釣れない猫がYou Tubeデビューする!?

 今から遡ること数か月前、ジャックアイの製品モニターでお世話になりまくっているハヤブサさんからこんなメールが届きました。

 【本年度中に一度弊社スタッフとお会いさせていただいてもよろしいでしょうか?】

ハヤブサさんとメールでやり取りする釣れない猫

 特に何も思うことなく、はいはーい!オッケーですにゃーん♪っと返信をしていたのですけれども、具体的に話を進めていくうちにあれ??これってもしかしてもしかする???っと気が付いた頃には・・・。

 【釣れない猫様がよく行かれる岸和田一文字にて、YouTubeのハヤブサ公式チャンネルの撮影も執り行わせていただきたいと・・・】

 !!!????にゃーーーーーーーーーーーーーーんと!?????

 ヤバい!!!猫が出演するわけにもいかない!!どうしよう!!!

 っということで、ひらめいたのが、飼い主1号を向かわせるという作戦でした。

ハヤブサさんとの取材は釣れない猫の飼い主に行かせれば良い

釣れない猫の呪い1-撮影中止になるかも騒ぎがあった

 撮影日のちょうど一週間前・・・。

 【来週の天気予報を見る限り荒天が予想されます。荒天で出船中止の場合、取材スケジュールを延期させていただくことは可能でしょうか?】っとのメールが届く。

 取材日の天気予報は1週間前からすでに雨予報、しかもその日から北風が出始め、気温が急激に下がる予報となっているようで、そもそも出船するかどうかが怪しい雰囲気が出ておりました。

 今年の天気予報はなかなか当たっていないので、たぶん大丈夫だろうとは思ってましたが、なかなか天気予報がズレてくれませんで、1週間前からすでに釣れない猫の呪いが発動しとる予感しかない!!!っという感じでございました。

釣れない猫が取材日に釣れない呪いを発動させる騒ぎがあった

 念のため、撮影予備日を設けようということで、候補が出た日程は、岸和田渡船さんとの都合が合わず、予備日が決まらないまま取材日当日を迎えたのでした。

 結局のところ、当日の天候は若干回復し、何とか出船できる感じだったのですが、取材日前日まで出船可否がはっきりと決まらない状況でございました。

 まずは釣りができるだけでもひとまずよかったかなという感じでした。

釣れない猫の呪い2-撮影日の前1週間は地獄のように釣れてなかった

 取材日の前1週間のお話です。

 撮影があるかないかはまだ分からない状態でしたが、撮影当日までの間はできるだけ岸和田一文字に渡って、状況把握くらいはしておかないとっということで、水・木・金と3日連続で乗り込んで様子を見に行ってたのですが・・・。

 3日連続でボウズ、ボウズ、ボウズという状況、しかも周りの人たちも気まぐれに回ってきたハマチがポロっと釣れてるくらいという超悪状況という・・・。

 【えー?猫さん来週の撮影いけんのー??】

 っと、岸和田渡船の船長に延々と煽られておりました。

取材日の前1週間は地獄のように釣れていなかった岸和田一文字

 取材日から遡ること2週間くらい前はめちゃくちゃ青物が釣れてまして、1人で5~6本釣り上げてる方もざらにいるような感じだったのですが、取材日の1週間前からいきなり青物の姿が見えなくなるという釣果状況になってしまったという・・・。

 取材日前日にも岸和田一文字に渡ったのですけれども、そこそこの冷たい雨が降る悪状況でアタリ1回のみで何とかサゴシを釣っただけでした・・・。

 正直、この釣り運を前日に使ったことをちょっと後悔したくらいには釣れておりません状況でした。

釣れない猫の呪い3-前日は雨、当日は北風強めの悪状況

 そして訪れた撮影日当日。

 岸和田渡船事務所の階段のところで橋本さんとカメラマンさんとばったり会いまして、トイレの前のちょっとしたスペースで突然のご挨拶。

 わぁ~、ナマ橋本さん初めて見ましたー動画で見るよりもイケメーン!!

