2019/11/29に加筆修正しました。
キャストが冴えると釣果アップが見込める
投げ釣りは遠くに仕掛けを飛ばせると、魚を狙える範囲が広がるため、釣果アップにつながります。
とはいえ、最初は仕掛けを遠くに飛ばすことよりも、仕掛けをまっすぐ飛ばすことや狙ったところに投げられる技術を付けるようにしたいです。
狙いのポイントが30m先、50m先のあの辺りっという状況で、思い通りの箇所に投げることのできるキャスト法を身につけるようにして下さい。
キャスト方法とお手本の動画
このページでは文字で説明もしていますが、動画の方が圧倒的に理解が進みますので、オススメの動画を置いておきますのでチェックしてください。
オーバースロー投法
投げ釣りの基本スタイルともいえるのがこのオーバースロー投法です。
まっすぐ海の方を向いて、剣道の面を打つような感覚で大きく振りかぶって投げる方法です。慣れるまでは重りを空中にぶら下げた状態から投げ始めると良いと思います。
慣れてくれば重りを地面に置いて、より多くの振り幅を取れるように工夫すると良いでしょう。
スリークォーター投法
オーバースロー投法がマスターできたのであれば、次の段階に進むといいと思います。
基本的なことはオーバースロー投法と同じなのですが、キャスト時の体重移動と捻りが違います。
海にまっすぐ体を向けてキャストするオーバースロー投法とは異なり、竿・体をともにやや斜め方向に倒した投げ方となります。
慣れるまではゆっくりとしたスピードで開始し、重りの重さが竿に乗ったくらいから強く振るようにするとうまくいくことが多いです。
慣れてくるとこのキャスト法が一番楽に、より遠くに投げることができると思います。
V字投法
スリークォーター投法をさらに発展させたものがこちらです。投げ方の基本はスリークォーター投法のものとほぼ同じですが、竿と仕掛けを置く角度が違うのです(下図参照)。
少しの違いと思うかもしれませんが、この僅かな差が振り幅を多く取れるので、加重を竿に乗せてより遠くに飛ばすことが可能となるのです。
キャストはまっすぐ飛ばせればひとまずOK
色々なキャスト方法を紹介してきましたが、キャスティングはまっすぐ飛ばすことができればひとまずOKです。
大遠投できても周りの人に迷惑を掛けるようなキャスティングになるくらいなら、遠くに飛ばせなくてもいいかなと思うわけです。
自分はもちろん、周りの人ともトラブルがないように釣りを楽しめる方が絶対良いに決まってますからね。