2019/07/04に加筆修正しました。
鯛ラバの基本は即アワセ禁物!
鯛ラバの基本は即アワセは禁物です。アワセにいくような鯛ラバも一部存在しますが、基本は即アワセはNGです。
これは想像ですが、アタリが出たとしてもほとんどの場合でネクタイを噛んでいるので、アワセを入れたとしてもすっぽ抜けることになります。
アワセを入れるタイミングとしては、マダイが完全に鯛ラバを持って行ったと感じてからです。
コツコツ、ガツガツという状態ではなく、ロッドがグイーンっと曲がり切ってから竿を軽く立てるような感じでアワセればOKです。
大半の鯛ラバは乗せ鯛ラバです
釣りを大きく分けると、乗せの釣りと掛けの釣りがあってそれに応じたロッドが開発されているのですが、鯛ラバロッドは乗せ重視のロッドがほとんどです。
掛けの釣りの場合、魚が食った瞬間にアワセを入れられるように硬めに張りがあるロッドになっていて、逆に乗せの釣りは魚が食ったとしても違和感を感じにくくなるように柔い設計のロッドになっているのです。
つまり、よほどの高活性でない限り、鯛ラバを一気に食い込むようなことがないということであり、乗せ重視の釣りというわけです。
コツコツ、ガツガツが続くように穂先が繊細になっているので、ここはアワセずしっかり我慢してアタリを楽しんでください。
掛け鯛ラバというジャンルもあります
乗せの鯛ラバではなく、掛け鯛ラバというジャンルももちろんあります。こちらはよりゲーム性が高く釣り上級者にオススメです。
ただ、掛け鯛ラバの専用ロッドが欲しいところで、乗せ重視のロッドでは掛けにいきにくい部分が出てきます。
掛け鯛ラバの釣り方
基本的な動作は同じで、等速巻きを基本としていますが、アタリがあると鯛ラバの速度を落とすなどして大きなアタリが出るように仕向けます。
大きなゴンという辺りが出れば、そのタイミングで大きく強くアワセます。
もちろん、小さなアタリでも掛けにいくこともありますが、この辺りはその日の活性やタイミングなど、試行錯誤で見つけると良いかもしれません。
ただし、掛け鯛ラバが成立する条件があって、
- 活性が高い日(時間帯)であること
- 水深が50mより浅い
- 潮が速すぎない
- 掛け用鯛ラバロッドを持っている
この4つの条件は絶対必要と思います。
ダイワ 紅牙 EX AGS K67HB-SMT
ダイワさんの鯛ラバシリーズの紅牙でいえば、こちらのモデルが掛け鯛ラバ専用モデルとなっています。
TYPE-Kと称されており、掛け鯛ラバが成立するようにシャープに設計されたモデルです。
専用ロッドがないと、掛けに行ったとしても乗り重視の柔い鯛ラバロッドではしっかりフッキングしないことが多く、余計にバラシを増やすだけなので、掛け鯛ラバをしたい方は専用ロッドを用意すべきですね。
巻きアワセを基本にするとバラシにくい
上で紹介した掛け鯛ラバはちょっと別物として置いておいて、乗せ重視の鯛ラバは巻きアワセを基本としておけば失敗しにくいかと思います。
ある程度、ドラグをゆるゆるにしておいて、アタリが出ようが、掛かろうが基本的に何もせずに巻き続けるというのが初心者にはオススメです。
変にアワセにいって外したり、あわせすぎでロッドで角度にをつけすぎてバラしてしまうようなことがないからですね。
また、ファイトの話にはなりますが、ポンピング(竿でタメを作ってからリールを巻き取る動作)はNGです。
ラインが出ようが何をしようが、一定の速度で巻き続けることがバラシにくいので、初心者にはオススメです。
このページのまとめ
とにかく鯛ラバはアワセも含め、初心者のうちは何もせずに巻き続けることがオススメということが分かってもらえたかと思います。
- 鯛ラバの基本は即アワセ禁物
- アタリがあっても巻き続ける
- アワセは竿がググーっと引き込まれてから
- 掛け鯛ラバもあるが、初心者向けではない
- ドラグを緩め、掛かってからも巻き続けるのもオススメ
とにかくドラグを緩めた設定にしておき、黙って巻き続ければ、その内マダイをゲットできるというところだと思います。
即アワセも含め、アワセにいくほうが釣れなくなる確率が上がってしまうという不思議な釣りですね。