このページのまとめ&目次
2022/1/25に加筆修正しました。
岸和田一文字の飲ませ釣りで釣れる魚種と時期
飲ませ釣りで肝心なことは狙った魚種が釣れるタイミングで釣りに行くことだと思うので、岸和田一文字の飲ませ釣りで釣れる魚種と時期をチェックしておきましょう。
青物全般(ハマチ~ブリ、サワラ)
青物全般の釣れる時期は年に2回シーズンがあって、第一弾は6月(梅雨ごろ)から8月中旬(お盆前)までと、そこから中休みを挟んで9月(秋ごろ)から12月中旬(冬)までが第二弾のシーズンとなります。
岸和田一文字では、青物をショアジギングで狙っている人がかなり多く、飲ませ釣り師はそこまで多くないというのが実のところだと感じています。
それでも釣果実績でいえば、ショアジギングよりも飲ませ釣りの方がダンゼン実績があると思うので、より確実に青物をゲットしたい方は飲ませ釣りがオススメかもです。
青物=ハマチ~ブリっというところではあるのですが、岸和田一文字でもサゴシ・サワラが結構回遊しているので、飲ませ釣りをしているとそちらがかかることも結構あります。
とはいえ、サゴシ・サワラは歯が鋭いお魚なので、飲ませ釣りだとハリスを切られてしまうことが多くて、意外と釣り上げることは難しいこともあります。
ワイヤーハリスにすれば、サゴシ・サワラの歯への対応はできると思うのですが、ワイヤーハリスにすると途端に食いが悪くなる・・・みたいなこともあるようなので、飲ませ釣りではちょっと太めのフロロラインのハリスにする程度の対策にして、サゴシ・サワラに切られるか、それともゲットできるかは運任せにする方が良いのかな??っと思っています。
ハネ・スズキ(シーバス)
岸和田一文字にほぼ年中いるんじゃない??っと思えるターゲットではありますが、飲ませ釣りで狙うなら4~6月の時期と10~12月の時期がオススメです(青物と時期が近しい感じです)。
ショアジギングをしていても時々ヒヤリとさせられることがあるのですが、足元ギリギリでいきなりガツン!っと食ってくることがある好戦的なターゲットです。
好戦的なターゲットではあるものの、ハネ・スズキはそこまで捕食が上手ではない魚なので、飲ませ釣りで狙うなら、浮き釣りでも、胴付き仕掛けでも、壁際寄りのポイントや、駆け上がり付近の海底ちょい上をじっくり狙うのがオススメです。
ハネ・スズキを狙いつつ、アコウやヒラメも狙っていくようなイメージで釣りをすると良いかもしれません。
ヒラメ
岸和田一文字にはそこまでたくさんのヒラメは居ないと思われていたのですが、ここ数年でヒラメが狙って釣れることが分かってきた感じがします。
ショアジギングでは、狙って釣れているケースはまだまだ少ないと感じるのですが、飲ませ釣りだと秋頃から冬までの間に専門に狙って釣る人も増えてきました。
過去に船長がメチャデカいヒラメを釣ったのをタモ入れさせてもらいましたが・・・岸和田一文字にもあんなのが居るんですね。
本気ですごいと言えて、本気で悔しいと思えて、心からおめでとうが言える趣味ってそう多くない気がしますにゃ。
— 釣れない猫 (@2071site) December 11, 2020
釣りはその1つかもにゃ。#岸和田一文字の船長が釣りました#我輩はタモ入れ担当#死ぬほど緊張した#79センチのヒラメ#我輩も釣りたい pic.twitter.com/xBffNJCo97
さすがにここまでのサイズはそうそう釣れないかと思いますが、岸和田一文字でもヒラメの釣果実績は増えてきている感じがします。
このヒラメも海底狙いの胴付き仕掛けでして、足元から5~6m先までの敷石周りを狙っておられました。
ヒラメは基本的に内側でも外側でも敷石周りであれば狙うことができますが、投げて放置するよりは積極的に色々な角度から仕掛けを入れて通す方が良いとのことです。
青物も狙いたいというのであれば、エレベーター仕掛けも良いかもしれませんが、ヒラメを狙っていきたいのであれば、胴付き仕掛けで底狙い一択だと思います(孫バリも忘れずに!)。
アコウ(キジハタ)
アコウ(キジハタ)を飲ませ釣りで狙うのであれば、夏ごろから秋の終わり頃までが狙えるシーズンになります。
エビ撒き釣りで狙っている人は多いのですが、飲ませ釣りで狙っている人はそう多くありません。
放流事業のおかげもあって岸和田一文字でも40cmクラスのアコウの実績も少なくないので、飲ませ釣りで狙うことも十分可能なターゲットです。
上で紹介したハネ・スズキやヒラメ狙いの胴付き仕掛けとほぼ同じ感じで狙えます。
