2020/06/10に追記修正しました

シロギス釣りの外道たち

 このページではシロギス釣りで釣れることのある主な外道さんたちを紹介しています。

 順序は50音順にしてありますので、釣れ具合ではありません。もちろん、ここで紹介している以外の魚も釣れると思います。

 また、毒のある危険な外道さんたちはこちらのページ(注意!毒魚はこいつ!)で紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

アイナメ

アイナメ

 アイナメは北海道から九州まで幅広く生息しており、基本的には岩礁帯に生息している魚で、完全なサーフでは生息数は少ないです。

 それでも産卵期である秋口なんかでは浅場に上がってくることもあるので、釣れることがあるのです

 投げ釣りでメインで狙う魚ではなく、エサ釣りでのブラクリ仕掛けや、ワームによるルアーゲームで狙うターゲットです。

 サーフの中でも岩礁帯交じりのポイントで釣れやすい。

イシモチ

イシモチ

 イシモチは東北以南の海であれば比較的どこででも釣れる魚です。

 生息域はシロギスと似たようなポイントですが、やや濁りの強い海域を好むせいか、荒れた日やその翌日なんかに釣れたりします。

 浮き袋を使ってグーグーとなく(音を鳴らす?)ことで知られていますが、これを知らないとちょっとびっくりしますね、笑。

 砂底のポイントで釣れやすいため、キスやカレイの外道として釣れる美味しいターゲット。

カレイ

カレイ

 カレイは投げ釣りのメインターゲットとしてシロギスに並ぶ人気をもつ魚です。

 季節は秋~春くらいとなります。シロギスはエサを引いたり動かしたりしながら誘って釣りますが、カレイは投げてからじっと待つスタイルの釣りです。

 一般に釣れるカレイといえば、マコガレイを指すことが多いですが、マガレイ、マコガレイ、ナメタガレイ、などの多種類がいます。

 シロギス同様砂底のポイントで釣れやすいが、カレイの方が少し泥質な底を好む傾向があるため、カレイが釣れるポイントではシロギスはやや少ない。

カワハギ

カワハギ

 カワハギはエサ取り名人とも呼ばれるエサ取りの代表選手ともいえる魚です。

 アタリを拾うのが難しく、ゲーム性の高い上級者向けの釣りだといわれますが、意外にもシロギスの投げ釣りでは、勝手にかかってしまうという変な魚です。

 比較的どこにでもいるような魚ですが、岩礁帯交じりのポイントに特に多いような感じがします。

 冬場が旬の魚で、しっかり血抜きができれば食べて美味しい好ターゲット。

クロダイ(キビレ)

クロダイ(キビレ)

 クロダイは雑食性の強い魚なので、どんなエサでも釣れてくる魚です。

 専門に釣りをされるエサ釣り師も多く、最近ではルアーゲームでのクロダイ釣りも人気となってきています。

 また、クロダイの亜種(?)でキビレ(キチヌ)もおり、ヒレが黄色いことが特徴です。

 クロダイよりは汽水域を好み、クロダイよりも獰猛なアタリを見せ、どんな地形ででも、どんなエサでも釣れる魚です。

スズキ(シーバス)

スズキ(シーバス)

 スズキ(シーバス)は手軽に狙えるターゲットとして、エサ釣りだけでなく、ルアーフィッシングにおいても人気のターゲットです。

 シロギス釣りでかかると結構大変な目にあうくらいのパワーのある魚ですが、非常に面白い引き味を味わうことができます。

 が、キス釣り専用タックルで、大型のスズキ(シーバス)がかかると、その引き味を味わう前にラインが切られてしまい、竿が大きく曲がった瞬間に仕掛けごと持っていかれると思います。

ハゼ

ハゼ

 ハゼは北海道から九州まで幅広く生息している魚で、夏ごろにちょい投げで気軽に狙うことのできる人気のターゲットです。

 マハゼやサビハゼなど、日本だけでも400種以上の種類がいるそうです。

 現にいくつかの種類が釣れ、少しずつ生息域が違うようで潮がゆるいところで多く釣れたりする種もあるようです。

 シロギス釣りではかなりおなじみの外道さんなので、ご存知の方も多いと思います。

ヒイラギ

ヒイラギ

 ヒイラギはとにかく見た目が平らな魚で、鋭いヒレがあるのが外見的な特徴です。

 あと、体全体を包み込むようにヌメリがあり、塩や砂などでよく落とす作業が必要です。

 そのままクーラーボックスに入れるとぬるぬるで後のお掃除が大変になります。

 地域によっては食用にするそうで、ヒイラギを丸干ししたりしているのは見たことがあります。

 汽水域に多い魚で川尻となるようなポイントで比較的釣れる。

ヒラメ

ヒラメ

 ヒラメは言わずとしてたフィッシュイーターであり、ルアーなんかで釣るのが流行の人気ターゲットです。

 シロギスが仕掛けにかかった後で、急に大きな引きに変わったときは、釣ったシロギスにヒラメが食いついてきたということです。

 小型であれば獲れることもあるが、大型は仕掛けごと持っていかれることが多いです。

 シロギス同様砂地のポイントで釣れることがあるうれしい外道ですね。

マゴチ

マゴチ

 マゴチは肉食の魚で、ヒラメ同様に釣ったシロギスに食いついてくることのあるフィッシュイーターです。

 釣りも食味も真夏が旬で、さばき方は少し独特です。ヒラメやシロギスの生息する砂地ばかりのポイントよりも、比較的泥質まじりの砂地のポイントに多いと言われています。

 こちらもうれしい外道ですが、大型のものだと獲れるかどうかの問題が発生しますね。

 最近はルアーでも狙われることのあるターゲットです。

マダイ(チャリコ)

マダイ(チャリコ)

 マダイとは言ってもシロギス釣りではそれほど大型のものはかからず、チャリコと呼ばれる小型のものがほとんどです。

 食性に関しては雑食で貪欲、小さいうちはある程度の群れで回遊しているので釣れだすとチャリコまみれになるほど釣れます。

 しかもハリごと飲み込んでしまってかかるので、かなり面倒なことになることが多いです。

メゴチ

メゴチ

 メゴチは一般にネズミゴチなどの総称を指します。

 泥質よりも、固い底質の砂地に生息していることが多く、シロギスと同じようなポイントに多い。

 また、釣りシーズンはシロギスよりも長いため、シロギスのシーズン中はいつでもメゴチを釣るチャンスがあるといっても過言ではありません。

 天ぷらにすると美味しいので、結構人気の外道だと思います。

メバル

メバル

 メバルは最近メバリングという釣り方が流行っている魚で、基本的に日中は物陰に潜んでいることが多いです。

 夕マヅメ頃になると活動を開始、釣れ始めます。とはいえ、日中にまったく釣れないわけではなく、メバルの目の前に仕掛けが行けば当然食ってきます。

 あまり砂地ばかりのポイントにはいませんが、岩礁帯交じりのポイントであればメバルが釣れることもあります。

Page top icon