2020/05/30に追記修正しました
シロギス釣りのシーズンや釣れる条件について
シロギスは基本的には年中狙うことができるターゲットですが、釣りやすい時期、釣りにくい時期があります。
このページではそういった季節的な話、潮周りの話、天候などの話を書いてみたいと思います。(もちろん、地域的な特色や誤差はあるので、ある程度一般的な事柄を書いているつもりです。)
シロギス釣りのシーズンと条件
シロギス釣りのシーズン
シロギスの春(3~6月頃)
3月頃はまだまだ深場(10m以深)に潜んでいて、本格的な船釣りでしか狙えない時期になりますが、4月の上旬頃からシロギス釣りのシーズンが徐々に始まります。
最初はドン深なポイントが近いサーフや、ボート釣りからのシロギス釣りが最初で、徐々に一般的な投げ釣りで狙えるようになってきます。
そして5月に入る頃~梅雨頃から投げ釣り全体が本格シーズンインとなります。
広い範囲で狙えるようになるが、群れが入ってきているポイントかそうでないかで大きな差が生まれる時期でもあります。
シロギスの夏~初秋(7~9月頃)
夏頃からシロギス釣りはもっとも活性が高いシーズンに入ってくるので、面白い時期になるのですが、一部のサーフでは海水浴やサーフィンが始まるので、早朝のみだとか、完全に釣り禁止になったりもします。
この辺りは地域によって違いがありますので、釣具屋さんなどで情報収集しておきたいです。
8月頃はシロギスの産卵期になり、初秋までは数釣りを楽しむことができる時期で、9月に入るとより浅場で数が狙えるシロギス釣りにとって最高のシーズンインとなる時期になります。
シロギスの晩秋~冬(9~12月頃)
9月が最高潮のシーズンになるのですが、季節が進むに釣れて、徐々ににシロギスが深場へと落ちていく時期になります。
群れ自体、固まってるわけではなく、広く散らばっているような感じなので、細く長くダラダラと釣れるような感じになります。
ドン深となっているポイントではまだまだ釣りやすいこともありますが、基本的には徐々に釣り難くなっていきます。
シロギスの冬(1~3月頃)
ほとんどのシロギスが深場へと落ちていっている状態で、よほど水温の高い地域でしか狙って釣ることは難しい時期です。
よほどの好条件がそろっている水温が安定している地域や、近くに急深なかけあがりがあるようなポイントでない限り、サーフからシロギスを狙うのは難しくなってきます。
シロギスが好む潮周り
他の魚でもそうなのですが、大きく潮が動いている大潮のときの方がシロギス自体は釣れます。
ただ、ポイントによっては潮が速すぎて場が荒れてしまうような状況になると、シロギス釣りにとっては不利に働くというわけです。
普段から潮がゆるいポイントでは、大潮が良かったり、逆に普段から潮が速いポイントでは小潮の方が良かったりするわけです。
この辺りは本当にそのポイントの地形や普段からの潮の流れ方にもよるので、ある程度通うか、過去の釣果情報から調べていくと良いかもしれません。
あと、投げ釣りに慣れていない内は、潮が速すぎて仕掛けが大変なことになるということにありますので、最初はゆるいくらいの方が釣りがしやすいという話もあるかもしれませんね。
シロギスが好む天候
晴れでも曇りでも多少の変化はありますが、どちらでもシロギス釣りには大きな影響はありません。
ただ、風が強かったり、雨が降ったりして、底荒れするような状況になると一気にシロギスの食いが悪くなります。
また、雨上がりの河口では川の濁った水が流れ込んできたりすると2~4日釣れなくなるようなこともあるので、当日の天気以外でも影響が残ることがあります。
また、サーフでの投げ釣りでは向かい風と横風というものに影響を大きく受けてしまいます。
向かい風であれば、遠くまでキャストできないことがありますし、横風の場合はラインに大きなたるみができるため、アタリを取りにくくなったりしてしまいます。
可能な限り、向かい風や横風を避けられるポイントを探すことが、釣果に繋がるようなこともあるかもしれません。