 っとか、思いながら【で、リベンジ釣行はいつにするんです??】っとすでにノッケから諦めモード全開でスタートするという感じでございました。

取材日の当日もまぁまぁの北風が吹く良くない状況の岸和田一文字

 実際、岸和田一文字 沖の北に到着してからもやや強めの北風(沖向きに立って右から左に流れるイヤな風)がそこそこにあって、釣りがしにくい状況という・・・。

 渋い状況であるだけでなく、風まで敵になってしまうのかと・・・これはマジでヤバめ・・・。

 これは絶望的な状況だと思っていたのですけれども、実際には北風の影響(?)で青物が戻ってきていたようで、周りの他のお客さんたちのロッドが次々に曲がっていくのが見え、ハマチやサゴシがぽろぽろと上がっていく…。

 いや、これは北風の影響というよりは、ハヤブサの持ってる男・橋本さんの力なのかもしれない、釣れない猫の呪いをはじき返していたのかもしれません。

 そんな周りの様子を見て、こちらのテンションも上がってくる・・・っというより『この波に乗って、さっさと釣りたい・・・はやく一抜けしたい・・・』っという湧き上がるアサマシイ感情を込めてマキマキを必死にキャストすること数投目。

釣れない猫の飼い主1号に待望のアタリがきた!

 よっしゃきたああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 そこまで大きなサイズ感はないものの、これは青物!!めっちゃ嬉しい一抜けハマチ!!!!

 バラしてはいけない、バラしてはいけない、バラしては・・・っと頭の中で初号機乗りの誰かが叫んでいたような気もしますが、橋本さんに無事ネットインしてもらえまして、一安心しました。

 上げてから気が付きましたけれども、がっつり良いところにフッキングが決まっていてこれなら外れないって感じでございましたー海の恵みに感謝ー!!

撮影では釣ったからといって油断してはならない

 普段の釣りであれば、釣り上げたあとは釣果写真を撮ってから、すぐにリリース・もしくは絞めるかの二択なんですけれども、この日は撮影・・・っということもあって、カメラに向かってのドヤ顔撮影がある。。。

 どうやって釣ったのか、どういう感じだったのかなどをコメントとして求められるのですけれども…。

 ショージキ、何喋ったかマジで覚えてませんです・・・。

釣れない猫の飼い主1号は何を喋ったか覚えていないらしい

 釣り上げたハマチさんは、いつもよりリリースに時間が掛かっちゃいましたけれども、元気に泳いで行ってくれましたーよかったー。

 よし!!あとは橋本さんがばっちり決めてくれるから、ここからは割と自由に釣りができる!!っと肩の荷が下りた感があったのが自分でもよく分かりました、めちゃくちゃ安心しましたです、はい。

 あまりに安心しきって、カメラに向かって何かを話している橋本さんの撮影風景を横目に油断してると、不意に振られる質問にワタワタと答えなければならない(何を答えたか覚えてない)という一日でございました。

急に質問されて焦る釣れない猫の飼い主1号

 そんなこしているとついに橋本さんにもアタリがー!!!

 横から見ててもそこまで引いてる感じがなかったので、橋本さんのタックルなら余裕で抜き上げられますよねーっと思っていたのですが、魚を寄せるごとに引きが強くなって、イヤ、コレ、デカいんとちゃいますのん??っと。

 え?これタモ入れせんとアカンというパターンとちゃいますのん???責任重大なやつー!!

撮影時のタモ入れは死ぬほど緊張する

 しかしさ、ここ1週間くらいの岸和田一文字は激渋の状況で、他の人の釣果を含め、まったく姿を見なかったメジロを一発で釣り上げるこの引きの強さ、橋本さんパネェっす、マジで。

 でも、できれば2匹目とか3匹目とかにして欲しかった!!1匹目からメジロのタモ入れとか責任重大すぎてミスれんじゃないですかー。怖い!怖すぎる!!

 なんかテンパりすぎてて一瞬タモ入れをミスった感ありましたが、なんとか無事にネットインできて一安心でございましたー。

 やべぇ、1匹釣ったからといって、まったく油断していい感じがないぞ、撮影ってしんどいぞっとようやく気付きました。

メディアに出る人が思わず漏らしたホンネ

 撮影が一旦終わり、ふとした一瞬に橋本さんが漏らした一言を聞き逃しませんでした。

 よかった・・・っと、マジ寄りの本音がポツリと・・・笑。

 印象的すぎて思わずツッコミを入れたのですが、カメラマンさんいわく、これはマジ寄りの本音ですよーっとのこと、笑。

結果が求められる撮影での釣りは本当に大変そうだ

 その他、ロケで大変だったこととか、苦労話とかを色々聞かせてもらったのですが、釣りの撮影ってホンマ大変なんですなぁと思うことしかなかったですねー。

 完成された動画でその中の美味しい部分だけを見ている我輩たちからすると、憧れの職業とも言えるのですが、これがまたなかなかに大変なところもあるんですなぁとー。

 何より、釣らないことには撮れ高がないので、動画として成立しないだけでなく、釣れる製品であるということを宣伝できないからハードですよにゃ。

1匹釣ると途端に欲が出てくるのが釣り人だ!

