2023/2/16に加筆修正しました。

ショアジギングでサワラが釣れない・・・

 我輩ゴトではありますが、2022年のショアジギングでサワラを散々にバラしてバラしてバラしまくりました。

 サワラ(サゴシ)は歯が鋭い魚ですので、一定数は

  • ジグが丸飲みされてしまった
  • 掛かりどころが歯に近くて切られてしまった
  • ボディに針掛かりしてファイト中に身切れした

 なんかの理由で取り逃がすこともあるあるなターゲットだとは思いますが、いくらなんでもバラしすぎました・・・釣れない・・・。

サワラリベンジを誓った猫

 っということもあって、サワラを絶対に獲ってやるぞということで調べた事や実際にやってみて体感したことなんかをここに記しておきますにゃ。

サゴシ・サワラは釣れているときに釣りに行け!

 これはサゴシ・サワラ以外のターゲットでもそうだとは思うのですが、青物系統のターゲットは釣れてるときに行くっというのが鉄則中の鉄則です。

 通い慣れたポイントがある人は、昨年の釣果を元にどのくらいの時期に釣りに行けば良いのか分かるかと思いますが、そうでない場合は、釣果情報が出回ってからでも遅くないです、とにかく釣れているときに釣りに行くことが正解なのです。

サゴシ・サワラが釣れているポイントを探そう

 サゴシ・サワラはブリ族たちと違って、ポイントに群れさえ入っていれば、ルアーへの反応は悪くない魚ですので、釣れない=群れがいない(少ない)ということです。

とはいえ突然いなくなることもある

 これは我輩の通い詰めている岸和田一文字でもあるあるなことですし、他のフィールドでもよく聞くお話なのですが、数日釣れ続いたとしてもある日突然釣れなくなってしまうということもあります。

サゴシ・サワラは突然いなくなることもある

 ぱったり釣れなくなってそれきりっということは少なくて、翌日からまた何事もなかったかのように釣れ始めることが多いので、外れの日を引いてしまった日は諦めて別の日に再挑戦がオススメです。

 とはいえ、シーズン終盤だとそれが最後だったということもありますので、例年どのくらいまで釣れているのかは確認しておきたいところですにゃ。

まずはブレードジグで広く浅く速く調査しよう

 とりあえず早朝の時間帯では、サゴシ・サワラは表層にいることが多いので、ブレード系のジグ(例えばジャックアイマキマキ)で表層を速巻きをメインに誘ってみることが良いと思います。

サゴシ・サワラはブレード系ジグで広く浅く速く探ろう

 とはいえ、しっかりと水深があるようなポイントによっては、ボトムから中層への巻き上げが良いような場所もありますので、とにかく幅広くチェックしていくことでサゴシ・サワラのタナを見つけることが先決です。

 状況にもよりますが、タナがコロコロと変わってしまうことは少ないので、その日のタナさえ発見してしまえばキャッチ率はかなり上がりますよ。

サゴシ・サワラの跳ねが見えているなら表層一択

 明らかにサゴシ・サワラの跳ねが見えているときはその付近を目掛けてキャストし、表層を徹底的に探っていくのが手堅いです。

 跳ねたサゴシ・サワラが泳ぐ先を予想してその先の方向を狙うのもオススメですが、思ってる以上に難しいのでとにかく跳ねたポイント目指して遠投するのが良いと思います。

サゴシ・サワラの跳ねが見えるときはその近くを狙え!

 ルアーは遠投性能が高いブレードジグがオススメで、それ以外であれば、鉄板系のバイブレーションやジグミノーなど、ただ巻きアクションなど横に横に誘えるアイテムが強いです。

 遠投性能を考えてジグを選択するのは正しいのですが、ミノーなんかでスローな横引きにアタリが多く出るような状況もあるので、ジグで反応がないなと感じたらミノーへローテーションしてみるのもオススメです。

サゴシ・サワラの跳ねが見えないとき

 跳ねが見えない状況では、基本的にはボトムをとってからボトム~中層を狙ってルアーを引くのがオススメですが、跳ねていないだけで表層付近を回遊している可能性もあるので、ボトムや中層にこだわりすぎることはオススメしません。

