2022/05/12に加筆修正しました。
テンヤのエサはイワシかサンマのどちらが良いのか
結論から言えば、個人で好みが違う!って話にはなりますね、苦笑。
メディアで活躍されているようなテンヤ釣りの名手さんの間でも、イワシ派がいたり、サンマ派がいたりするのでどっちが優れているとは言い難いんじゃないかと思います。
イワシ派の意見
タチウオテンヤはイワシだ!っという方の意見を聞いてみると・・・。
- スタンダードなエサで当たり外れが少ない
- イワシしか食わないケースがある
- フォール速度に影響しにくい
- アミノリキッド漬けにすると餌もちも良くなる
っという辺りがメリットとしてあげられるみたいです。
デメリットとしては、アタリが続いた場合のエサ持ちが悪く、気が付いたらイワシがなくなってしまっていることがあるところですね。
エサ持ちが悪いと、エサを確認する作業が必要になるのでトータルで釣りをしている時間が少なくなってしまうということがあるわけです。
サンマ派の意見
タチウオテンヤはサンマだ!っという方の意見を聞いてみると・・・。
- エサ持ちがよく1匹釣った後も使えることがある
- 平均するとイワシよりアタリが多い
- サンマしかアタらない日がある
っという辺りがメリットとしてあげられるみたいです。
ただ、もちろんデメリットもあるわけで、イワシと比べると切り身なので潮に流されやすく、フォールに影響を与えてしまうということ、イワシを追ってるシーズンだとサンマ餌が全く釣れないケースがあるということですね。
自作サンマ餌の作り方
私の作り方が正しい方法ってわけではありません、釣り人それぞれコダワリの作り方がありますので、あくまでも一例としてみてくだされば幸いです。
1.サンマを3枚におろす
スーパーで売ってる丸々1匹のサンマを買ってきて、三枚におろすところが最初の段階です。
人間が食べるわけではないので、本当に適当でいいですが、身を骨に残しすぎると勿体ないのでご注意ください。
2.キッチンペーパーを敷いて塩をふる
サンマの水分を少し抜いて身を締めるためにキッチンペーパーを敷いた上に身を乗せ、塩をふります。
こうしておくことでサンマの身から水分が出るので身が締まり、エサ持ちがよくなります。
3.冷蔵庫で寝かす
24時間寝かす人もいれば、12時間くらいだって人もいますし、6時間くらいだって人もいます、笑。
私は、釣り前日の夕方に仕込むので時間的には12時間くらいになっているかと思います。
4.ちょうどいい大きさにカットする
これは船の上でカットしてもいいですし、あらかじめ家でカットしてもいいと思います。
私は使うテンヤがほぼ1種類なので、家でカットしてタッパーに詰めて持って行ってますねー。
エサを締める専用の液もオススメ
マルキューさんから販売されているアミノリキッドを使ってらっしゃる方も多いですね。
サンマを三枚におろすところまでは同じですが、塩漬けするんじゃなくてこのアミノリキッドで漬けて締めるというわけです。
マルキュー アミノリキッド
エサを程よく締めることができ、かつ、食いが高まるアミノ酸が配合されているのが特徴です。
2時間~丸1日漬けこむことによって、魚の皮の光沢を高めてアピール力も上げるという効果があるみたいです。
私も時々使うのですが、エサ持ち度は確かに上がるのでサンマ餌がより強くなる印象がありますね。
押江込蔵 パープル爆釣液
こちらは関西地域ではおなじみのフィッシングマックスさんが一押し(というかゴリ推し?)してる集魚剤ですね。
マックスさんでもぐるぐるサンマーパープルという漬け込んだエサも販売されているので、そっちを買う方が手軽かもしれませんが、自分で付けたいという方はこちらの液を買うと良いですね。
ちなみに私自身はタコ釣りのエサでこの液を使ってますが、めちゃくちゃ釣れます!!
ただ、紫色の液を触ることになるので、手の汚れが気になる方はちょっと使いにくいかもです。
このページのまとめ
まぁ、結局のところどちらが優れているのかはその時の状況にもよるので一概には言えない感じですね。
ただ、究極のエサを自分で作ってやる!!っという楽しみ方もできるのがテンヤ釣りの面白さかもしれませんね。
夏から秋は太刀魚のハイシーズンですので、サンマを見るだけでエサにしか見えなくてツライという人もいるくらいなので、サンマ餌にハマりすぎるのもよくないかもしれません、笑。