エサは弱りやすいですけどイワシがオススメで、釣果情報があった近辺で2~3本の竿を入れてじっくり待ちたいですね。
シイラ
かなり期間限定で、岸和田一文字ではレアなターゲットになるので狙って釣るのは難しいとは思いますが、毎年7月中旬~11月上旬頃のどこか1~3週間くらいの間に不意に現われてあっという間に居なくなるやつです。
回遊があった日からちょっとくらいしか釣れないことも多いので、釣りたい方は情報が出たらすぐに行くのがオススメです。
表層を恐ろしい速度で回遊していることが多いので、ウキ釣りかエレベーター仕掛けでの飲ませ釣りがオススメです。
ショアジギングなどのルアーゲームと違って、飲ませ釣りでシイラを掛けると、仕掛けがかなりぐちゃぐちゃにさせるようなこともあるので、掛かってほしくないと思うこともまぁありますけども・・・。
大体はこんなもんかも?
岸和田一文字の飲ませ釣りで狙えるターゲットはこの辺りになるかと思います(他もあるかもですが)。
狙える時期を大きく外すと釣れない結果になりやすいので、いくら飲ませ釣りだからといって甘く見ず、釣れてるタイミングで釣りに行くのが一番です。
超重要!飲ませ釣りの活餌について
飲ませ釣りで次に重要なことといえば、活餌の確保だと思います。
この項目では、岸和田一文字でアジの調達ポイントとしてオススメの場所を紹介したいと思います。
※あくまでもオススメの場所です。そこしかアジは釣れないというわけではありません。
※また、朝夕の暗いマヅメの時間帯が強いです。日中のアジの確保は難しいこともあります。
沖の北でのアジの調達
沖の北でアジを現地調達しようと思うと、オイルフェンス付近か低場の手前(内向き推奨ですが、沖向きでも釣れる)がオススメです。
アジの回遊量が多い年であれば、竿下の底付近で釣れますが、釣れないときは遠投サビキで少し沖のボトム付近を狙いたいところです。
特にサバが多い時期ではサビキがボトム付近に着く前にサバが掛かり、アジが釣れないようなことも起こるので、重めのカゴ(岸和田渡船推奨は20号)をつけるなどして、できるだけ早く沈めるようにしたいですね。
旧一文字赤灯でのアジの調達
旧一文字の赤灯の内向き側でもアジを調達することができます。
飲ませ釣りとは無関係にアジを専門に狙っている方もよく入っているポイントですので、アジの実績がしっかりあるポイントです。
ただ、アジの回遊にムラがあるときは旧一文字では確保できないこともあるので、沖の北に渡ってアジを確保してから、旧一文字に戻ってきて飲ませ釣りをするという選択肢もあります(移動の際は岸和田渡船さんに移動のご連絡を)。
アジが確保できないときはサバやイワシ
飲ませ釣りの定番はやっぱりエサもちが良いアジなんですが、アジが確保できないときはサバでも大丈夫です。
アジとサバを比較すると、確かにサバの方が弱りやすい気もするので、マメな交換が必要だとは思いますが、そこまで大きく釣果に影響している感じはないと思います。
しかも、サバなら一日中釣れているようなこともあるので、早朝に焦って確保する必要もないというメリットもあるかもしれません。
あと、イワシが釣れている状況であれば、飲ませサビキを利用した飲ませ釣りもありかもしれません。
ただし、通常の飲ませ釣り(ウキ釣り、エレベーター仕掛け、胴付き仕掛け)と比べると、いくつか難点があります。
イワシの針掛かりを良くしようと針やハリスを細くすると、青物が掛かった際の仕掛けの強度に不安があったり、そもそも大物に対しての針掛かりが悪かったりします。
逆に大物に対する掛かりをよくさせようと仕掛けを太くすると、今度はイワシが掛かりにくい・・・みたいな痛し痒しのメリット・デメリットは頭に入れておきましょう。
活エサを買ってくるのが手堅い
サビキセットを持ってきて現地確保っというのが一番新鮮なエサが手に入るのは間違いないですが、確保できないケースも考えられるので、確実なのは活アジや銀兵(ウグイ)を買ってくることだと思います。
水の入ったバッカンを持ってこないといけない、寒い時期になってくると水の温度管理もしないといけないなど、結構手間はかかりますが、手堅さでいえば一番堅いですね。
現地で確実に釣れれば一番良いんですけど、自然相手の話なんで、そうもいかないこともあるのが面白いところでもあるのですが・・・悩ましい。
とにかく、活エサを買ってくるにしろ、現地で釣るにしても一番大切なことは新鮮で元気なエサを使うっということです。
岸和田一文字で釣れやすい時間帯と潮周りはある?
