2019/09/03に加筆修正しました。

鯛ラバで釣れないのは〇〇を外しているから

 鯛ラバで釣れないときの理由は、だいたいこの『4つを外している』ことが多いです。

  • タナを外しているから
  • 巻き速度を外しているから
  • アワセを外しているから
  • 自分でフックを外しにいってるから

 まずはこの4つの点をしっかりチェックして、矯正してから鯛ラバに再チャレンジすると良いことが起こると思います。

タナを外しているから

 これは別に鯛ラバに限った話ではなく、エサでのマダイ釣りでも同じです。

 マダイはタナに敏感なので、少しでも外してしまうと食ってこなくなるのです。

 ダイワの公式サイト(フィッシュワールド)のマダイのページでも解説されていますが、砂地だと底スレスレ、岩礁帯では根の中腹に潜む習性があり、エサ釣りですらタナを1メートルでも外すと喰わないと言われてるので、エサでもない鯛ラバで釣れないことになるのは当然といえば当然なんです。

鯛ラバのタナが重要な話

 鯛ラバを釣れる!!にするためには、船長の指示ダナをしっかり聞いて、そのタナをしっかり攻めることが大事なのです。

 とはいえ、この考え方がそもそも釣れない原因につながるということも知っておいてください。

出したラインの量=水深ではない

 どんな釣りでもそうですが、50mもラインを出せば、潮流の影響で数メートルのズレは絶対に発生するのです。

 PEラインについているラインマーカーで水深を把握できていると思っていても、出したラインの量=水深ではありませんので注意というわけです。

タイラバの指示タナと狙いのズレはこうして起こる

 船長の指示が底から20mだったとして、自分のリールで20m巻き取ったとしても、鯛ラバがまっすぐ上に上がっているのであれば20mになりますが、斜めに巻き取ることになるので20m以上巻き取らないと縦に20mは探れません。

 自分が正しくタナ取りできていると思っていても、釣れないならタナを外している可能性を考え、鯛ラバを重くして糸ふけが出にくくする、指示ダナより多めに巻くつもりで釣りをするなど、多少の工夫が必要です。

巻き速度を外しているから

 巻き速度を外していることが原因で釣れないという現象も起こります。

 釣れないときは周りの人の真似をしろとよく言われるのですが、見た目的に隣の人と同じ速度にしているつもりでも、リールの番数が異なれば同じ巻き速度になりませんし、鯛ラバのウエイトが違えばこれまた同じにはならないですよね。

リールが違えば巻き量が変わる

 落として巻くだけ、初心者にも簡単な鯛ラバですが、こういう細かなポイントで難しさや奥深さが出てくるのです。

 体感的にこの速度が分かりにくければ、電動鯛ラバやカウンター付きのリールを用意してみるのもオススメです。

 その日の鯛ラバのパターンがきっちり数字となってあらわれてきますので、より再現性を高くすることが可能です(ちなみに私はカウンター付き紅牙IC使いです)。

アワセを外しているから

 アタリはあるけど、なかなかフッキングができなくて釣れない・・・っていうケースのほとんどは、即アワセしてしまっているものだと思います。

 鯛ラバのアワセはほかの釣りと比べるとかなり我慢が必要なもので、ロッドが穂先が水面につくくらいに絞り込まれてからググーっとあわせるくらいでちょうどいいのです。

鯛ラバの前アタリと本アタリ

 その理由として鯛ラバでは前アタリという考え方があり、鯛ラバのスカートをかじっているような状態があるからです。

 要はハリの部分を食ってるわけではなく、スカートにじゃれ付いている状態なので、アワセにいっても掛からないのは当然の話なのです。

 言葉の表現は色々あれど、極論を言えばアワセずに巻き続けることに集中する方がしっかりマダイを乗せられるのだと思います。

 もちろん、掛けに行くようなスタイルの鯛ラバもあるのですが、それは上級者になってからがオススメですかね。

自分でフックを外しにいってるから

 バラシが多くて釣れない!っという方は、ファイト時にロッドを上げ下げするポンピングをしていませんか?

 マダイが掛かったら、ロッドは立てず、一定の速度でグリグリとリールを巻くだけで良いのです。

鯛ラバのファイトは地味

 ポンピングをするとロッドを下げた瞬間にマダイに走られてしまうと対応できずに逃がしてしまうし、最後のランディングするときにロッドを立ててしまうとマダイが水面で首を振って暴れて鯛ラバが外れるということも起こりやすいのです。

鯛ラバのファイトの基本のある動画

 個人的にめちゃ好きなダイワの鯛ラバ動画(全15分)があったのですが、削除されたっぽいです^^;

 植田益生さんの鯛ラバファイトの基本を見ることができたんですがね・・・。

 もう一つオススメの鯛ラバの基本がわかる動画があるので、それを掲載しておきます。

 マダイは引きの強いターゲットではあるものの、ヒラマサのように根に走るようなことはありませんので、時間をかけて走らせてやれば自然と弱り、上がってくるのです。

 鯛ラバのメインラインってPE0.8号とか1.0号なところを考えると、根に走られないこと前提のタックルということが分かりますよね^^

さらに鯛ラバの基本を見直してみる

 以下にも鯛ラバで釣れない方のため、釣れるようになる記事をいくつか用意してみました。

 気になるページをチェックして、鯛ラバリベンジに行きましょう!!

鯛ラバの基本

 鯛ラバ釣りは基本に忠実にすると案外簡単に釣れてしまうことも多い釣りなのです。

鯛ラバ以外のマダイ釣り

鯛ラバにこだわらなくてもマダイを釣ることはできますので、どうしても無理なら他の方法もありですよね。

Page top icon