2020/2/10に加筆修正しました。
スロージギングのイメージ動画
個人的に一番納得できるスロージギングをイメージしやすい動画がこちらのシマノのソルトウォータームービーです。
この動画はあくまでもスロージギングの考え方を知るもので、アクションのノウハウ動画ではありません。でも大事なことをたくさん言ってますので、10分見てみてください。
スロージギングのイメージ
他のページでもちょろっと書いたのですが、名前がスロージギングなので、何だかゆっくりした釣りというイメージがあるのですが、スロージギング自体、全然ゆっくりしていない釣りです。
ゆっくりしていないというと誤解が生まれそうですが、緩急があるって意味でして、ハイピッチショートジャークのように本気でロッドをシャクるようなことまではあまりありませんが、リズミカルである必要はあるという感じです。
スロージギングに求められるジグの動き
ジグの動きだけを考えるのであれば、ジグを水平向かせることに重きを置いた釣りなのですが、さて、この水平を向かせるというのはどういうことなのでしょうか??
ベイトの動きから考えるとするなら・・・
- 元気よく逃げ回るベイト
- フラフラと逃げ回るベイト
- 前後左右が分からなくなりクルクル周り逃げるベイト
- だらーんっとして逃げもしないベイト
『元気よく逃げ回るベイト』はジャークの動きであり、ロングジャークなどがそれに当たります。
2つ目の『フラフラと逃げ回るベイト』は、例えば平戸ジャークと呼ばれる斜めに入れるジャークになります。その流れで、ヒラヒラと軽くフォールを入れるのも含めてフラフラと、です。
3つ目の『前後左右が分からなくなりクルクル周り逃げるベイト』ハイピッチチョートジャークやジャカジャカアクションですね。
で、最後の『だらーんっとして逃げもしないベイト』がスロージギングでのジグを水平にするというアクションだと言うわけです。
とはいえ、完全にステイするわけではなく、スーッと横にジグが走るような状態のことで、死んだ魚というわけではなく、青物に体当たりをされて、意識を失ったり体が痺れてしまって動けないような状態のベイトをイメージすると良いと思います。
さらに上達するならイメージに捕らわれるな!
上で紹介したものはあくまでのスロージギングの1つのイメージです。
その他にもロングフォールでのパターンもありますし、底地が砂地のときに使うようなパターンもあり、実はスロージギングはもっともっと多岐にわたる選択肢やシーン、演出があります。
1つのイメージばかりに捕らわれず、色々実践してみつことが上達への第一歩だと思います。
スローよりもハイピッチの方が釣れるケースもありますので、スローにこだわることだけが正解でもないですからね^^;