スロージギングリールの選び方
あくまでもざっくりした書き方になってしまうのですが、次のスペックをある程度カバーできるリールがスロージギングにオススメのリールになります。

スロージギングに求められるリール性能
- ハイギアのベイトリール
- ハンドル1回転の巻取長が90cm前後
- ラインがスムーズに出るモデル
大体この3点はできる限り満たしておきたいスペックになります。
オススメのスロージギングリール
ここからは実商品を紹介していきたいと思いますが、個人的にシマノのリールが好きなのでシマノのリールから紹介したいと思います。
とはいえ、ダイワのリールも十二分に良いモデルが出てますので、どちらが良いとか悪いとかはほとんどないかと思っています。
シマノ オシアジガー 1500HG、1501HG

通っているポイントの水深を目安に使い分けが必要だと思うのですが、80mより浅いポイントがメインであれば1500番台のモデルがオススメです。
2000番台と比べるとパワー不足、巻取長が短いところではありますが、自重が軽いので釣りがしやすいですね。
巻糸量:PE2号-500m | 自重:405g |
巻取長:97cm | 最大ドラグ力:7kg |
シマノ オシアジガー 2000NRHG、2001NRHG

水深が100mを超えてくるとさすがにウエイトのあるジグを巻き取るのに疲れやすくなるので、2000番台のモデルがオススメです。
1500番台と比べると自重が200g近く重くなってるのですが、巻き上げパワーが上がってるので、それでも疲れにくいです。
100mを超えても1500番台のリールでもできないわけじゃないけれど、オススメはしませんね。
巻糸量:PE3号-400m | 自重:595g |
巻取長:117cm | 最大ドラグ力:10kg |
ダイワ ソルティガ 35NHL-SJ

ダイワのスロージギングリールで最もオススメできるのはソルティガシリーズの35NH-SJですね。
このリールであれば、中深海を攻めるときでも100m以浅のポイントでも標準的に使えます。
ダイワの釣り番組でもよく見かける一押しモデルですね。
巻糸量:PE3号-400m | 自重:610g |
巻取長:119cm | 最大ドラグ力:10kg |
ダイワ ソルティガ 15H-SJ、15HL-SJ

上で紹介したモデルよりも軽いリールが欲しい、中深海のポイントはあまり縁がないという方には15H-SJですね。
こちらは100mよりも浅いポイントであれば十分活躍できるスロージギングに使えるベイトリールです。
自重が150gくらい軽くなるとずいぶんと持ち重り感は減りますよ。
巻糸量:PE3号-300m | 自重:460g |
巻取長:100cm | 最大ドラグ力:8kg |
ダイワ キャタリナLD 20SH

スロージギング専用モデルと言っていいのがこのキャタリナLDシリーズですね。
20SH、20SH-Tと2モデルあるのですが、ハンドルのタイプが異なる感じでリール自体の基本スペックは同じです。
ただ、キャタリナLDシリーズはすべてが右巻きモデルしかありませんので、左巻きユーザーはご注意ください。
巻糸量:PE2号-560m 巻糸量:PE3号-350m |
自重:435g(20SH) 自重:470g(20SH-T) |
巻取長:116cm | 最大ドラグ力:10kg |
もっともっと細かい話をすれば、初心者には酷な話になるのですが、実際にリールをチョイスするには、狙う魚種、行くポイントの水深、潮の速さ、ロッドとの組み合わせ、狙いの水深までPEラインを出した上での実測値としての巻取長、などの要素を考えるのが本気の選び方になります。
巻取長が90cmと表記されていても、水深20mでの状況と100mでの状況ではラインの残り量が違うので、同じにはならないからですね^^;
まぁ、この辺りの考え方は2台目を買うときに考えればいいかと思います。