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2022/01/05に加筆修正しました。
岸和田一文字のショアジギシーズンは春~梅雨と秋の2回
岸和田一文字に限らず、ショアジギングで青物を釣るために一番大事なことといえば、釣れているときに行くだと思っています。
なので、まずは岸和田一文字のショアジギシーズンをチェックしておくことが大事だと思います。
4月中旬~梅雨までが第1シーズン
その年によって多少の前後はありますが、岸和田一文字のショアジギングは4月中旬くらいから始まります。
4月中旬~6月上旬までが第一弾となるシーズンで、ハマチ~メジロ~ブリクラス(あとサゴシ・サワラ)と、中~大型ターゲットが狙える時期となります。
この時期はイワシがベイトになっていることが多く、青物が上ずっている傾向にあるので、ジグやミノー、状況によってはトップでブリが狙えちゃうのです。
6月中旬から中休み
6月中旬から2~4週間くらい青物が全体的に釣れなくなる中休みになる感じの期間があります。
中休みの期間も単発でポロポロとは釣れるのですが、シーズンとは言えないくらいに単発な感じで、ショアジギングで青物を狙うには少し難易度が高い時期になります(飲ませ釣りならもう少し確率高い)。
この青物が中休みとなるタイミングでは、タコ釣りが最盛期となるので、ショアジギがダメだと感じたらタコ狙いに切り替えるのがオススメだと思います。
6月下旬~7月上旬頃からライトショアジギ開始
6月下旬~7月上旬頃から、小サバが入り乱れるようになり、それとほぼ同じタイミングくらいにツバスの回遊が始まります。
ここからしばらくの間はライトショアジギングゲームが楽しめる時期で、アジ、サバ、ツバスサイズを楽しむ時期になる感じです。
年によってはツバスがまったく回遊せず、鯖オンリーとなることもあるので、ジグメインでのショアジギングよりも、ライトな部分を活かしてジグサビキなんかが面白いと思います。
ただし、サバが鬼のように回遊している日だとジグサビキだと全く釣りにならないくらいサバが釣れるのでご注意ください。
とはいえ、ブリクラスもまったくのゼロというわけではありませんので、大型のみをひたすら狙い続けるというのもありだと思います。
全体的に大型サイズは数がかなり少ない時期になるので、大型専門の方には我慢の時期になるかと思います。
9月~12月上旬までが第2シーズン
9月頃から12月上旬まで、秋が深まるにつれて中~大型青物が増えていくような流れで季節が進んで行きます。
また、例年は8月後半~タチウオが接岸してくるので、暗いうちはタチウオ狙いで、日が挿してきたら青物狙い!っという二本立てを楽しむことができます。
ただ、年によってはタチウオの接岸具合がいまいちで、エサ釣りの人ですら苦戦するような年もあります。
まぁ自然のものなので、当たり年やハズレの年などがあるのでこういうところは仕方がないところかもですね。
あと、ショアジギングから少し離れますが、シーバスも戻ってくる時期になるので、人が少ない日なんかはテクトロで壁際狙いで歩き倒すのもいいかもしれません。
岸和田一文字のショアジギシーズンが終了となる時期は大体12月中頃ですが、それ以降でもアジの回遊があれば青物の回遊もある程度は残ると思いますので、絶対に釣れないわけではないと思います。
ただ、ショアジギ師もほとんど見かけなくなり、逆にカレイ釣りの投げ釣り師が増えてくる時期になるので、寒さに負けない体と、折れない心が必要です。
シーズン別、ショアジギングの組み立て方
シーズン初期と終盤は本格タックル
シーズン開幕直後の4月中旬~6月頃と、シーズン後半となる9月~12月頃は、小型青物よりも、中~大型ブリも混ざることが多いので、しっかりしたショアジギングタックルで挑みたいですね。
ライトショアジギングのタックルでも獲れないわけではありませんが、後で泣きを見ないタックル選択をしておきたいということです。
30~40gの巻き系ジグ(ブレード付きのやつ)や鉄板バイブを中心に、ボトムから中層を狙うのがおすすめです。