ショアジギングだとある程度マヅメにこだわった方が釣りやすいと思うのですが、飲ませ釣りに関していえば、マヅメの時間帯を過ぎてしまっても食いは下がるかもしれませんが何とかなりやすいです。
もちろん、マヅメの時間帯が一番ですが、青物シーズンだとルアーマンが多くて釣りがしにくいこともあるので、潮の動いてる時間帯を狙って昼からゆっくりというのもありだと思います。
潮周りに関しても、そこまで強くこだわる必要もなく、大潮でも小潮でも潮が動いている時間帯であれば悪くないと思います。
苦潮だけはご注意を
岸和田一文字では、梅雨明け頃から秋口くらいまで苦潮の影響を受けることがあります。
ざっくりいうと『苦潮=海が酸欠になる』っという状況でして、強烈な状況であればかなり表層付近まで酸欠となることがあり、こうなると泳がせてるエサが弱りやすく(死にやすく)なります。
特に底を這わせる胴付き仕掛けともなると、酸欠の層でずっと泳がせることになることもあるので、あっという間にエサが死んでしまいます。
ウキ釣りでもある程度、泳層が固定されるような仕掛けにしているとこれまたエサが弱りやすいです。
その点、エレベーター仕掛けであれば、ある程度自由に泳げるので影響は最小限に抑えられるかもしれません(影響を受けないわけではありません)。
苦潮のときは、活きエサが死んでいないか、弱っていないかをこまめにチェックすることが釣果につながるかと思います。
とはいえ、苦潮の程度次第ではどうやってもエサのアジが死んじゃうようなこともあり、こうなるとショアジギングよりも飲ませ釣りの方が不利な状況になってしまいます。
飲ませ釣りで入りたい岸和田一文字のポイント
飲ませ釣りで大物狙いの場合、基本的には魚影の濃い沖の北に入ることをオススメします。
ただ、沖の北(特に沖向き側)はシーズンになるとルアーマンがズラリと並び、浮きを流しにくい・・・みたいなことも起こります。
特に船着き周辺はルアーマンで混みやすいので、沖の北での飲ませ釣りなら、ポンプ小屋よりも奥の方が釣りやすいと思います。
また、内向き側でも青物やヒラメの実績はありますので、混み合っているときは内向き側に竿を出すのも悪くないと思います。
旧一文字もオススメ
大物が釣れ始めるとルアーマンもエサ釣り師も、みんな沖の北へ渡ってしまうので、旧一文字はガラガラ・・・みたいなこともよく起こります。
岸和田~貝塚周辺の陸続きポイントの釣果情報からすると、旧一文字でも青物の回遊はあるはずなので、全然釣れると思うのです。
でも、実際問題、みんな沖の北に渡って釣りをするので沖の北での釣果情報しか集まらないため、旧一文字は釣れない・・・ように感じるのです。
特にハネやアコウの釣果情報は旧一文字でも多くあるので、これらを飲ませ釣りで狙うなら全然旧一文字はありだと思います。
私自身、沖の北が混み始めると旧一文字で降りることも多く、ショアジギングでハマチ~メジロなら何本も上げています。
ショアジギングでも釣れるんだから飲ませ釣りだとより確実に仕留められると思いますので、ポイントとしては安心してオススメできます!!
