2019/07/11に加筆修正しました。

1.0号や0.6号がオススメできない理由は潮の影響

 鯛ラバは縦の釣りと考えるのが基本中の基本ですが、実際は潮の影響や船の影響を受けてある程度斜めの釣りになっています。

 まっすぐ釣りをしているつもりでもどうやっても斜めになるという話です。

 正直、初心者さん(違いを比べられない人)や、いつも1.0号を使っているので気にならないという人は問題ないですが、もしラインの流れが気になるという方は一度チェックしてみてほしいです。

ラインの鯛ラバの太さの違い

1.0号がオススメできない理由

 その日の潮の状況なんかにもよりますが、1.0号のラインだと潮の影響を受けすぎるので思った以上に斜めに釣りをすることになってしまいます。

 もちろん、ドテラ(船を流す)の釣りではその方が良い場合もありますが、あまり流されすぎるとラインが出すぎるため、アタリがとりにくいなど悪影響も出てきます。

 たったの0.2号の違いですが、鯛ラバの専門雑誌なんかを見てると1.0号はちょっと太いという意見が目立ちますね。

0.6号がオススメできない理由

 今度はその逆のパターンですね、0.6号だとあまりにも潮の影響を受けなさ過ぎて斜めに釣りになりにくいというところです。

 こちらに関してはそれを大きなメリットとしてとらえることも可能ですし、一つテンヤなんかではこの太さをオススメされているケースもあるので、完全にオススメできないということはありませんが、もし、他の人よりも鯛ラバが釣れないと感じているのであれば、一度ラインの太さにこだわってみるのも良いかと思います。

鯛ラバのプロはPEライン0.8号で組み立てている

 上の項目でも触れましたが、鯛ラバの専門雑誌や釣りのテレビ番組を見ていると、0.8号を基本に組み立てられていることが多いですね。

 この太さを常に変えずにいることで、潮の影響や船の流れ、鯛ラバのウエイトを変えることですべての状況に対応していこうということです。

鯛ラバのプロはPE0.8号

 ラインの太さがコロコロ変わると、潮の状況が変わった場合に対応することがより大変になりますからね^^;

 ラインは0.8号に固定し、それ以外で対応していく方が考える部分が少なくて良いですね。

ベストラインシステムはPE0.8号リーダー12lb

 ラインシステムのベストチョイスとされているのは、PE0.8号のリーダーラインが12lbというのが一般的です。

 もちろん、1.0号じゃないと!とか、いやいや、0.6号じゃないと!っという意見があるのも分かりますが、基本の話です。

鯛ラバのリーダーラインは12lb

掛け鯛ラバはももう少し太い

 ここで紹介したのはあくまでも基本の鯛ラバの場合です、掛け鯛ラバの場合はもう少し太いラインシステムであることが多いです。

 掛け鯛ラバの場合はPE1.0~1.2号のリーダーラインが12~16lbと書かれていることが多いです。

 掛け鯛ラバは、こちらからフッキングしにいく釣りなのでラインに負担がかかりやすいところもあるため、一回り太いラインにしておくことが基本なのです。

多く巻いておくか、換えのラインストックを持とう

 あまり船釣りをしない人だとピンとこないかもしれませんが、ラインは多く用意しておくことが基本です。

 水深80mくらいだと200mも巻いておけば十分と思っているかもしれませんが、ドテラ流しだと150mくらいラインを出すケースもあります。

 何もなければ問題ないのですが、PEラインが高切れしてしまうと一気に足りなくなってしまいます。

ラインはたくさん用意したい

 船内販売している船もありますが、そうではない場合や売り切れになった場合、全く釣りにならなくなるので、ラインは必ず多くストックしておきたいですね。

このページのまとめ

 鯛ラバのラインシステムの基本は0.8号のリーダーライン12lbがベストです。

 すでに鯛ラバを違う太さでガンガンやっている人はそのままでOKですが、初心者さんや釣れてないと感じている方は一度このラインシステムにしてみることをオススメします。

 ただし、掛け鯛ラバの場合はもう少し太めのラインシステムにしておくことをお忘れなく。

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