2019/07/02に加筆修正しました。
鯛ラバの基本のタナは底付近
鯛ラバの基本のタナは底付近であることが多いです。
船長からは底から何メートルとか、底から何巻きくらい、という感じで指示が出ることが多いですね。
延々と鯛ラバを巻き続けていても、底から離れれば離れるほどマダイが釣れる確率が下がるともいえるのです。
釣れてる人はマダイのいる層にしっかりと鯛ラバを送り込めていて、逆に釣れない人ほどマダイのいない層に鯛ラバを送り込んでいるというわけです。
夏場はマダイが散っていることが多く、中層を攻める機会もあるかと思いますが、そういう時期以外は基本、底なので、あまり上まで巻く意味はないのです。
PEラインの太さがタナ取りに影響を与える
PEラインが太ければ太いほど、潮流の影響を強く受け、細ければ細いほど潮流の影響を受けにくいということです。
で、潮流の影響を受ければ受けるほど流されやすくなりますので、出たラインの量=水深というわけではなくなるのです。
ラインが斜めに出れば出るほど、リールで巻いた量=鯛ラバが浮上した高さではなくなるので、底から何メートルの釣りがしっかりできなくなるケースがあります。
斜めに巻いているときほど、巻き回数を多くしないとしっかりとタナすべてを探ることができないことがあるのです。
しかも、流されれば流されるほどラインにかかる潮流は多くなるのでどんどん距離感がつかみにくくなるので、感覚がわからないうちは一度巻き上げて再投入した方が良いかもしれません。
自分のリールの巻取長を把握しておこう
これだけは絶対に覚えてから鯛ラバに行くようにしてください。
1巻き50cmのリールと、1巻き70cmのリールとでは、同じタナに到達するまでのリールの巻き回数が異なるからです。
底から20mまでがアタリのタナだとすると、1巻き50cmのリールだと40巻きが範囲内となり、1巻き70cmのリールだと28巻きが範囲内というわけです。
1巻き70cmのリールの場合、40巻き以上をする必要がないので、それ以上を巻くと時間のロスになるということです。
ただし、鯛ラバがどのくらい流されたかによって、巻き数は変わってきますので、単純に巻き取ったラインの量=攻めたタナの高さではないのでご注意くださいませ。
初心者さんにはカウンター付きリールがオススメ
タナの感覚が分かりにくいという方は、ぜひともカウンター付きのリールを使ってもらいたいです。
私自身、最初に買ったのは普通のリールでしたが、2台目はカウンター付きのリール(ダイワ 紅牙IC)を買いました。
控えめに言って、めちゃくちゃ楽ですwww
ラインがどのくらい出ているのかがわかりますし、どこまで巻き取ったのかもわかります、巻きの速度感も数値で表されますので、釣れた時の速度を再現しやすいので、めちゃくちゃ釣りやすくなるのです。
確かにダサい!的な感覚は分かるのですが、それでもやっぱり釣れる方が私は性に合ってますね、なんと言われようと釣ったもの勝ちですよw
ダイワ 紅牙IC
私が買ったのはダイワ紅牙ICの左巻きモデルでした。
今のところダイワさんのモデルはフォール速度をコントロールする機能が付いていないので、フォールコントロールまでしたいと思う方はシマノの炎月CTですね。
このページのまとめ
鯛ラバで釣れない人はタナを外している可能性があるので、まずはしっかりとマダイのいるタナに鯛ラバを送り込みたいですね。
鯛のタナは基本的に底付近で、ラインの太さを変えたときは底取りをしっかり行い、タナを外さないようにしたいところです。
また、自分が使っているリールの巻取長はきっちり把握しておき、初心者さんはカウンター付きリールを使うなど、文明の利器に頼るのも良いですよ。