、波をかぶるなどしたときに勝手に膨張するようなものがあると聞いたことがあるので、私は手動膨張を使うようにしています。
ただ、落水した際に頭をぶつけてしまって意識がなくなったりしたら紐が引けなくなるので、膨らみません。
こういった部分をリスクと考えるなら安全性は自動膨張式の方が上であることは間違いないです。
自動膨張式は意識を失ったときに安全
自動膨張式のライフジャケットのメリットはその名の通り自動で膨らむことです。
上でも少し記載しましたが、高いところから転落した場合、そのままきれいに海に落ちれば手動膨張式でも大丈夫ですが、途中で頭をぶつけたりしてしまって意識を失ってしまったりしたら、自動膨張なら勝手に膨らむので安心感は高いですね。
手動式で、意識を失わなくてもパニックになってしまったりすると紐を引けなくて危険なこともあるわけです。
自動膨張式のライフジャケットは、水に反応して膨らむので、ジギング船なんかに乗っていて潮をかぶったときに勝手に膨らんでしまったなんて笑い話もあるくらいです。
水が掛かることが多い、落水したときに意識がないかもしれない、そういう水上スポーツでは自動膨張も手動膨張も使わず、浮力材(発泡材)系のライフジャケットが主流となっているのです。
磯釣りは膨張式はダメゼッタイ!
もし、ショアジギングで磯場へ渡ることを考えているのであれば、膨張式のライフジャケットは絶対にダメです。
膨張したところで岩場で擦れてしまえば、なんの役にも立たないからです。
磯場でのライフジャケットは浮力材が入ったものが一番オススメで、落水時に体をぶつけるのを防ぎつつ、体を浮かせることができます。
あと、股ベルトをしてない人をたくさん見かけますが、落水したときにライフジャケットだけスポーンっと抜けてしまうので、きちんと股ベルトもしておきましょう。
堤防とは違って、磯場での落水は死ぬ可能性がかなり高いので、万が一を想定しておくことはとても大切なことなのです。
シマノ NEXUS フローティングベスト
可もなく不可もない失敗しにくいシマノのフローティングベストです。
それなりに収納もありますし、フロート剤を外しての洗濯もできるタイプなので、悪くないですよ。
磯場ではこういうフロート剤入りのものでないと危険です。
私のライフジャケットはmazumeのやつ
私はベルト式の手動膨張のライフジャケットを着用しています。
行くポイントが防波堤か沖一文字だけなので、落水したとしても頭をぶつけることが確率的に少ないので、手動式のものです。