2022/05/09に加筆修正しました。

 当サイトは船からのタチウオテンヤで釣れないときに読むサイトです。

 我輩自身、初めての船からのタチウオテンヤでは一緒に行った人たちは2桁も釣っているのに自分は1本しか上げることができませんでした。

 で、あまりにも悔しいということで2回目に行く前に、めちゃくちゃ調べまくってからリベンジしたところ・・・写真の通りの結果でした。

太刀魚テンヤ2回目での釣果
↑太刀魚テンヤ2回目での釣果

 一番良いのは、当サイトなんか読んでないで、とにかくタチウオ船に乗って、試行錯誤をしまくるのがオススメです。

 とはいえ、なかなかそういうわけにもいかないと思いますので、釣れないときに見直したいポイントを当サイトでまとめましたので、読んでみてから再チャレンジしてみてください。

タチウオテンヤはタナ取りが大事

 詳しくはこちらの『タナは船長の指示ダナに従え!』という記事でまとめていますが、タチウオテンヤで釣れない大きな原因の1つに指示ダナをしっかり狙らえていないということが釣れない原因になっていることがあります。

電動リールの表示=水深ではない可能性

 例えば、船長の指示ダナが60mだったとして、電動リールのカウンターできっちり60mだと、タナを外している可能性が高いのです。

潮流の影響でタナに誤差が出る

 考えてみれば分かるのですが、キャストしていたり、潮で余計にテンヤが流されている場合などは、60mラインを出しても水深60mに届くわけがないのです。

 キャストした分、流されている分を余計に計算を入れてカウンター表示を合わせないと、船長の指示ダナに仕掛けを落とせていない可能性があるのです。

 しっかりと船が立てられてて、ラインがまっすぐ真下の落ちているのであれば60mから誘い始められますが、斜めにラインが走っている状態から巻き始めると60mより浅い位置からの誘い始めとなるのです。

アタリのあった水深=タチウオのいる水深ではない可能性

 水深30mでアタリがあったから底を重点的に攻めてみよう!っという考え方は間違いではないのですが、タチウオの活性次第ではそれが大きな間違いになることもあります。

 例えば、タチウオは案外としつこい性格をしていることもあり、水深50mくらいから延々とテンヤを追いかけていて、水深30mに来てようやく食いつくということもあるのです。

タチウオの活性次第でタナに誤差が出る

 こうなるとタチウオがいる層とアタリがある層にズレが出てくるので、最初から30mラインを狙うとまったく釣れない事になってしまいます。

 ピンポイントで狙うことが釣果を伸ばすケースももちろんありますが、釣れていない(アタリがない)のであれば、広く探る(最低でも前後+10mくらい)ことを考えないと釣果を伸ばせなくなるケースになっちゃいます。

タチウオテンヤの誘い方の基本

 詳しくはこちらの『テンヤの誘い方-基本はスロー巻きかストップ&ゴー』という記事でまとめていますが、釣れなくて誘いが分からなくなってきたときは、スロー巻きかストップ&ゴーに戻ってみると良いでしょう。

 フォールで釣るというのももちろんあるのですが、周りのみんながみんなフォールでしか釣れていないような状況にでもならない限り、その攻め方をしなくても良いと思います。

タチウオテンヤ-スロー巻きの基本

 タチウオの活性次第というところですが、活性が高い=速巻き、活性が低い=スロー巻きという考え方が基本で良いと思います。

タチウオテンヤのスロー巻きの基本

 電動リールの巻き速度数を固定しても良いですし、自分のリズムの手巻きでも良いと思いますが、アタリがあっても巻きを止めないことが大切です。

 活性が高い日の場合は問題ないかもしれませんが、アタリがあったところで巻くことを止めちゃうと、タチウオが追ってこなくなることがあるのです。

タチウオテンヤ-ストップ&ゴーの基本

 ストップ&ゴーもタチウオテンヤでは基本の誘い方ですが、私の場合は3手巻き+1~2秒ステイを基本としています。

タチウオテンヤのストップ&ゴーの基本

 この数字設定は人それぞれでいいと思うのですが、自分なりの基準を1つ決めておいて、それよりも速い方が良いのか、遅くした方が良いのかを見極めていくことが大切なのです。