巻取り速度が遅いとジグを見切られることも多いので、巻取り速度は徹底して速めが良いと思います。
速めってどのくらい??っというと、言葉にすると難しいのですが、仕掛けを回収するときは思いっきり速く巻き取ると思いますが、あれよりほんの少し遅いくらいでOKです。
青物相手に人間の巻取り速度が速すぎるようなことにはなかなかならないので大丈夫です。
リールのサイズやキャスティングの飛距離にもよりますが、フルキャストから着底、30回リトリーブ(巻取り)で、一度底を取り直し、着底したらすぐに30回リトリーブ(巻取り)を繰り返す感じです。
ショアジギングに慣れた方であれば、巻き系ジグでなくともワンピッチジャークで中層より下を狙うのがオススメです。
あと1つ気をつけておきたいことといえば、しっかりと足元までアクションさせたいということです。
青物たちも何も考えずに捕食しているわけではなく、壁際や海水面にベイトを追い込んでそれ以上逃げられないようにして捕食しています。
個人的な感覚なので、正しくはないかもしれませんが、大型ターゲットほど、岸から5mくらいのボトム付近もしくは岸から5mくらいの海面ギリギリでアタリが多いように感じています。
遠投した先でのアタリももちろんあるのですが、大型は足元でのヒットが多く、何ならバイトが見えるようなシーンにも何度も出くわしています。
ジグが見える範囲になると、途端にリトリーブやアクションが雑になる方が多いのですが、実はその辺りが一番狙いの筋だと思うのです。
もし、足元までしっかり狙いたいのに狙えない・・・っと思う方は重めのメタルバイブやタングステンのジグ50~60gを使うのもありだと思います。
シーズン中盤はライトショアジギングがメイン
中休み以降~9月くらいまでは、ライトショアジギングで十分楽しむことができます。
アジやサバの小型ターゲットやタチウオなんかも混じる時期はガチのタックルだとちょっとツマラナイことになります。
ライトショアジギング専用タックルがオススメですが、シーバスロッドや強めのエギングロッドでも楽しめると思います。
もちろん、大型サイズしか狙っていない!!っというガチ勢さんは30~40gのジグメインでも良いと思いますが、とにかく小型が多くて大型が少ないという時期なので、望み薄かもしれません(でも釣れないわけではない)。
ツバス~ハマチクラスがメインターゲットになることが多いので、底をしっかり取るような必要はほとんどないので、初心者さんにもオススメの時期です。
10~20g程度のジグを中心に、場合によってはジグサビキを併せるような気軽なショアジギングがオススメです。
着水してからすぐのタダ巻きでも構いませんし、適度にカウントダウンをして底を取らずしてリトリーブ開始で問題ないと思います。
1キャスト1キャストを大事に釣りをするよりも、キャスト回数を増やして徹底した手数勝負が良いと思います。
岸和田一文字で釣れやすい時間帯と潮周りはあるの?
基本的に朝マヅメを狙って渡る人が大半で、釣果も朝9時頃までが一番安定しているという印象があります。
特に、5~6月のシーズン前期は朝マヅメがメインで、9~11月のシーズン後期は午後からでも十分狙うことができます。
ただし、潮の動き出すタイミング次第というところもあるので、シーズン前期でも9~11時頃に爆釣したという経験も全然あります。朝マヅメだけにこだわることはオススメしません。
サゴシ(サワラ)に関しては、早朝の表層速巻きが強いことが多く、太陽が強く射し出すまでの時間帯が一番かもしれません。
とはいえ、サゴシ(サワラ)も回遊状況次第というところもあり、13時にドカン!っという経験もありますので、諦めないキープキャスティングの精神は忘れないでほしいです。
夕マヅメにも青物は釣れていますが、朝マヅメと比べるとそこまでの爆発力はなく、時合があっても短時間な印象があります。
ただし、朝と比べると人が少なめになりやすいので、広く場所をとって釣りをしやすくなると思います。
また、9月以降にタチウオの釣果が出てくると夕方にも人が増えてきますので、それはそれで混み合ってきますけどね。
岸和田一文字でオススメの潮周りはある?
