鯛ラバにこだわるのももちろん悪くはないのですが、マダイを釣るという点で考えれば一つテンヤという釣りも選択肢の一つです。

 このページではその一つテンヤについて解説したいと思います。

2019/07/25に加筆修正しました。

一つテンヤはスピニングのエサ釣り

 一つテンヤを一言でいうなれば、スピニングリールでのエサ釣りですね。

 鯛ラバより繊細な釣りになりますので、比較的浅場がメインになる釣りで、潮流が速い状況や、深場での釣りには適していない釣りになります。

ひとつテンヤもオススメ

 鯛ラバのような仕掛け(テンヤ)に大型のエビを付けてリフト&フォールで誘う釣りになります。

 一つテンヤは地域によって異なる部分もあり、全国的に全く同じ釣りではないところもあるので、面白いですね。

一つテンヤと鯛ラバはかなり似ている

 一つテンヤの釣りと鯛ラバの釣りは比較的似ている部分もある釣りです。

 似ている点としては、ジグヘッドのようなものを上げ下げして釣るというところと、マダイをメインにしている釣りではあるものの、外道も多く釣れるという点ですね。

ひとつテンヤと鯛ラバは似ている

 ファイトの部分も似ているところがあり、ドラグを信じてポンピングをせずにひたすら巻き取り続けるという点ですね。

 一つテンヤもジグヘッドの釣りなので、ポンピングはバラしの原因になりやすいのです。

鯛ラバとの違いはステイと即掛け

 とはいえ、違う部分も当然あります。

 大きく違う点は鯛ラバとは違い餌を使う釣りなので、食わせの間を作ることが可能なので、誘いの中にステイというものがあります。

 マダイに餌をしっかりとみせて食わせるのですね。

ひとつテンヤは止めて食わせることができる

 また、アタリが合ったら即アワセをするところも鯛ラバとは異なるポイントですね。

 アタリがある=餌を食っているということなので、フッキングをしに行けるので、即アワセが基本となっています。

 また、即アワセをするために糸ふけを高速回収したいこともあり、ハイギアリールの方がオススメされていることも大きな違いですかね。

一つテンヤでマダイを釣るためのコツ

 一つテンヤでマダイを釣るためのコツはたくさんあるのですが、鯛ラバをメインでやっていた人が陥りがちな失敗ポイントを紹介したいと思います。

 それはエサを使うという点であり、ここを勘違いしている人が結構多いのです。

鯛ラバとひとつテンヤが異なる点

エサはしっかりまっすぐつける

 エサなんだから付けとけば食うでしょ!?っと思っている方が意外と多いのですが、エサの付け方が下手だと海中で回転フォールしたりして、マダイに違和感を与えてしまいます。

 釣れる確率が下がってしまうので、一つテンヤのエサはしっかりまっすぐ付けるようにしましょう。

一流しごとにエサをチェックしよう

 鯛ラバと違い、エサはアタリが一度でもあれば齧られていたり、そもそも外れて無くなっていたりしますので、一流しごとにチェックしましょう。

 エサが付いていないのにひたすら粘っていたらさすがに釣れませんからね・・・苦笑。

アワセミスっても少し粘ろう

 ここが鯛ラバと大きく違う点でもあります。

 アワセをミスったとしても、エサがハリに残っていれば追い食いしてくることも多いので、一気に回収せずにひとまず漂わせて食わせの間を作ってみるともう1バイト狙えるかも!?です。

このページのまとめ

 鯛ラバにこだわるのも悪くはありませんが、マダイを釣りたいという話なら一つテンヤも選択肢の一つだと思います。

 鯛ラバと一つテンヤは近い部分もありますが、即アワセが必要だったりと決定的に異なる部分もあるので、面白いです。

 キャスティング鯛ラバのスピニングタックルがあるならそれで対応することもできますので、お試しあれ!!

 注意が必要な点としましては、どっちつかずで釣りをしていると、どっちも中途半端に釣れない状態になるかもしれません、苦笑。

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