 とにかく釣れないパターンを延々とやるのが間違いで、周りの釣れてる人のペースと自分のペースとではどう違うのかを見ながら釣りをするのが良いのです。

 ただし、一日の中でも誘いパターンが変わってくることもありますので、朝に良いとされた誘いが午後からは全く通用しないなんてこともあるので、ご注意ください。

タチウオテンヤのアタリとアワセの基本

 詳しくはこちらの『タチウオ船テンヤのアタリとアワセ』という記事でまとめていますが、タチウオのアタリパターンとそのアワセのパターン(タイミング)は色々あります。

 このパターンを掴みきれないと釣果を伸ばすことが難しくなります。

 パターンはめちゃくちゃたくさんあって、感覚的なものも含まれてくるのでめちゃ難しいのですが、ここでは3つのパターンに絞ってできるだけ簡単に解説していきます。

コツコツと長く続くアタリ

 アタリは長くあるけれど、どのタイミングでアワセれば良いのかわからないパターンです。

 正直、明確な答えはないのですが、ガツン!とくるか、ググーっと持っていく感覚が手元に来るまで待つのがオススメです。

タチウオのコツコツ続くアタリとアワセ

 場合によっては、ノマセテンヤ(猛追のような小針系テンヤ)に切り替えるのも良いかもしれません。

 あくまでも個人的な感覚ですが、小型のタチウオが多いときに発生しやすいアタリのような気がしています。

フワッとした感覚のアタリ

 いわゆる居食いというパターンで、巻き速度に合わせてタチウオも上昇しながら食ってくるパターンです(いわゆる居食い)。

 テンヤの重さに違和感を感じたならとりあえずアワセを入れてみるのもありですし、竿を立てて聞いてみるのもありです。

タチウオの居食いのアタリとアワセ

 また、誘いの速度を少し上げて、意地になって追わせるというのも一つの戦法だと思います。

 もし、釣り自体が初心者で、居食いのアタリの感覚がよく分からないということもあるかと思うのですが、巻いている感じや持っている竿の重みに違いを感じたなら、ひとまず全部アワセに行くのが良いかもしれません。

 ミス連発!!みたいな感じになるのでカッコよくないかもしれませんが、色々挑戦していくことで見えてくることが必ずあるので、とりあえずアワセましょう、掛かるならそれでOK、掛からないなら違うかった。の2択になりますので。

コツンとくるだけで続かないアタリ

 正直、こういうアタリは狙って取れません。反射神経が優れてる方はいけるかもしれませんが。

 こういうアタリの場合、誘いを更にスローにするなどして、アタリが続くように工夫する必要があり、アワセよりも前にやることがあるという状態ですね。

コツンとくるだけで続かないアタリ

 ここ最近では、『スロー巻き+タタキ』をするバイブレーション釣法なるものが流行ってきていて、限られた狭い範囲のタナで徹底的に叩いて攻めるという狙い方もあります。

 バイブレーション釣法もいつでも万能な釣り方というわけではありませんが、こういう状況下では試してみても良いかと思います(詳しくはこちら)。

オマツリをかわす方法を知っておこう

 これは他の船釣りでもそうですが、オマツリを1回でも減らすことで、釣りをする時間を増やせる=釣果を伸ばすことができるのです。

 基本的には以下の4つを見直せば、オマツリを少しでも減らすことができると思います。

  • 仕掛け(テンヤの重さ、ラインの太さ)は船のルールに従う
  • タコベイトや枝バリ、孫バリをつけない
  • チョイ投げで避ける
  • 竿の長さを考える

 詳しくはこちらの『タチウオ船テンヤでオマツリを避ける方法』という記事へどうぞ。

 ただし、丸一日釣りをして100%毎回避け続けることはほぼ不可能なので、オマツリはお互い様という意識を常に持っておきましょう。

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当サイトの注意点

 当サイトは2018年にタチウオテンヤを始めたばっかりの初心者が書いたサイトになります。

 ただ、真面目に太刀魚テンヤにハマり、タチウオテンヤマニアを目指しつつ、船長さんやベテランのアドバイスや煽りをいただきながら成長中の猫が書いております。

 なので、当サイト掲載の情報は私の解釈が間違っているもの、偏見、考えが未熟なところがあるものなどがある恐れがあるかもしれませんが、初心者さんの気持ちには寄り添って書けているかなと思っております。

 我こそはテンヤのプロだ!!っと思っているベテランの方にはツマラナイ、モノタリナイ、ナットランと思われる部分もあるかもしれませんが、そのアタリは生暖かく見守っていただければと思います。

 あと、当サイトで紹介しているタックルを買ったらイメージと違ってた・・・なんてこともあるかもしれませんので、最終的な購入の判断はご自身でなさって下さい。

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