結論としては、この潮はダメ!っというものはありませんが、潮の流れがない(またはタルすぎる)ときは釣れにくいですね。
ショアジギングは回遊次第ということもあるので、厳密には何とも言えないところもあるのですが、大潮に関しては短時間の爆発力はすごいと思います。
逆に言えば、釣れる時間帯が短いと感じることもあって、個人的には苦手な潮周りだと思っています。
過去の自分の釣果だけを眺めていると、中潮、長潮、若潮みたいな潮の日の方が良いお魚に出会っているようには感じます。
あと、潮周りとは違いますが、透けた潮(濁りがなく超クリアな潮)のときも釣りにくい印象があります。
青物にジグが見切られやすいのか、海水に栄養分が少なくて小魚の回遊も少なくなるのか、よくは分かりませんが釣りにくいです。
まぁ、透け潮に関しては現地に行って見てみないと、海が澄んでるか濁ってるかは分かりませんし、時間の経過でも変わっていくこともあるので、ぶっつけ当日どうなっているか?ですね。
潮周りと時間帯の話の結論
朝マヅメのタイミングで満潮干潮のどちらかが絡んでいるのが一番オススメです。
そして、あくまでも個人的な感覚にはなりますが、大潮よりも中潮、長潮、若潮みたいな潮の方が釣っていることが多いと思っています。
(後で読み返して小潮に触れてないなと思いましたので、追記しますが、小潮が悪いことはないです、釣りする時間帯に満潮干潮が絡んでいればOKです)
渡るポイントで釣れる釣れないが変わる?
下のイラストが岸和田一文字の全景ですが・・・。
青物狙いのショアジギングであれば、基本的に沖の北に渡れば間違いないと思います。
沖の北で全然釣れなくて、他のポイントが良かった!っということは青物に関してはあまり聞きません(その他の魚種だとそういうこともある)。
一番オススメは沖の北
青物狙いでショアジギングをするなら沖の北に渡るのが一番オススメです。
シーズンに入ると確かに人も多くなり釣りにくいこともあるのですが、魚影も濃いので第一選択となるポイントです。
沖の北では、沖向きにキャスティングできるところに入れば、どこでも良いんじゃないですかねーっと思います。
沖の北の最北端(通称:低場)
沖の北の最も先端となるポイントで、足場が低いためハシゴで降りなければならない場所です(個人的に好みなのでよく入る)。
他のポイントと比べて足場が悪く、大潮の満潮時に近くを船が通ったりすると波をかぶったりします。
また、下のイラストにもある通り、水溜まり(深さ50cmくらい?)があり、細い足場を歩く必要があるので、子連れや、釣り初心者さんにはオススメしません。
ただ、完全に先端のポイントに入ると、正面と右側(北側)に幅広くキャストができるのと、足場が低いのでタモ入れがしやすいというのがメリットです。
とはいえ、釣果に関しては、ショアジギに限定するなら他のポイントよりは釣れていない印象は多少あります。
足場に高さがないので、海に影ができないためベイトとなる小魚が潜みにくいことが理由なんじゃないか?と思っています(正しいかどうかは知りません)。
根魚やタコ、グレ、落とし込み(クロダイ)釣りで言えば、他のポイントよりも釣れるようなタイミングもあるので、ショアジギ師同士より、エサ釣り師さんなんかとポイントの取り合いになることはあるかもしれません。
沖の北の沖向き
沖の北の沖向きポイントは、ショアジギングであればどこに入っても大差はないように感じていますし、釣果にも大きな差はないと思います。
それでも何故か人気のあるポイントがいくつかあり、船が着岸してからヨーイドンで取り合いになる場所もあります。
低場手前の北端と、ポンプ小屋付近の2箇所が何故か人気があるように思います(個人的な雑感)。