 お互いに1匹釣ったことである程度、心の余裕が生まれ、雑談しながらまったりとショアジギングを楽しんでいたのですけれども、1匹釣ったら途端に欲が出てくるのが釣り人の性なのかもしれません。

 リベンジいつにします?とか、ツバスでも良いとか言ってたくせにもう次はマキマキバイブで釣りたいですねーとか、サワラ釣りたいですねーっとか言い出す始末。

 今朝までの謙虚な気持ちはどこに行ったのやら・・・。

1匹釣ると欲が出てくるのが釣り人だ

 程なくしてマキマキバイブでもアタリがあって、一瞬乗ったかと思ったのですけれども、掛かりが甘かったせいか、完全に油断してしまっていたせいか逃してしまいました・・・これは明らかに飼い主の気が緩んだ結果ですにゃ。

 その後もマキマキバイブで粘ろうかと思ったのですが、なかなかに風も強くなってきて、マキマキバイブだと風に煽られてキャストが難しくなったので、またもやマキマキに戻すこととなりました。

 こだわり抜くというカッコよさにも惹かれたけれども、釣りたい欲には敵わなかったというのが本音だと思いますにゃ。

橋本さんと釣れない猫はウエイトの好みが合わなかった

 撮影当日は、橋本さんが持ってきてくれたジグ(ジャックアイシリーズ)を何でも、どれでも使って良いという話だったので、じゃぁマキマキバイブの40gを貸してもらいますねー・・・っとボックスを覗かせてもらったところ・・・

 マキマキバイブは40gと60gの2種類があるのですが、橋本さんのBOXには60gしか入っていないという・・・。

 仕方がないので、自前のマキマキバイブを使っていたのですが、それからしばらくしてから今度はエースの30gを借りようとしたところ・・・これも40gがメインで30gがないという・・・笑。

 ジグウエイトの好みが全然合わねぇですね…笑。

橋本さんと釣れない猫はウエイトの好みが合わなかった

 橋本さんが脳筋というよりも、釣れない猫のショアジギングがライトすぎるだけって話だと思うのですにゃぁ。

 基本的に20~30gをメインにしていることが多くて、何なら10gの豆マキマキを扱うこともあるレベルのショアジギングが好みです。

 ガッツリ大きなシルエットで攻めたいときだけマキマキバイブの40gを使用する(それでも上限40g)というスタイルなので、普通のショアジギをしている方にタックルを借りることが困難なことが多いです、苦笑。

 ただ単純に釣れない猫の釣りスタイルがライトなショアジギングってだけで、こうじゃないと岸和田一文字が攻略できないっというわけではまったくありません、好き嫌いの問題ですにゃー。

釣り人よりもドラグ音に敏感な人種がいた

 あと、実際の釣りとはまったく関係ないお話になるのですが・・・

 すでに朝の9時を回り、状況的にショアジギでは厳しい時間帯に差し掛かった頃、黙々とキャストを繰り返していたのです。

 そんな静かなタイミングで、キャスト時にリールのベールが返ってしまい、ドラグがジジィーッっと鳴り、目前の海面にボチャンっ!!っとマキマキを叩きつけるという失態をした瞬間・・・。

ドラグ音に対するカメラマンさんの反応が神がかっている

 ドラグの音に反応したカメラマンさんのカメラを構える速度感がハンパなかった、笑。

 釣り人たちもドラグの音に弱いのは皆さんも体感的に分かっていると思うのですが、ドラグ音に最強に敏感なのはカメラマンさんだということを知りました、笑。

 釣り人が鳴らすドラグ音に誰よりも速く反応してカメラを構える姿・・・これがプロですにゃ・・・。

まとめと御礼:この日の取材は最高に楽しかったにゃ!

