2022/2/28に加筆修正しました。

誘い出しで釣れないときに見直したいポイント

 周りも釣れてないなら『今日は潮が悪い!』で片付くことも多いですが、周りが釣れてて自分だけが釣れていないときが一番焦りますよね・・・。

 もし、そういう状況になってしまったときに、現地でできる見直したいポイントをいくつか紹介したいと思います。

キャスト数を増やしてみよう

 個人的に釣れている人と釣れていない人とで一番大きく違うと感じるのがこれで、よく釣る人はとにかくキャスト回数が多いんですよね。

 フラーっとキャビンから出てきて、ちょっとやって釣ってしまうような方もいるんですけど、やっぱり釣果の多さ=キャストの多さであることは正しいと思います。

誘い出しはキャストを繰り返してヒット率を上げよう

とにかくルアーをしっかりと海中に!

 当たり前の話ですが、ルアーが海の中にないとブリやヒラマサが釣れる可能性はゼロになります、なので、ルアーをキャストしないと始まらないのです。

 今は釣れないからといって休憩していると、どんどん魚との接触点が減っていくのです(炎天下の釣りでは休憩も大事ですけどね)。

魚とルアーの接触時間を増やす=キャスト回数

 ただし、キャスト回数が多かったとしても、ルアーがきちんとアクションしていないとなると、結局ヒット確率を下げてしまいます。

 誘い出しあるあるとしては、釣れているタイミングで焦ってアクションを入れようとするあまり、ルアーが変な動きをしてしまうことです。

 特にトップ系のルアーではラインが海水に馴染んでからアクションをしないとエラーアクションを起こしやすいものがあるので、ルアー着水後に一度落ち着いてからアクションを入れたいところです。

誘い出しのルアーアクションでエラーを起こす代表例

 ↑アクションエラーを起こしやすい一例です。

ラインは楽々結べるようになっておきたい

 誘い出しはデイゲームが基本なので、そこまでライントラブルが起こるわけではないと思いますが、青物にラインを切られたり、お隣さんが青物を掛けたタイミングでオマツリしてしまうようなことはあるかもしれません。

 こういうタイミングでのトラブルは釣れている絶好の時間を失うということに直結するので、このロスはかなりもったいないのです。

ラインは軽々結べるようになっておきたい

 家ではゆっくりラインシステムを作ることができても、船が揺れていたり、風が強かったり、しかも釣れているタイミングだといつもよりも焦ってしまいラインシステムがうまく組めなくなるっていうケースは多いはずです。

 とはいえ、ラインを適当に組んで、次に魚が掛かったときすっぽ抜けー!なんて全然笑えませんから、しっかりできる結び方(ノット)を1つは覚えておきたいところです。

 どうしてもうまくできないという方は、ノットのためのアイテムもいくつかあるのでそれに甘えるのが正解だと思います。

そのルアーが青物に見切られている可能性

 青物にルアーを見切られているようでは、何度ルアーをキャストしてもなかなか食ってはもらえません。

 ルアーを見切られている場合の対策をいくつか紹介したいと思います。

ルアーを引く速度を釣れている人に合わせてみる

 個人的に一番多いんじゃない??と思っているのがこのルアーの引き速度問題で、基本的には釣れている人の真似をすることが正解です。

 周りに釣れている人がまだいない状況であれば、とりあえず今の引き速度より少し速めにしてみることをオススメします。

 特に他のルアーゲーム経験者さんに多いと感じるのですが、ルアーの引き速度が遅いことで青物に見切られてしまっているケースです。

誘い出しは釣れてる人の巻き速度を真似しよう

 青物はめちゃくちゃ速く泳ぐので、ルアー回収しようと思ってガン巻きしているような速度感でも余裕で食ってきます。

 釣り人側がどれだけルアーを速く引いたとしても、青物にとっては全然余裕の速度なので、基本は速巻きでOKだと思います。

 もちろん、その日のパターンがゆっくりということもあるので、まずは釣れている人の巻き速度をチェックして真似してみることが近道だと思います。

ルアーが合っていない

 ルアーが合っていないというのには2種類あります。

  • ルアーサイズが合っていない
  • ルアーカラーが合っていない

 『合っていない=絶対に釣れない』ということではありませんが、その日、そのタイミングで食っているベイトのサイズやカラーに合っている方がアタリが増えることが多いです。

誘い出しは釣れてる人のルアーを真似しよう

 カラーが違えば食ってこないというケースもありますし、食っているベイトが偏っている時期であれば、そのサイズもマッチしていないとチェイスすらないということもあります。

 釣れている人がいればそのカラーを真似る、サイズを聞いてみるなど、釣れている人の真似が一番手っ取り早いと思います。

 なので、そもそも釣りに行くよりも前に、船長に釣れ筋のルアーカラーを聞いておくのが一番正解だと思います。

 ただ、判断が難しいケースがあるのですが、一種類のベイトが大量にいるような状況ではベイトに埋もれない目立つカラーやサイズが良いようなこともあります。

 大量のイワシの中にイワシカラーのルアーがあっても青物に気付かれないってこともあるので、全く違うカラー・サイズを選択することが正解というケースも頭の片隅に入れておくと良いことあるかもしれません。

飛距離も出せるなら出しておく方がお得

 これは誘い出しに限った話ではなく、ルアーゲーム全般的にそうだと思うのですが、ターゲットに対してルアーをアピールできる時間や距離が長くとれるので飛距離は出せる方がお得です。

 縦に誘うジギングや鯛ラバ、根魚なんかではちょっと話が違ってきますけどね。

ワンランク重いルアーを使おう

 キャストの上手下手の話もありますが、なんだかんだ言っても重いルアーの方がよく飛ぶに決まっています。

 船長の指示のルアーを揃えていくのは当然として、それよりもワンランク重いルアーがあるなら、それを使うのも手段の1つです。

重いルアーは飛距離を出しやすいので使うのも1つの手段

 誘い出しというとトップウォータープラグとか、シンキングペンシル、ミノー辺りを想像してしまいますが、鉄板系バイブレーションや、巻き系ジグを用意しておくだけでダントツの飛距離で攻めることができるようになります。

 他の人に届かないポイントを攻めることができる、または他の人より先に新鮮なポイントを攻めることができるので有利になれますよって話です。

色々なキャスティングをできるようにしておきたい

 誘い出しは釣り座の位置でキャスティングのしやすさが変わるので、思うようにキャストできない状況になることもあります(特に大きめの船の場合)。

アンダーハンドでもキャストできるようになっておきたい

 船の舳先(ミヨシ)で釣りが釣りができるならキャスティングもしやすいかもしれませんが、船腹(横の部分)やトモ(船の後方)であれば、船体があったり、他の釣り客がいるため思うようにキャスティングができないことも多くなります。

 そういう状況でも、アンダーキャストでできるだけ遠くにキャストできるようになっておくことが大事ですね。

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