2019/07/13に加筆修正しました。

鯛ラバって小魚(ベイト)?甲殻類?タコ?イカ?

 鯛ラバは元々漁具としての歴史があるものを釣り道具として進化させたものになります。

 なので、ルアーやワームのようにパッと見て分かるようなものではなく、小魚のような、甲殻類のような、タコのような、イカのようなタックルということができますね。

鯛ラバは何を模しているの?

 その地域やシーズンによって、鯛ラバの形状やカラーリングを変えることで、特定のパターンを模することはできますが、鯛ラバ=何?っと問われるとよく分からないってのが実情じゃないかなと思います。

マダイの食性から鯛ラバを考えるとさらに分からなくなる

 マダイの食性を考えてみると、鯛ラバが何を模しているのかはさらによく分からなくなります、笑。

 マダイはアミエビなどの甲殻類をはじめとし、カニやエビ、イワシなどの小魚やイカ、ゴカイなどの虫エサ、海藻なんかも食べる雑食性の魚でございます。

マダイは何でも食べる

 なので、季節によってマダイが食べているものが変わるので、鯛ラバが何を模しているかというよりは、鯛ラバをマダイにどう見せたいかという方が大事なのかもしれませんね。

 鯛ラバをイワシに見せたいか、甲殻類に見せたいか、で狙う水深なんかも変えられるのかな?みたいな想像力が働きますね。

鯛ラバが動かないと食ってこない

 結局のところ、鯛ラバをどう見ているかは分からない部分が多いのですが、確実に言えることは鯛ラバが動かないと食ってこないことです。

 潮がたるかったりしても釣れませんし、アタリがあったからと言って鯛ラバの動きを止めてしまうとこれまた釣れませんので、鯛ラバをどう見せるかよりも、どう動かすかの方が大事なのかもしれません。

鯛ラバは止まるとダメ

潮が動かないときは?

 潮が動かないときやたるいときは、キャスティング鯛ラバやドテラでの鯛ラバが強いことが多いですね。

 縦に誘うこと(正確にはやや斜め)がメインになる鯛ラバですが、キャスティングをしてより斜めに引くことで動きを作り出し、短い誘いのタナをより長く誘うことができるのです。

鯛ラバをよりベイトに見せる方法もある

 鯛ラバでもイワシパターンなどが有名で、鯛ラバをよりベイト(イワシ)っぽく見せる方法があります。

 それはワームを搭載してフラッシング効果を出していく形です。

鯛ラバをワームでよりベイトに見せる

 鯛ラバの専門ワームはいくつか販売されていますが、イワシパターンに近づけるなあフラッシュJがオススメですね。

フラッシュJ

 鯛ラバをよりイワシに見せるならこちらのフラッシュJがオススメですね。

 私も持ってますし、イワシが入ってくる5月前後の鯛ラバでは使っております。

中井ノレソレ

 さらに小さな魚(アナゴの稚魚ののれそれ)を模するなら、中井ノレソレとかもオススメですね。

 実物を使ってみてもらえれば一目瞭然だと思いますが、これ、めっちゃ効くんですよね。

このページのまとめ

 結論からいえば、鯛ラバが何なのかは大昔に漁具を作った漁師さんにでも聞かないとわかりませんです、苦笑。

 なので、鯛ラバがどう見られているを考えるよりも『マダイにどう見せたいか?』の方が重要なんじゃないかと思います。

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