2022/05/14に加筆修正しました。

船によって仕掛けのルールが違う

 船タチウオのテンヤ釣りはほとんどの船でルール(縛り)があり、大きく違うようなところもあります。

 例え同じ漁港から出船しているタチウオ船でもルールだけは全然違う!みたいなところがありますので、予約時なんかにチェックしておくことをお勧めします。

テンヤの号数の固定

 船によって使えるテンヤのルールがあって、その錘負荷を外れたテンヤが使えないことが多いので、乗る船が使うテンヤの錘号数を知っておく必要があるというわけですね。

40号のテンヤばかり

 詳しくは自分が乗るつもりにしている船のホームページとか、船長に聞くとか、釣具屋さんで聞くのが確実ですが、

  • 大阪湾近海:40号
  • 瀬戸内近海:30号
  • 九州近海:50号

 このあたりになっていると言われてますね。

 我輩は大阪在住で、よく行く太刀魚船の上丸さんのルールが40号のテンヤのみなので、40号のテンヤしか持ってませんです。

PEラインの太さ固定

 一般に、テンヤ釣りは50~100m近くテンヤを落とす釣りになるのですが、それだけラインを出すとPEラインが受ける潮流の影響もかなり大きくなります。

 同船者でPEラインの太さが違うと、下のイラストのようなことが起きやすいのでラインの太さを固定していることが多いです。

ラインが潮流を受ける様子
↑一人だけ3号ラインを使うとこうなる

 とはいえ、そのラインの太さは2号固定だったり、1.5号だったり、3号だったりとマチマチなので、事前に聞いておきたいですねって話です。

テンヤにつけるオプションの可否

 上ではラインのことを書きましたが、オプションとしてつけるタコベイトやケミホタルなんかの可否もあります。

 私がよくいく上丸さんではすべてNGとなっており、オマツリ対策のためや、オマツリした際に解きやすくするためという意味があります。

タコベイトのテンヤ
↑タコベイトがついてると流されやすい

 タコベイトを使いたいのであれば、タコベイトOKの船を探すか、貸し切りにするしかないってことですね。

ワイヤー使用の可否

 ワイヤーリーダーがあると、タチウオにリーダーラインが噛み切られることがなくなるので、初心者さんには安心のアイテムとも言えます。

 ただし、食いが悪くなるという意見があったり、PEラインとクロスすることでPEラインが傷ついて高切れの原因となることもあるので、禁止されている船も多くあります。

ワイヤーリーダー

 ですので、ワイヤーを使いたいと思う人は、ワイヤー使用OKのタチウオ船を探す必要があります。

 ワイヤーリーダーに関しましても、上達してくれば普通のラインでも切られることはかなり少なくなってきますので、不要のアイテムとも言えます。

 なしでも戦えるように上達していくことが一番だと思います。

エサが決まっている船もある

 太刀魚テンヤの基本の餌といえばイワシですが、市販のサンマ餌だったり、自作のサンマ餌を使うケースもあるのですが、このサンマ餌を禁止している船もあります。

サンマの3枚おろし

 サンマ餌を禁止にしている理由は、サンマのテンヤへの巻き方次第では、潮に流されやすくオマツリする確率が高くなるからというものと、サンマの脂で船が滑りやすくなって危険という2つの理由があります。

孫バリの使用の可否

 キャッチ率アップのためにテンヤに搭載する孫バリがありますが、こちらもオマツリした場合に解きにくくなるので禁止にしているタチウオ船もあります。

 釣具屋さんで売ってたり、テレビや雑誌、動画などでオススメされていても、船のルールで使えないこともありますので、ご注意ください。

このページのまとめ

 ここまでだけでも十分に船によってルールが異なることが分かってもらえたかと思います。

 おそらく船を予約するときに船長側から説明があると思いますので、しっかりとルールを守って釣りに行きたいですね。

 トラブルになってしまっては楽しくなくなってしまいますので・・・。

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