岸和田一文字の飲ませ釣りと仕掛けの選択肢
飲ませ釣りと一括りにしていますが、浮き釣り、胴付き仕掛け、エレベーター仕掛け、飲ませサビキなど、いくつかの選択肢があります。
ここではそれぞれの仕掛けの特徴、メリットデメリットについて紹介したいと思います。
浮き釣りでの飲ませ釣り
エサ釣りをあまりしない方にとって飲ませ釣りといわれて一番最初にパッと思いつくのは浮き釣りかなと思います。
釣り初心者さんにとっては、やや複雑な仕掛けとなるかもしれないのですが、市販のセット仕掛けで全然大丈夫なので、まずはここから挑戦してみるのが良いと思います。
狙いのタナは4.5~5.5ヒロを基本として、ボイルやナブラが発生している状況であれば2~3ヒロくらいまで浅くしても良いと思います。
ヒラメやアコウを中心に狙いたいのであれば、海底から1m以内になるようにタナを合わせておくことがオススメです(ヒラメ狙いなら孫バリも)。
岸和田一文字では、沖の北でも旧一文字でも、特に遠投は不要で、堤防から5~8m前くらいにあるカケアガリ付近を狙って仕掛けを流すのがオススメです。
浮きでの飲ませ釣りメリットは、狙っているタナを自由に変えられることと、エサがある程度自由に泳がせることができることです。
デメリットとしては、仕掛けの性質上、どうやっても仕掛けが流されていきますので、ルアーマンがたくさん来ているときには釣りがしにくくなることがあるかもしれません。
浮き釣りに不慣れな方は、比較的人の少ない沖の北の南奥(船着きから左奥)で釣り座を構えるか、人が少ない夕マヅメの時間帯を狙う、もしくは旧一文字の赤灯がオススメです。
胴付き仕掛けでの飲ませ釣り
胴付き仕掛けの飲ませ釣りは仕掛けが比較的単純でトラブルも少ないので、初心者にもオススメの仕掛けだと思います。
しっかり海底に仕掛けが固定される釣りになるので、流されにくくルアーマンとのトラブルも少ないかと思います。
また、普段ショアジギをやっている方でも、この仕掛けであればショアジギングロッドでも扱うことができるので、挑戦してみることが可能です。
胴付き仕掛けのオモリは15号くらいがちょうどいいのですが、潮の速い日やエサのアジのサイズが良いときは仕掛けが流されたり、引っ張られたりしやすいので、念のために20号サイズを用意しておく方が良いと思います。
青物もヒラメも両取りできる仕掛けですが、ヒラメを中心に狙うのであれば、孫バリをつけておく方がキャッチ率を上げられますよ。
仕掛けは可能な限り自分から海に向かってまっすぐ投入しておくことが大切です。
ナナメになるとルアーマンがラインを引っ掛けてしまうこともありますので・・・。
胴付き仕掛けのデメリットは、海底近くを狙うスタイルになりがちなので、青物が表層で上ずっているとまったく釣れない・・・みたいなことも起こります。
あと、岸和田一文字では6月頃に苦潮の影響を受けることがあるのですが、苦潮の酸欠のタナ(層)から活きエサが逃げられない仕掛けなので、エサがすぐに弱ったり死んでしまうことがあります。
釣りにならないほど弱ったり、すぐに死んでしまうような場合は、浮き釣りに切り替えるか、エレベーター仕掛けに切り替えるかなど、違う仕掛けにする方がエサが弱らないかもしれません。
エレベーター仕掛けでの飲ませ釣り
エレベーター仕掛けは浮き釣りと胴付き仕掛けのちょうど中間的な存在となる仕掛けになります。
仕掛け自体もそれほど複雑ではないため、初心者さんにも扱いやすい仕掛けになると思います。
仕掛けをキャストした後から、活アジを投入するのでエサが弱りにくく、かつ自由に泳げるためより弱りにくい仕掛けだと思います。
ただし、自由に泳げるがゆえに危険な層から活きエサが離れたりするなど、固定された仕掛けよりは逃げることも可能なので、ターゲットに食い気が強くない場合は、前アタリだけで終わってしまうこともあるかもしれません。
あと、こちらも胴付き仕掛けと同じですが、仕掛けは可能な限り自分から海に向かってまっすぐ投入しておくことが大切です。
ナナメになるとルアーマンがラインを引っ掛けてしまうこともありますので・・・。
飲ませサビキでの飲ませ釣り
飲ませサビキは船釣りでよく使用される仕掛けの1つで、サビキで小物を掛けて、そのまま沈めて大物ターゲットを狙うという仕掛けになります。