ただし、そこに入っててもボウズの人も見ますし、逆にそこ以外のポイントに入っても釣ってる人は釣ってますので、そこまでポイントを選ぶ必要はないんじゃないかなーっと思います。
あと、船着き周辺は、釣り人が集まりがちなポイントになりますので、キャストに不安がある初心者さんやファミリーさんはポンプ小屋よりも奥に行った方が広く釣りをすることができると思います。
沖の北の内向き
青物狙いなら基本は沖向きがオススメですが、内向きでも青物やヒラメは釣れているので、沖向きでダメなときは狙ってみてもいいかと思います(沖向きがダメなときは内向きも弱いことが多いですけど)。
何故かポンプ小屋奥の内向きにタチウオが溜まるような時期があって、朝から夕方までタチウオが釣れ続けた・・・みたいなことも過去にあったような気がします。
ただし、ポンプ小屋付近から奥側は、足元付近の底に鉄網みたいなもの?があるので、着底させたら一発で根がかりってこともよくあるので、ご注意ください。
あと、内向き側の船着き場~北の先端は秋口になるとショアスローの底引きでイシモチがめっちゃ釣れる時期があります(15~20gのスロー系ジグがオススメ)。
釣り味は青物と比べるとアレですが、割と食べて美味しいのでお土産におすすめです(秋限定)。
人混みを避けるなら旧一文字
沖の北よりも岸寄りの一文字ですが、当然、青物の回遊も十分にあるポイントです。
基本的にショアジギングの人よりも、タコ釣りやエサ釣り師の方が多いポイントになります。
潮の流れで言えば、沖の北よりはややタルく、魚影は少し薄めですが、沖の北が混雑して無理!!っというときや、ゆっくり広く釣りをしたいファミリー層にはオススメのポイントです。
旧一文字も基本的には沖向き側がショアジギングとしてはオススメですが、シーバス、ハマチ、小サバなんかが内向きでバチャバチャするシーンも見かけますので、聞き耳だけはしっかり立てておいて下さい。
旧一文字赤灯
旧一文字で一番北側になるポイントで、水深もあり、潮通しもよく青物の回遊も普通にあるポイントです。
サビキ釣りで人気のポイントでもあるため、しっかりベイトがついた場所なので、ショアジギングが成立するポイントです。
ショアジギ師がみーんな沖の北に渡っちゃうので、青物狙いの人が少なく、釣果情報が集まらないだけだと思っています。
私自身は沖の北が混み始めるとこちらで降りることもあって、ハマチ~メジロなら何度もゲットしております。
また、足元以外は砂地に近い底質でヒラメの釣果もなきにしもあらずなポイントで、赤灯から船着き場までの沖向き付近はアコウの釣果情報もそこそこにあるので、早朝や夕マヅメにアコウ狙いも面白いかもしれません。
旧一文字の2番、3番、4番
2~4番まではショアジギング的にはどれも同じような場所で大きな変化もないポイントですが、沖向きが青物狙いにオススメとなります。
青物の回遊もあるので、他のポイントが混み合っている場合はここでも狙えると思います。
ハイシーズンで沖の北が混雑、さらに赤灯周りも人が入ってるとなると、第三候補として2~4番になるかなと思います。
旧一文字カーブ
一文字が折れ曲がっている箇所で、潮流を受けて変化が生まれやすいポイントで、エサ釣り師が入っていることが多いポイントです。
沖は他と水深に変わりはありませんが、手前はやや水深が浅く、積石もあるので根がかりしやすいので注意が必要です。
ショアジギングのポイントというよりは、疲れたときのタコ狙いにオススメのポイントだと思います。
旧一文字白灯
旧一文字の中でも水深が比較的浅いポイントで、チヌ釣りやアコウ狙いの方がよく入っているポイントになります。
