2020/2/10に加筆修正しました。

失敗しないスロージギングロッドの選び方

 スロージギングを始めてみたい!っと思う方は大抵すでにジギングの経験がある方だと思いますので、ある程度ご自身の経験値でこんなロッドが良いとか、こういうロッドが欲しいというものがあるかと思います。

ジギングロッドタックル

 が、初心者さんだとそういうもののイメージすら湧かないという方も多いと思いますので、このページではスロージギングの基本からスロージギングロッドの選び方を紹介してみたいと思います。

スロージギングに求められるロッドの性能

 あくまでも基本の話ですが、スロージギングに求められるロッド性能を列挙してみます。

  • ロッドの長さが5ft後半~6ft後半までのもの
  • 1ランク張りの強さがあるもの
  • 適合PEラインが2号くらいのもの(対象魚種によりけり)
  • ジグウエイトが250~最大300gくらいまで使えるもの(1つの目安)

 大体この4点くらいが、スロージギングに求められる性能で、専門ロッドであれば大体満たせることが多いと思います。

ジギングロッド

 ラインに関しては、100mより深いポイントを狙うのであれば、さらに細くすることもありますし、ジグウエイトも重いものを意識しだせばいくらでも重くなりますので、あくまでも目安として考えておくくらいでいいと思います。

各メーカーのスロージギングロッド

 大体のイメージができたら各メーカーさんのスロージギングロッドを実際にチェックしてみてください。

 耐久性や感度やらなにやらと色々あるのは確かですが、最初の1本はお財布事情で選んでいいと思います。また、欲しくなったら次の1本を考えるくらいのスタンスでいいと思います。

 ちなみにもっとロッドの選び方や注意点が気になるという方は読み進めてください。

 もう少し気になるポイントなんかをツラツラと書いております^^;

スロージギングって実は激しい釣り

 スロージギングって名前にスローとついているので、何だかゆっくりした釣りというイメージがあるのですが、実は全然ゆっくりしていない釣りです。

緩急のあるリズム

 ハイピッチやジャカジャカみたいな激しいのが延々と続くようなことはないですが、緩いアクションだけではなく、緩急がある釣りなので、イメージよりは激しい釣りだと思っておく方が良いでしょう。

最初のスロージギングロッドは長すぎず、短すぎず

 一番良いのは、スロージギングに詳しい船長のいる船に乗り、その海域やよく行くポイントに適したロッドの条件を聞くことや、ショップのスタッフさんに聞くのが一番だと思います。

 が、そんな人がなかなか居ない!!っというのであれば、できるだけ基本的な長さとなる6~6.6ft前後の長さのロッドを選ぶことをオススメします。

長い竿と短い竿

 長ければ長いほど、ロングフォールやロングリフトがしやすいですが、重く疲れやすく、取り回しが不便になりますし、短ければ短いほど、取り回しや軽さはよくなりますが、ロングフォールやロングリフトがしにくくなります。

 自分がどんな釣りをしたいかでも竿の長さは変わりますが、最初の1本であれば、中間的な長さがオススメなわけです。

スロージギングロッドの注意点-破損

 新しいモデルになればなるほどスロージギングロッドも進化しているのですが、それでも他のジギングロッドと比較すると破損がおおいのも事実です。いくつかのメーカーの公式サイトでも注意書きされていることがあります。

折れやすい竿

 例えば、ファイト中はロッドを極端に立てず、ベントカーブの頂点を目線の高さ程度までにしてくださいなどと書かれています。

 百発百中でロッドが折れるということはありませんが、ロッドに張りを持たせている分、こういうことが起こるんだろうと思います。

 まぁ、最近のロッドはずいぶんと進化してきてますので、曲げても折れないものもたくさん出てきましたが、古いモデルを買うと折れるものがありますので、ロッドの注意書きなんかをしっかり読んでから買いたいですね。

スロージギングロッドの注意点-ジグウエイト

 どのロッドにも適合ルアーウエイトやジグウエイトが設定されているのですが、スロージギングロッドにおいてはあくまでも目安と考えておいた方が良いです。

 ジグの形状や引き抵抗によって実際にロッドにかかる負荷量が異なるからです。

ジギング用のジグ

 釣りに行ってみるとよく分かるのですが、250gのジグと300gのジグを同時に投下しても、300gのジグの方が着底が遅いようなことがあります。潮の流れによって横に横に流されているからですね。

 こうなってくるとシャクリの際にも引き抵抗が大きく変化するため、250gのジグとは思えない重さになったりすることがあります。

 適合ジグウエイトがよく分からないなら、守備範囲の広い6オンスまでのロッドを買え!っとまでは言いませんが、自分が使いたい、使っているジグの重さより+100gくらい上のものを考えておくことも必要かなぁと思ったりします(この辺りの感覚は人によりけりだと思いますが)。

最初のジギングロッドの注意点-ロッドの金額

 正直なところ、スロージギングはお金のかかる釣りだと思います^^;

 お財布事情に余裕があるならより高いロッドを買っておく方が良いですね。

お財布事情と釣り道具

 スロージギングロッドは入門モデルもほかの釣りジャンルと比べると少ないので、中級者向けくらいの金額は最低限出しておきたいかなぁと思っています。

 理由ははっきりとロッドの自重が異なったり、張りや強さが異なるからで、ロッドが破損しにくい工夫も高額なロッドはきちんとされていることが多いです(もちろん、そうでないロッドもありますが・・・汗)。

各メーカーのスロージギングロッド

 ま、あとは色々とロッドをチェックしてみると良いかなと思います。

 下にあるメーカーさんであれば、ある程度のレベルの竿をきっちり作ってくれているので、そうそう破損するようなモデルはないと思っております。

 ただ、昔のモデルが長く販売継続されているものは折れやすいものもまだまだ売ってる可能性もありますので、ご注意を。

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