2019/11/17に加筆修正しました。

サーフにおけるいくつかの注意点(マナーとか)

 サーフにおける釣りには通常の堤防釣りや船釣りとは異なる注意点がいくつかあります。安全対策においてもそうですし、釣り人としてのマナーにおいてもそうです。

釣り人としてのマナーを守ろう

 思いつくことをざっと書いたつもりですが、これだけに限らない場合もありますので、地域地域におけるルールやマナーに従うようにして下さい。

 さもないとせっかくのポイントが釣り禁止区域となってしまったりするかもしれません。

ウェーディングの安全対策

 シーバスやバスフィッシングなどでウェーディング経験がある方もいるかもしれませんが、サーフでの釣りのウェーディングは少し特殊だと思います。

 以下に注意点を列記していますので参考にして下さいね。列記したものは理由が当然あります。見ただけで理由が分かる方もいると思いますが、順に紹介していきます。

ウェーディングは波が膝下にかかる程度までにする

 遠浅のポイントだと問題がない場合もありますが、急に深くなっているようなポイントではいきなり腰まで深くなったりするようなところがあります。

離岸流以外にもヒラメ狙いのポイントがある

 知ってるとは思いますが、ウェーダーに海水が入ってくるとメチャクチャ危険です。

 ですので、波が来ても膝少し上までのところが良いと思います。

 また、何かあったときのために、ウェーダーを着用する時は、併せてライフジャケットも着用することをオススメします。

ブレイクギリギリまで立ち込まない

 ブレイク付近まで立ち入って、さらに沖のブレイクを狙いたくなる気持ちも分かるのですが、思っている以上に危険だったりします。

 大きな波が突然やってきて、自分の足元のブレイクが波で削られて、いきなり足場がなくなり深みにはまることがあるからです。

ブレイクラインギリギリまでのウエーディングは危ない

 また、来るときはそれほど満ちていなかったから大丈夫だった道も、帰ろうとする頃には潮が満ちていて、深みができてて帰れなくなったなどもよくある話です。

 昼間だとそれでもゆっくり帰れば何とかなるかもしれませんが、夜だと足元も周りも見えないとなるとメチャクチャ怖いですよ。

 月夜ならまだマシですが、新月だと死ねます、マジで。

エイを踏まないようにすり足で歩く

 近年、温暖化によりエイの群れが大量に接岸していることがあります。昼間にポイントを上から見たら恐怖を感じることもあるくらいです。

 アカエイの尾びれ付近には強力な毒針があるので、上から踏んでしまった場合、速攻で病院送りの刑になります。

 ウェーディング中にパニックを起こせばメチャクチャ危険、最悪おぼれます。

アカエイを踏まないように釣りをしよう

 エイから襲ってくることはまずなく、ほとんどは人間がエイを踏んでしまって起こる事故なので、できるだけすり足で歩き、エイを踏まないように移動して下さい。

 ただし、すり足で歩くと岩などの障害物につまづきやすくなるので、そちらの注意も忘れずに!!

 また、エイガードなどをつけてウェーディングするのも1つの手段ですが、エイガードでも100%防げるわけではありません。

 エイの大群を見つけたときにはウェーディング自体をやめることも選択肢の一つですよ。

釣り人としてのマナー&ルール

 ポイントとなるサーフでは釣り人以外も訪れる場所です。

 例えば遊泳目的の方だったり、サーフィンを楽しむ人たちだったり、様々な人が訪れます。

 間違っても他の人が居る方向へのキャストはダメです。

サーフはみんなが楽しむ場所

 人が居ないと思っている場所でも潜っている人がいたりするので常に気を配っておきたいですね。

 ポイントによっては○時~○時は釣り禁止などルールが決まっているところもありますので、地域のルールを守って釣りをするようにしましょう。

 また、釣りのゴミが増えたりしてポイント自体が釣り禁止にされることも考えられますので、ゴミは持ち帰るようにしましょう。

top icon Page top icon