青物の回遊もまったくないわけではなく、エビ巻き釣りをしている人が仕掛けを青物に引っ手繰られているのを聞いたことがあります。
ショアジギポイントとしてはちょっと弱めな場所かもしれませんが、個人的にはヒラメ(ただしソゲ)を釣ったこともあるので、たまに釣り歩いてみるのも悪くないかなと思えるポイントです。
中波止
割と地続きな感じのポイントなので、沖堤防感が限りなく少ないポイントの1つだと思います。
周辺地域のショアジギ釣果情報を見ている感じでは、おそらくこのポイントでも青物の回遊がゼロではありませんので、釣れないわけではないとは思います。
が、せっかくお金を払ってショアジギングするのであれば、もっと沖の魚影の濃い沖の北なんかに入った方が良いと思います。
ポイント的にはショアジギングより、タコやエビ撒き釣り(チヌやハネ、根魚)のポイントといった印象です。
一時期バチ抜け便(4~5月頃に)という半夜での渡船をしており、中波止へと渡ったことがありますが、シーバス、アジング、メバリングなんかで渡るのは全然ありなポイントです。
あと、敷石周りはタコの絶好のポイントになってますので、ショアジギに疲れた方はタコに癒やしを求めるというのもありかもしれません。
沖の南
2021年に入ってから長らく渡しをしていないポイントですが、沖の北とほぼ同じとも言えるポイントです。
ただ、内向き側はショアジギができる感じではありませんので沖向きのみなポイントとなります(実際の沖の南の写真はこちらのページでまとめました)。
沖の北が大混雑するシーズンになると渡してくれるポイントで普段は基本的に渡しがないポイントとなります。
渡してもらえるかどうかは岸和田渡船さんに確認してもらうのが確実ですが、第一便での来場者数が70人を超えているくらいになってくると渡してもらえるかと思います。
青物は走らせてOK、タモは6mがオススメ
岸和田一文字での青物とのファイトはしっかり魚を走らせてOKです。
沖の北、旧一文字、沖の南もどのポイントも足元にちょっとした敷石があって沖の方は砂地が広がっているだけなので、根などの障害物がないので無理なファイトは全く不要です。
船長曰く、ヒット直後に魚に思いっきり走られたことで焦ってドラグを締めてやられてしまうというケースが多いみたいです。
そうなるくらいならしっかりと走らせて弱らせる方がキャッチ率が高くなると思いますので、時間をかけてファイトしましょう。
ツバスくらいのサイズでも元気なやつは結構走りますので、近くの人が青物を掛けたことに気が付いたら、一度仕掛けを上げてタモ入れが終わるまで待つっという譲り合いの精神が大切ですね。
タモの長さは6mが推奨されています
私自身はタモの柄5.4mで、タモ網が55cm。あわせて何とか6mですが、ド干潮のタイミングだとタモ入れがキツイです。
余裕をもってタモ入れするなら6m+タモ網55cmとかにしておく方が良いと思います。
あと、できれば近くの人がタモ入れを手伝ってあげられると良いですね。
もちろん、手伝って欲しくない人もいますので、手伝いましょうか?と聞いた上でお手伝いしてあげましょう(魚が大きいと死ぬほど緊張しますけども!)。
タモ入れ直後を狙え!
青物とのファイトを見ていると後ろから他の個体がついてきてることが多々あります。
なので、近くの人がファイトしているタイミングはさっさと仕掛け(ジグ)を上げておいて、虎視眈々とタモ入れした瞬間に付いてきている青物を横取りすることを狙いましょう。
他人が釣った魚を眺めたくなる気持ちも分かりますが、青物が岸際に寄ってきている可能性が高いので、我先にキャストしましょう!!
