2019/11/27に加筆修正しました。
カレイの投げ釣りは基本が大事
カレイが釣れないときに見直したい基本的なポイントや狙い方など、初心者~中級者のための情報をまとめました。
私自身がカレイの投げ釣りを始めたときに困ったポイントや、タックル選びの基準なんかに悩んだので、その辺りの情報をメインで織り込んでいます。
また、スランプに陥って釣れなくなった人のためにもなるかなぁと思っております。
このページのまとめ&目次
カレイのいるポイントで釣りをしよう
まずはカレイの釣果情報と釣れてるポイントを地元の釣具屋さんで聞く、これが一番間違いないです、笑。
できるだけ細かなポイント(例えば、どのくらいの遠投が必要なのか、沖向きが良いのかなど)を聞いておけたら完璧ですね。
大まかなポイントが分かれば、後は現地に釣りに行ってみて、海底の底質を探りながら釣りをしましょう。
カレイはやや泥質な底を好む
カレイは、ヒラメと同じで砂地に隠れ潜む魚なイメージがあるので、砂地が一番釣れそう!と思いますが、実は完全な砂地よりも、小砂利~泥質くらいの海底を好みます。
その証拠として、シロギス(完全な砂地を好む魚)がよく釣れるポイントではカレイの釣果は少し少ないことが多いです。
ですので、現地で釣りをしながら、完全な砂地ではない多少ゴツゴツと変化のある小砂利のポイントか、底質が泥っぽい(重りが泥に埋まり、巻き始めに重く感じる箇所)ような箇所を探すように釣りをしましょう。
投げ釣りは、とりあえず仕掛けを投入して待ってれば釣れる!!っという考えではダメなのです。
仕掛けを底につけ、引いてみて、何かしらの抵抗を感じるポイントでカレイを待ち受けたいところです。
カレイは変化のある地形を好む
海底の底質さえ合っていればOKなのかというとそういうわけでもありません、多少の地形的変化があるところを好みます。
地形的変化で代表的なものが、カケアガリや船道になります。
もし、そういった地形的変化のある箇所を見つけたら釣果を伸ばせる可能性がぐっと高くなります。
カレイは潮の変化も好む
単純に地形的な変化で潮がヨレるところ、ぶつかり合うところなど、潮の流れの変化が起こりやすいポイントも狙い目です。
まずは目に見える地形的変化などで潮の変化が起こりやすいところを攻めるのもありですね。
エサはとりあえずイワイソメかアオイソメでOK
カレイは虫エサが基本となりますが、虫エサも案外と色々と販売されています。
エサに関しても釣具屋さんで聞くのが一番手っ取り早いですが、イワイソメかアオイソメであればまぁ間違いないことが多いです。
イワイソメは匂いでカレイを誘う
イワイソメの最大の特徴がその匂いだと言われており、ハリを刺したところから出てくる体液でかなり遠くのカレイも引き寄せることができるみたいです。
アオイソメは動きでカレイを誘う
一方、アオイソメの方は動きでカレイを誘うと言われています。
ですので、イワイソメの匂いでカレイを集め、アオイソメの動きで食わせるという2段構えが最も有効な手段じゃないかな?っと思います。
他のエサでも問題ないこともある
多少の地域差や、季節によっては販売されていないような虫エサもあったり、地域限定で効果的な虫エサもあるそうなので、この辺りも釣具屋さんで聞いてみると良いでしょう。
あと、個人的な話ですが、私は虫エサがあまり得手ではないので、ハイシーズンで食いが良いときはダイワさんから販売されているリアルベイトを使ったりしています。
シーズン初期とか後半だと釣れにくいこともありますが、ハイシーズンだとリアルベイトでも十分釣果を出せますよ(ただし、完全なエサには敵わないことが多い)。
キャスティングは遠く飛ばせる方が少し有利
キャスティングは遠くに飛ばせる方がやはり有利なことが多いです。
ただし、『遠くに飛ばせる方が有利=遠くに飛ばさないとカレイが釣れない』というわけではありませんので、そこは間違えないでください。
『遠くに飛ばせる=近くのポイントなら正確に狙える』っという方向へ考えないとダメかもしれないです。
最終的に、何回も底質をイメージしながら釣りをし、実際に釣れた箇所をしっかり把握していき、その場所へ狙い通りにキャスティングできるようになるということが大事です。
ただ、狙い通りに投げられるといっても、ピンポイントでそこへ投げ込まないといけないわけではなく、狙っているポイントよりも遠くキャストできれば、後は巻き取って位置調節をすればいいだけですので、やはりキャスティングは遠くへ飛ばせる方が有利ということですね。
投げ釣りは根がかりとの戦いでもある
カレイ釣りはどうしても仕掛けを底につける釣りになるので、根がかりとの戦いになることもあります。
通い慣れたポイントやベテランの方ならそれも楽しむことができますが、カレイ釣り(投げ釣り)に慣れない内は根がかりが苦痛になるかと思います。
そこでいくつか根がかりを防ぐための工夫を書いておきたいと思います(100%防げるものではないですけどね)。
- 胴付き仕掛けにする
- ハリ元にシモリ玉を入れて底に付きにくくする
- 巻取り時は必ず底を切る
この3つだけでもかなり根がかりを減らすことができると思いますので、根がかりに悩んでいるならぜひとも挑戦してみてほしいです。
胴付き仕掛けにする
基本のカレイ仕掛けは吹き流し式の仕掛けが一般的ですが、底の流れがキツイ、荒いようなポイントでは根がかりしたり、仕掛けがグチャグチャになるようなこともあるので、こういったケースでは胴付き仕掛けにするとトラブルが回避できますよ。
ハリ元にシモリ玉を入れて底に付きにくくする
ハリ元にシモリ玉をつけることで、直にハリが海底につきにくくして根がかりを防ぐ方法があります。
シモリ玉は仕掛けを目立たせる装飾的な意味もあり、カレイにエサを気付いてもらいやすくする効果もあるのですが、逆にフグなどのエサ取りの攻撃も受けやすくなるので、難しい問題もあります。
巻取り時は必ず底を切る
砂地に近いポイントではズルズルと仕掛けを引いても根がかりのリスクはほとんどありませんが、小砂利ポイント以上に根が荒いポイントになるとズルズル仕掛けを引くと一発で根がかりしますので、巻取り時は竿を大きく煽って必ず底を切ってから巻き取ることをオススメします。
もう少し詳しく知りたい方へ
以下の記事でもツラツラとカレイを釣るための基本的な基礎知識を紹介していますので、読み進めてもらえたらと思います。
タックルに関するところは私の独断と偏見も混じっていますので、アシカラズです。
カレイ釣りのタックル
カレイ釣りを楽しむためにはまずタックルを揃えるところから始まると思いますので、まずはタックルの基礎知識を紹介したいと思います。
カレイ釣りの基礎知識
ここではタックル以外の基礎知識について紹介しています。ベテランになればなるほど基本の基本を大事に釣りをされていますよ。