2020/06/13に追記修正しました
アイゴ

この写真ではちょっと分かりにくいのですが、ヒレの部分に棘があり、それらは全部毒です。
釣ってから手で気軽に掴んだりしたら大変な目にあうので、素手で触らないようにしてください。
魚が死んでからでも毒はヒレに残っているので、ヒレの部分をハサミで切っておくことをオススメします。
この毒にやられると、血圧低下や呼吸障害が見られ、死亡例もあるみたいです。
キャッチ&イートをしない方には迷惑この上ない魚だとは思いますが、食べるとメチャクチャ美味しいらしく、これを専門に狙って釣りをする方もいるくらいです。
また、本来は暖かい海域に生息しており、東京湾などではあまり見られなかった魚なのですが、近年の温暖化により徐々に生息域が北上しています。
和歌山県で釣りをしている人間には当たり前の知識ですが、東京湾で釣りをしている方では知らない方もいますのでご注意ください。
ハオコゼ

こちらの写真だけを見るとかなりカワイイ感じの魚だと思えますが、背びれに強力な毒があります。
ほんの一瞬触れただけと思っても、それだけで十分な威力を体感するハメになります。
軽い場合でもさされてから1時間くらいで症状が出始め、2~3時間程度は痛みとシビレを感じます。
ひどい場合は1ヶ月くらい違和感を感じたまま生活することになります。
この魚は基本的に食用にはあまり向かない魚なので、釣ってしまったらハリスごと切って海へ返すことをオススメします。
毒は魚が死んでも威力を発揮しますので、ハリスをケチって毒にやられることのないように・・・。
ゴンズイ

この写真を見ても分かるように、ゴンズイは大きな群れで行動しているので、一度釣れだすとずっと釣れることもあるイヤな外道です。
特に濁りの強い日のマヅメ時によく釣れることがあります。
背びれと胸びれに毒があり、刺されると激しく痛み、腫れあがり、水膨れになる方もいます。ひどく刺されると患部が腐ることもあると言われています。
ゴンズイは興奮すると毒のあるヒレを突き立ててくるといわれていて、水中で刺されることは少ないのですが、釣り上げたときはほぼ100%興奮しています。
ゴンズイもアイゴやハオコゼ同様に死んでも毒は有効なので、触らずハリスを切って海へ返すことをオススメします。
ヤリヌメリ

こちらは以前和歌山県で釣ったときの写真で、見た目はメゴチ(ガッチョ)です(実際にその仲間です)。
が、生きながらにして超強烈な腐った香りがします。
このにおいは本当にハンパない威力を持っており、うかつにクーラーに入れると末代まで祟られる勢いで臭いが残ってしまいます。リリースすべき魚の1つです。
ちなみに食用にはあまり用いられないようで、理由は食べると舌がピリピリ痺れたり、腹痛を起こすことがあるそうです。
それ以前にこのにおいのある魚を食べようという気がそもそも起きないような気がするのですが・・・。
ウミケムシ

魚ではないのですが、このウミケムシという生き物にも毒があるので、注意喚起の意味でも掲載しておきたいと思います。体に生えている体毛に毒があるので、触らないようにしてください。
まぁ、ビジュアルが非常にキモイので素手で触ろうと思う大人は少ないかもしれませんが、子供だと興味本位で触ってしまうかもしれません。
この体毛に見えるものは毒針のようなもので、触ってしまうと刺さった状態で毛が抜けます。
毒針を残した状態にしておくと、痛みやかゆみが長く続くので、ガムテープなどで丁寧に取り除きましょう。
このウミケムシはゴカイの仲間なのですが、投げ釣りで虫エサを使っていると釣れてくるという共食いする生物なのです。