2019/09/16に加筆修正しました。

サーフのヒラメポイントの見つけ方の前に

 サーフと一口に言ったとしても、外向き(外洋に面しているサーフ)か内向き(内湾に向いているサーフ)かの2種類があります。

 離岸流やブレイクを探すという考え方は、外向き(外洋に面しているサーフ)のことについての話になります。

 と、いうことで、まずは外向きの(外洋に面した)サーフのヒラメポイントの見つけ方を解説したいと思います。

外向き(外洋に面した)サーフの離岸流の見つけ方

 離岸流の見つけ方で一番手っ取り早い方法が、馬の背と馬の背の間を目視で確認するという方法です。

サーフの離岸流は馬の背で見つける

 ざっくりしたイラストですが、サーフの出っ張っている部分は馬の背と呼ばれており、この間に離岸流が発生するのです。

 もちろん、地形によって強い離岸流が発生するところ、弱めのところなど、様々です。

 この離岸流を見つけることができれば、釣果アップ間違いなしの超一級ポイントです。離岸流のあるところにはベイトもたまりやすいからです。

 さらに、離岸流のあるポイントは、ルアーやジグヘッドをリトリーブしているだけでもルアーの引き抵抗が変わるので感覚的にもわかります。

離岸流では引き抵抗が変わる

 文字通り離岸流は、岸から離れていくように流れているので、リトリーブがグッと重くなったり、逆に離岸流の流れからそれた瞬間に軽くなったりします。

 また地形に離岸流の規模は変化していて、大きな馬の背ができている地形のところに大きな離岸流が起こりやすいです。

 この辺りはリトリーブをして引き抵抗を感じていくか、波が持ってきたゴミなんかが沖へ流されているのをチェックするしかないかなと思います。

 そして、離岸流はいつも同じところにできるとは限りません。

 台風などの後は、サーフの形が変わってしまうこともあり、先週はここに大きな離岸流があったのになくなってる・・・みたいなことも起こります。

外向き(外洋に面した)サーフのブレイクの見つけ方

 ブレイクの見つけ方は、まずは肉眼で波をチェックしていきます。

 白波ができているところは、他より浅くなっていることが予想されるので、その少し沖側がブレイクになっていることがあります。

ブレイクは白波で見つける

 もちろん、ブレイクも大きい小さいがありますし、遠浅のポイントではブレイクが届く距離にないという可能性もありますので、あとは実際にルアーをキャストして当たりを見つけていくしかないですね。

ブレイク離岸流以外も狙いたい

 外向き(外洋に面した)サーフの2大ポイントといえば、離岸流とブレイクに間違いはないのですが、それ以外のポイントも狙いたいです。

サーフとブレイク以外のヒラメも狙いたい

 サーフの付近にあるテトラや、小さな磯だったり、沈み根だったり、そういうものも小魚がひそめるポイントになるので、ヒラメも当然います。

 ヒラメは砂地を好む魚ですが、根魚のような性格もあるんじゃないかと思うくらいは変化のあるポイントにいることが多い魚です。

 なので、何らかの障害物があるところは積極的に狙っていきたいですね。

内向き(内湾に面した)サーフのポイントの見つけ方

 内向き(内湾に面した)サーフは、離岸流もブレイクもそうそう大きなものはなく、遠浅のポイントが続いているケースがほとんどです。

 こういったポイントで狙いたいのは河口部周りにある流れ込みやテトラポットなどの障害物周りですね。

ヒラメは地形的変化があるポイントを狙っていきたい

 ちょっとした河川の流れ込みでも、変化がないサーフにおいては一級ポイントとなることがあります。理由はもちろん、他よりベイトがたまりやすいからです。

 ヒラメも当然フィッシュイーターですので、ベイトに付いて回りますからね。流れ込んでいる河川の大小にかかわらず押さえておきたいポイントの1つです。

 河口部でのヒラメゲームについてはこちらのページ(河口域のヒラメポイント)でもまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。

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