2019/08/07に書きました
このページのまとめ&目次
エギングは大潮が常にいいとは限らない!
潮見表なんかを眺めて、いつ釣りに行こうとあれこれ考えたりして、どうせ行くなら大潮の日だな!ってことで大潮の日に行ったら撃沈・・・。なんて経験ある人多いんじゃないでしょうか??
実は大潮が常にエギングに対して良い効果をもたらすとは限らないケースもあるのです。
大事なことは、潮周り×ポイントに与える影響=釣果ということです。ポイントの地形や、その日の状況などによって大潮良い影響をもたらしたり、悪い影響をもたらしたりするということです。
大潮が好影響を与える場合と、悪影響を与える場合がある
あくまでも例え話になるので、あなたが通っているポイントに照らし合わせて考えてほしいのですが・・・。
普段は水深がなくてあまり良いとされないポイントでも、大潮の満潮が近づくと水深がそれなりにでき、アオリイカが潜む絶好のポイントになるようなところでは、大潮が良い影響を与える例ですね。
逆に大潮が悪くなる例をあげるとすれば、潮の流れがよく入り込むポイントでは2枚潮、3枚潮となってしまい釣りがしにくくなるようなポイントもあります。
また、2枚潮にならなくとも、あまりにも流れが速くなりすぎて単純に釣りにならないようなポイントでは大潮以外の小潮などの方が良いこともあるわけです。
ここに上げたのは2つの例ですが、こういった理由や条件をそれぞれのポイントで考える必要があるということです。
大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→大潮の順に巡っている
大潮とは、潮の干満差が一番大きい状態で、新月、または満月の前後数日間のことです。では大潮以外の潮はどういうことなのでしょうか?
小潮、中潮、長潮、若潮ってどういうこと? | |
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小潮 | 大潮とは反対で、潮の干満差の小さい状態のことです。月が半月になる前後数日間のことです。 |
中潮 | 大潮と小潮の間の期間のことです。 |
長潮 | 小潮の末期のことで、干満差が一段と小さくなった状態のことです。干満の変化が緩やか。 |
若潮 | 長潮の翌日のことで、これから干満の差が大きくなるという状態のことです。 |
つまり、順序としましては、大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→大潮という順序で巡っているということです。
結局、ポイントの地形や条件次第で異なる
ここまで色々と紹介してきたので分かるかと思いますが、結局どの潮がエギングにとって良いのかはそのポイントに通いつめてこそ分かるものです。
これを手っ取り早く知る方法は、釣具屋さんや釣り新聞、ネットの釣り情報などでそのポイントが釣れている日と潮周りをチェックしてみることです。
数年分、数か月分を遡って調べるだけで、釣れる確率を上げられるのであれば、通いつめるよりは簡単ですね^^
もし、事前に知っておきたいというのであれば、一度調べてみるのも手段だと思います^^
このページで言いたかったこと
釣りは大潮がいいとよく言われますが、案外とそうでもないことも多いのが実際のところです。
ポイントによって、大潮が良いポイント、小潮が良いポイントと、相性がそれぞれあるので、ポイントに通いつめてその辺りはチェックしておきたいですね。