割と何もせずして大物を狙うという仕掛けなので、道楽仕掛けなんていう呼び方もされています。
デメリットとしては、アジやイワシを掛けることを主眼に置くと強度が低い針とハリスになることがあり、大物が掛かりにくくなったり、ファイト中にやられてしまうことがあります。
逆に仕掛けに強度を持たせると、今度はアジやイワシが掛かりにくくなるようなことになり、両取りすることが難しいことがあるのです。
あと、しっかり掛かってようやくタモ入れまできたーっとなってもタモにサビキが絡まってしまい、タモ入れができない・・・みたいなこともたまに起こっています。
要注意!アタリ・ファイト・タモ入れの基本
飲ませ釣りでよく聞く話が、
- アタリはあったのに・・・
- ドラグ調節をミスって切られた・・・
- タモ入れのときに油断して・・・
っという話です。
リベンジに行く前に、アタリ~ファイト~タモ入れまでの流れをイメージトレーニングをしておくことが良いんじゃないかと思います。
飲ませ釣りのアタリ
飲ませ釣りではアタリがあってもすぐにアワセを入れてはいけません。
基本的にはしっかりと食わせてからアワセを入れる方がフッキング率が高くなり、バレにくくなるので落ち着いてその瞬間まで待ちましょう。
特にヒラメの場合は「ヒラメ40」という古くからの格言があるくらいで、こんなに待つの!?っというくらい待ってからアワセを入れても大丈夫と言われるくらいです。
とはいえ、実際は40秒も待つ必要はなく、本アタリ(グイっと引き込むアタリ)が出れば、そこでアワセを入れて大丈夫です。
孫バリを使用している場合であれば、比較的早い段階で掛かっているケースも多いみたいですので。
また、置竿にするときは、必ずドラグを緩めてラインが出るようにしておくか、尻手ロープで固定して竿が持っていかれないようにしておきましょう。
たまに竿を持っていかれる方がいらっしゃるみたいで、竿が持っていかれると釣りどころではなくなってしまいますからね・・・。
飲ませ釣りでのファイト
飲ませ釣りでは持ち竿をせず、ドラグを緩めて置き竿にしていることが多いと思います。
ドラグを徐々にしめて、しっかりフッキングしてから大物とのファイトが始まるわけですが、ドラグの締めすぎには注意してください。
岸和田一文字の海底は足元に敷石があって、その向こう側は砂地が広がっているだけですので、ドラグを締めすぎて切られてしまうより、緩めでしっかり走らせて弱らせる方が得策です。
相手が大物だと思っている以上に走るので、近くの人が青物を掛けたときはしっかり取り込むまでは仕掛けを上げて待つという譲り合いの精神を忘れないようお願いします。
自分が掛けたときも待ってもらうことになるので、お互い様ですからね。
タモは6mの長さが推奨です
タモ入れの方法よりも、まずは岸和田一文字の堤防の高さに見合う長さのタモの柄が必要です。
岸和田一文字で推奨されているタモの長さは6mで、この長さがあればド干潮のタイミングでも余裕をもってすくう事ができます。
私自身は5.4mのタモの柄に55cmのタモ網なので、何とかギリギリ6mというところで、これだとド干潮のタイミングだとめちゃくちゃ苦労します。
誰かがすくってくれるのであれば、これでも大丈夫ですが、一人でタモ入れまでやるとなると、かなりキツイのでオススメしません。
岸和田一文字での飲ませ釣りまとめ
岸和田一文字での飲ませ釣りはそこまで難しいものではないと思うのですが、それでも第一印象で仕掛けが複雑だと感じてしまったり、釣り場のルアーマンの多さで敬遠される方が多いのかなぁという印象を持っています。
我輩自身、普段はショアジギングで青物を狙っているのですが、釣り初心者を連れて行くときや、ファミリーフィッシングをしたいときには飲ませ釣りをすることもあり、青物を高確率で釣りたいと思うなら圧倒的にオススメだと思っています。
飲ませ釣りの仕掛けは、市販の仕掛けで90%くらいは何とかなりますので、まずは挑戦してみると良いと思います。
ショアジギで1本獲れるか獲れないか!?みたいな状況でも飲ませ釣りだと4本5本・・・みたいなことはよく起こってますので、超絶オススメだと思います!!