2019/08/25に加筆修正しました。
ヒラメゲームでのラインシステム
ヒラメゲームに限らず、ソルトウォーターフィッシングではラインシステムというものがあり、一般的なヒラメゲームではPEラインをメインラインとし、リーダーにフロロカーボンラインを使用します。
ここではヒラメゲームの基本のラインシステムを紹介したいと思います。
PE0.8~1.2号とフロロ16~24lbがオススメ
どんな釣りにでも言えることですが、極端にスレたフィールドや超遠投が必要な場合以外はラインを細くしすぎることはやめておくべきです。
初心者であればなおさらだと思います。急な大物にも備えたラインシステムで挑む方が身のためだと思います。基本的には以下の組み合わせで大丈夫だと思います。
- メインライン:PEライン0.8~1.2号
- リーダー:フロロかナイロン16~24ポンド
リーダーの太さはこの程度であればあまり悩む必要はないと思いますが、PEラインは細ければ細いほど遠投がしやすくなるので、行くポイントの様子に合わせるようにした方が良いです。
但し、フロロカーボンラインは伸びが少なくバラシが多いと言われています。バラシが多いと感じるようであれば迷わずナイロンラインに切り替える方が良いです。
ナイロンにしろ、フロロにしろ、1度ヒラメをヒットさせたり、根掛かりを感じたようであればラインチェックを忘れないように。
伸びが少ないPEラインがより良い
PEラインは他のラインと比べて伸びが少ないと言われるラインですが、50m以上もぶん投げるヒラメ釣りでは伸度(伸びやすさ)も気になる部分が出てきます。
伸度が3%のPEラインと1%のPEラインを比べるとよく分かると思います。
PEラインの伸度比較 | |
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1%のPEライン | 100mで1m伸びる=50mで50cm伸びる |
3%のPEライン | 100mで3m伸びる=50mで1.5m伸びる |
沖のブレイクを狙ってぶん投げたところ、アタリがあった!!っとなるとフッキングを入れることになるのですが、50m先のルアーに力をしっかり伝えようとするとこの伸度よりも多くの距離のフッキングが必要というわけです。
50cmの伸度であれば、長いヒラメのサーフロッドであれば比較的簡単にフッキングも伝えられそうですが、1.5m以上のフッキングを入れようと思うとかなり大変ですよね・・・苦笑。
あまりにも安いPEラインを買うと、こういうことが出てくることもあるので、少しお高くてもしっかりしたPEラインがオススメですね。
PEラインは1回買えば、高切れでもしない限り結構な期間使うことができますのでね。
リーダーの長さは1~1.5mくらいでOK
リーダーの長さは私は1メートルと決めています。これはロッドの長さに併せて1メートルとしています。
ロッドのガイドが小さい場合は結び目の位置を気にする必要があり、ロッドの先端付近に結び目がある方がライントラブルが少なくて済みます。
ただ、根ズレを気にする方なんかはもう少し長めにリーダーを取っている人もいらっしゃいますね、1.5mくらいとか。
最終的に少しずつ切って短くなっていくことを見越して更に長めに取るという声もよく聞きますし、狙っている魚の大きさ+50cmという漠然とした決め方もあるそうです。
極端に短すぎる場合を除けば、リーダーの長さは深くこだわる必要はないのかもしれません、エキスパートを目指すならこだわるところかもしれませんけども。