釣れるターゲットを再確認しておこう
時期によって釣れるターゲットは変わってきますが、岸和田一文字のショアジギングで狙える魚は以下のターゲットになります。
小型ターゲット
- アジ
- サバ
- ツバス
- ガシラ
- アコウ
- メッキ
- メバル
- イシモチ
- エソ
中型ターゲット
- ハマチ
- メジロ
- サゴシ
- タチウオ
- シーバス
- クロダイ
- シイラ
- ヒラメ
大型ターゲット
- ブリ
- サワラ
- シイラ
- ヒラメ
たまには釣れることもあるレアターゲット
- ダツ
- アオリイカ
- ハモ
- シオ(カンパチの幼魚)
- タコ
- マダイ
ちなみに私自身は、ショアジギングでカエルアンコウ、シロサバフグ、キスなんかも釣ったことがあり、案外と色々な魚がいるんだなぁと思うことがあります。
ほかにも何か変わった魚が潜んでいるかもしれませんよ。
ショアジギタックルを見直してみる
タックルの良し悪しで釣果は大きく変化するとは思いませんが、もし大きく違ったタックルを使ってないかどうかをチェックしておくのもいいかと思います。
ショアジギングタックル
岸和田一文字のショアジギシーズン初期と後期は大型ターゲットが混ざることを想定して、しっかりしたショアジギングタックルを用意しておきたいところです。
釣りのスタイルにもよりますが、具体的には
- ロッド:ショアジギ専用ロッド
- リール:5000~8000のハイギアモデル
- PEライン:1.5~2.0号
- リーダーライン:フロロかナイロンの5~6号
- ジグ:30~60g
辺りが無難だと思います。
ロッドに関しては、ジグウエイト30~60gをカバーできるモデルであれば、大体どんなものでもいいと思います。
リールに関しては、お財布が許す限りの良いモデルを買っておくとドラグ性能も良く、ラインブレイクされにくくなるかと思います。
ハイギアモデルやエクストラハイギアモデルはどちらでも良いと思います(極論、ノーマルモデルでもOK)。
ライトショアジギングタックル
シーズン中期のツバスやハマチサイズがメインとなる時期ではライトショアジギングタックルがオススメです。
ただし、大型がいきなり掛かるかもしれないという可能性はありますので、その点だけは注意しておいて下さい。
- ロッド:ライトショアジギ専用ロッド
- リール:4000~6000のハイギアモデル
- PEライン:0.8~1.2号
- リーダーライン:フロロかナイロンの3~4号
- ジグ:10~30g
辺りでおおよそ大丈夫です。
ロッドに関しては、ジグウエイト10~30gをカバーできるモデルであれば、シーバスロッドでもエギングロッドでも大丈夫だと思います。
ただし、良いサイズが掛かるとひどい目にあうのは間違いないと思います。
リールに関しては、お財布が許す限りの良いモデルを買っておくとドラグ性能も良く、ラインブレイクされにくくなるかと思います。
岸和田一文字のショアジギングまとめ
岸和田一文字のショアジギングについてざっと解説してきましたが、釣れているタイミングで沖の北へ渡れば、まぁまぁの確率で青物ゲットができると思います!!
どの潮が良いとか、時間帯とか、そういう悩みはあまり不要で、大事なことは釣れているタイミングで沖の北へ渡るこれだけかなと思っています。
ジグは何を使えばいいのか、カラーは何がオススメなのかと問われることも多いのですが、案外とどんなジグでもOKです。
っていうと、皆さん困るみたいなので、HAYABUSAさんのジャックアイシリーズをオススメしておきますね。
岸和田一文字×ジャックアイシリーズの実際の実績はこちらのページへどうぞ。
あと、どうしても青物が釣りたいのであれば、ショアジギングにこだわらず、泳がせ釣り(のませ釣り)に挑戦してみることもオススメです。
専用タックルを持たずとも、市販の仕掛け+ショアジギングタックルで十分対応できますよ。