2019/07/23に加筆修正しました。
大鯛狙いなら早巻きを標準にしたい
大鯛は他の鯛と比べて遊泳力が強いと言われており、大鯛狙いなら早巻きが有効と言われています。いや、有効というよりは小さなマダイが食ってこなくなるというのが正しいかもしれません。
実際に潮の流れが強い・複雑なポイントでも、大鯛ならガツンと食ってくるようなことがありますからね。
早巻きとはいっても、ある程度釣れている条件の範囲内での早巻きが有効というだけなので、まずはその日、普通に釣れる速度感を見つけることが大事です。
その速度の中でも、早めがオススメということなので、いつも同じ速度とは限らないのが鯛ラバの面白いところですね。
具体的には1秒に1メートルの速度感
具体的にどのくらいの速度感かというと1秒に1メートルくらいの速度だと言われています。
もちろん、その日のマダイのコンディションなんかにもよるのでいつもこの速度というわけではありません。
ただ、目安として考えるならこの速度感だというだけの話です。
で、それってどのくらい??っと思うかもしれませんが、これは自分のリールでやってみると良いかなと思います。
PEラインのカラーをチェックしながら10mを10秒で巻き取ってみると体感できると思います。
自分のリールだとどのくらいかを把握しよう
上の項目で1秒に1メートルと書きましたが、自分のリールの巻き取り長とそのリズム感だけは絶対に把握しておきたいところです。
釣りに行かなくても時計とリールがあれば家でも練習できますので、イメトレしておくと良いですよ(家で練習とかかなりの釣りバカですがw)。
自分のリールのギア比、現在のラインストックの量、ラインのそもそもの太さにも多少左右されますが、ローギアリールで50cm前後、ハイギアリールで70cm前後であるモデルが多いです。
数字的な考え方だとローギアリールで1秒間に2回転というのが一番わかりやすいのかもしれませんが、実際にリールを巻いてみたリズム感というものがあるので、ハイギアリールの方がリズムが取りやすいということがあるかもしれません。
この辺りは絶対に自分のリールだとどのくらいなのかを把握するために実際にやって把握しておくべきですね^^
また、カウンター付きのリールだと速度感が数値で表示されますので、それを意識するだけなので練習もいりません、オススメです。
ダイワ 紅牙IC
私が買ったのはダイワ紅牙ICの左巻きモデルでした。
今のところダイワさんのモデルはフォール速度をコントロールする機能が付いていないので、フォールコントロールまでしたいと思う方はシマノの炎月CTですね。
シマノ 炎月 CT
巻き速度を計測して、等速巻きを数値化できるリールだけでなく、最近は等速フォールができるような鯛ラバ専用モデルのリールが出てきました。
ハイギアモデルとローギアモデルがありますが、初心者さんにはローギアのPGモデルがおすすめです。
タチウオジギングと併用しようと思っている方はハイギアモデルのHGが良いかもしれませんね。
イワシの群れがあれば中層も狙いたい
大鯛狙いでもう一つ気を付けたいポイントが、ベイト(イワシなど)の群れの存在です。
大鯛は良いエサを食べている傾向があり、特に春後半から秋口手前まではイワシの群れを意識していることが多いです。
こういう時期になってくると、底付近ばかり狙っているのは少し勿体ないことにもなります。
ベイトを追いかけて中層付近にマダイが上がっていることも多いので、それを狙いたいですね。
中層を釣る鯛ラバは意外と難しい
中層を狙う釣りでは、上から〇mがタナ!っという指示が出るのですが、それが案外と把握しにくく難しいです。
30mと言われて30m分のラインを出しているだけでは到底タナに到達しているとは言えないからですね。
その日の潮の速さで鯛ラバが流される距離も変わりますし、船が流れる速さも変わりますので、余計に10m出せば良いのか、もう少し必要なのかなどが腕の見せ所なのです。
しかも一度巻き上げてからの再度落とし込んだときは、さらに何mラインを出せばその棚に到達するのかがドンドン分からなくなっていくのです。
一度完全に巻き取ってから再投入する方が正確で釣りやすいこともあるので、この辺りは試行錯誤していってみてください。
このページのまとめ
大鯛を狙って釣るには早巻きをマスターしておきたいです。
一般的に1秒間に1メートルが目安ですが、その日のマダイのコンディションによっても変わってくるのでその日のパターンを探っていくしかないですね。
自分のリールで1秒間に1メートルはどのくらいの速度感で巻けばいいのかを体感しておくことが大事です。
また、中層のイワシについた大鯛を狙うのも手段の1つですが、中層を釣るのは意外と難しいので初心者さんにはあまりオススメしないです。