春の親イカシーズン初期は釣行のタイミングが重要

 海水温的に16度を超えるあたりからアオリイカの産卵が始まるといわれ、この辺りからアオリイカが海藻のあるポイントへと接岸してきます。

春の親イカシーズンは海水温16℃が目安

 このタイミングで釣りに出かけることが重要なのですが、このタイミングが何より一番難しいです。釣具屋さんやネットに情報が出回る頃にはやや出遅れていると言わざるを得ません。

 産卵を意識しつつも、産卵がまだのアオリイカはエギを捕食対象としてみなしますが、水温が低いうちは動きも鈍いため、スローなアクションが有効です。

 逆に、産卵を完全に意識し始めると動きはマシになるが、エギに興味を抱かなくなるのでリアクション狙いの速いアクションが有効となってきます。この2つの見極めが非常に難しいです。

春の親イカシーズン後期はエギに反応が薄い

 シーズン後期ともなると産卵期真っ只中という個体も多く、驚くほどエギに無関心になります。

 こういったアオリイカにエギを抱かせるのは難しく、完全にリアクション狙いの激しいダートアクションなどがメインとなります。

産卵期はエギに興味がない

 しかも、かなり浅場まで入ってくるケースもあり、水深がないところでの釣りになることも多く、こういった場合はシャロータイプなどでフォールさせる方が良い場合も出てきます。

 また、ペアリングしているアオリイカよりもその周囲にいるアオリイカの方が釣れやすいですし、来年以降のエギングを考える上でもあまりペアリングしている個体を狙うのは得策ではないなぁと思います。

 この辺りは釣り人自身の考え方やポリシーにもよりますが、できるだけアオリイカを保全したいというところでもありますね、難しいですが。

エギング初心者は秋の新子シーズンがおすすめ

 秋の新子シーズンは本当に手軽にアオリイカをゲットできるチャンスでもありますので、初心者にこそ狙って欲しいシーズンです。

 とにかく好奇心旺盛な新子が多いので、どんなエギでもどんなアクションでもエギを抱いてくることもあるくらい釣れます。

秋のエギングがおすすめ

 とはいえ、あまりにも基本を無視した釣り方ではさすがの新子も釣れないこともあります。基本に忠実に3.0号エギ辺りのシャクリ&フォールで狙っていきましょう。

 春と秋とで大きく異なり、秋に有効なのがランガンスタイルです。春はアオリイカが入ってくるのを待つ釣りの方が良い場合が多いですが、秋はフレッシュなアオリイカを探しながら次々とポイントを渡っていく方が釣りやすいです。

 スレたイカに延々とアプローチするよりも釣りやすいアオリイカをどんどん拾っていく方が得策というわけです。

夏と冬は基本的にエギングはオフシーズン

 エギングの2大シーズンといえば、春と秋で、夏と冬のアオリイカエギングは基本的にオフシーズンです。

 とはいえ、それでもアオリイカが釣りたい場合は行くしかないよねって話しです。

夏のエギング

 夏のエギングは確立されていないところが多いのですが、水温が高すぎず、潮通しが良い沖磯などにアオリイカが集まりやすいようです。

夏のアオリイカ

 秋の新子はまだまだサイズが小さく、ビッグサイズの親イカは産卵を終えてすでに死んでいるシーズンなので、基本的にはオフシーズンですね。

 ただ、すべての親イカが産卵を終えているわけでもありませんので、Goodサイズも出ることがあります。春イカで有名なポイントに入ってみるのも良いかもしれませんね。

冬のエギング

 冬のエギングは他のどのシーズンとも違う狙い方をするのが基本です。

 寒さに弱いアオリイカは深場でじっと動かず、近寄ってきたエサのみを捕食すると考えられており(暖流の影響で活発な個体もいるかもしれませんが)、ボトムをべったりとステイで狙う、またはズル引きで狙うのが基本といわれています。

ズル引きのエギング

 とにかく速い動きは封印して、ボトムを這うように泳ぐ、死にかけエギを演出するのが良いそうです。アオリイカが集まるポイントさえ見つければ、ステイだけで連発ということも簡単なようです。(とはいえ、そのポイントを見つけるのが大変なわけですが、苦笑)

このページで言いたかったこと

 エギングと一言にまとめても、季節によってターゲットの属性が変わってくるので、用意するタックルも変わってきそうですね。

 私自身は、秋のエギングが一番お手軽フィッシングなので好みですが、早春の大型狙いのエギングしか行かない方も多いですよね。

 初心者さんには秋が圧倒的におすすめですが、レベルアップを目指しなら早春もおすすめですよ!

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