 っと、まぁ、5時~10時までの5時間の取材でしたが、とても濃密な5時間でして、本当にあっという間に過ぎていきましたにゃ。

 釣果にも恵まれ、楽しく過ごせたのは、定休日にも関わらず出船してくれた岸和田渡船の児玉船長、ジャックアイシリーズでお世話になっているハヤブサさん、当日に青物の群れを連れてきてくださった橋本さん&カメラマンさんのおかげでございました。

岸和田渡船様、株式会社ハヤブサ様、お礼申し上げます

 この記事(と動画)が公開されるのは2022年11月下旬くらいになるので、岸和田一文字のショアジギシーズンとしては終盤近くではありますが、岸和田渡船さんもハヤブサさんにもまだまだお世話になりまくる予定にしておりますので、覚悟していて欲しいですにゃー!!

当日使ったジャックアイシリーズはこちら

ジャックアイマキマキサゴシスペシャル30g

 今年の岸和田一文字では、ピンク系統のカラーが強いと感じているので、この日もファーストチョイスでサゴシスペシャルのケイムラピンクキャンディから始めました。

 予想通りに的中したのかはよく分かりませんが、これでハマチ×2とサゴシ×1(タモ入れミスでバラし)という結果でしたにゃ。

 サゴシ・サワラも回遊しているので、ちょうど良い選択だったのかにゃーっと思っています。

サイズ:30g、40g カラー:4色
希望小売価格:1000円 対象魚:青物全般OK

ジャックアイマキマキ40g

 こちらのジャックアイマキマキ40gのケイムラピンキーセクシーは橋本さんがフォールでメジロをゲットしたやつになりますにゃ。

 サゴシスペシャルのケイムラピンクキャンディよりは控えめのピンクですが、こちらもよく当たってるカラーだと思います。

 橋本さんは流血シルバーとか、他のカラーも使っておられましたが、メジロをゲットしたカラーはやっぱりピンクでしたにゃー。

サイズ:20g、30g、40g、60g カラー:11色
希望小売価格:900~1000円 対象魚:青物全般OK

ジャックアイマキマキバイブ40g

 ライトショアジギ中心の我輩のロッドで扱える範囲で一番大きく、より目立たせることができるアイテムがジャックアイマキマキバイブ40gですにゃ。

 マキマキバイブのラインナップとしては60gもあって、より大きく、より遠投をしたい方は60gがオススメですにゃー。

 動画を見た方は分かるかと思いますが、一瞬掛かった気がしたのですけれども、フッキングが甘かったのか、掛かりどころが悪かったのか、油断していたせいかでゲットならずだったのはこのマキマキバイブだったのですにゃ、残念。

サイズ:40g、60g カラー:7色
希望小売価格:1200~1300円 対象魚:青物全般OK

ジャックアイエース30g

 撮影当日は残念ながら不発に終わってしまったエースでしたけれども、横風が強くてキャストがしにくい時間帯ではエースを使ってシャクっておりましたにゃ。

 あと、マキマキやマキマキバイブの横の動きでは釣り切れなくなってきたら、縦の動きを入れるためにエースを使ってシャクるっという流れが鉄板パターンかなと思います。

 マキマキをシャクっても悪くはないのですけれども、ワンピッチジャークで攻めたいときはエースが使い勝手が良いですにゃ。

サイズ:20g、30g、40g、60g カラー:9色
希望小売価格:800~900円 対象魚:青物全般OK

最後にちょっと自己紹介

 ここまで読んでくれた奇特な方は、もしかするとすでに我輩のことをご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、当然お前誰よ!?的な方もいらっしゃると思いますので、最後に自己紹介しときますにゃ。

 本業は釣り猫、副業として医療に従事するもので、三度の飯よりも釣りが好きでございます。

 ハヤブサさんのショアジギング用のジグ、ジャックアイシリーズの製品モニターに参加させてもらったり、Non Modoさんところの釣り用グローブプライヤーのテスターをさせてもらっている単なる釣りバカ猫ですにゃ。

ジャックアイシリーズの製品モニター

ジャックアイマキマキで釣れないときに読むサイト

岸和田一文字で釣れないときに読むサイト

 こんな感じのジャックアイの製品紹介とかしたり、岸和田渡船さん監修の岸和田一文字で釣れないときに読むサイトなんかを執筆したりしていますにゃ。

 釣り具メーカーさん、釣具屋さん、渡船屋さんなど、紹介記事などのご依頼がありましたら、ツイッターでもインスタでも当サイト経由でも構いませんので、DMお待ちしておりますにゃ♪

最後の最後に

 もしよろしければですけれども、この記事をリツイートするとか、ハヤブサ公式チャンネルへのチャンネル登録などしていただければ、とても嬉しい限りですにゃー。

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