サゴシ・サワラの跳ねが見えないときはボトム~中層狙いが基本

 周りの人の釣れ具合などもしっかり観察しながら、タナを探っていくことが釣果を得るために必要なことになります。

 表層狙いでも、ボトム~中層狙いでも、基本的には速巻きを中心にチェックしていくと良いと思います。

サゴシ・サワラの跳ね方とボラの跳ね方との違い

 我輩は視力がそこまで良いわけではないのですけれども、サゴシ・サワラの跳ね方と、ボラの跳ね方は結構見分けられます。

 サゴシ・サワラの跳ね方は『イルカみたいなキレイな感じ』で、ボラさんの方はというと『素人がプールに飛び込んだときみたいな腹打ちする感じ』なのです。

サゴシ・サワラの跳ね方とボラの跳ね方の違い

 かなり遠くで跳ねてると分かりにくいこともあるかもしれませんが、近くで見ると絶対に判別できますにゃ。

 サゴシ・サワラは着水までエレガントなので、見とれてしまいますにゃぁ。

フォールでも食ってくるけど・・・

 サゴシ・サワラはフォールでも食ってくることが多いターゲットなので、フォールを織り交ぜて釣りをするのも有効な手段です。

 ただし、フォールを織り交ぜるとロストの可能性もありますので、ある程度の覚悟は必要かなと思います。

フォールの釣りもサゴシ・サワラには有効ではあるものの

 歯が鋭い系のお魚は捕食が上手ではないことが多いので、特にヒラヒラとフォールする設計のジグでは、食い損ねからのリーダーカットをされてしまうこともあります。

 とはいえ、フォールで狙っているつもりでなくても、着底を待っている間に食われて切られてしまったみたいなこともあるので、どうしようもないこともあります。

フロントフックを外しておくのもオススメ

 特にジグでサワラ・サゴシを狙っているケースでオススメなのですが、フロントフックを外しておくということです。

 フロントフックが口の中で掛かってしまうと、ファイト中にリーダーに歯がずっと当たってしまうことになるので、そうなりにくいよう、リーダーから離れた位置で掛かるようにするための工夫です。

サゴシ・サワラはフロントフックを外しておくのもオススメ

 フロントフックがなければ、口の中からジグがすり抜けてリアフックが口に掛かるという可能性も上がるのでそれも狙いの一つです。

 とはいえ、ジグが丸飲みされた瞬間にリーダーが切られることもありますし、切られなくてもリーダーに傷が付いてしまうことでファイト中にそこで切れてしまうという可能性は残りますし、フロントフックがなくても口の中に掛かることもあるので、絶対切られないわけではありません。

 あくまでも切られにくくする確率を少しでも上げるという程度と考えておいてください。

ジャックアイマキマキ サゴシスペシャル

 マキマキにはサゴシスペシャルというモデルがあり、フロントフックがワイヤーとなっており、アシストフックが切られないようになっています。

 上でも紹介したように掛かりどころを気にするのであれば、フロントフックを外すというのも1つの手段だと思います。

 ちなみにフロントフックを外したら、通常マキマキと同じになりますが、サゴシスペシャルにはカラーが4種類で、ウエイトは30gと40gしかありません。

 通常マキマキはカラーが15種類以上で、ウエイトは20g、30g、40g、60gと複数用意されています。

 フロントフックを外して使うことを前提とするなら通常マキマキの方が種類も豊富でオススメかもしれません。

ウエイト:30、40g カラー:4種類
希望価格:1,012~1,056円

ジャックアイ サワラスピン

サワラスピン style=

 全国で流行しているサワラキャスティングに特化したメタルジグになります(2023年新発売予定)

 マキマキと同様にただ巻きでかんたんにアピールできるのはもちろんのこと、長時間の巻きでも疲れにくいよう引き抵抗が軽く感じるように設計されています。

 また、フォールでのジグカットが少なくなるよう、ヒラヒラフォールしにくいような設計になっていると聞きました。

 なので、これからサワラ・サゴシ狙いを始めようという方は、マキマキよりもこちらをオススメしたいにゃと思います。

ウエイト:30、40g、60g カラー:7種類
希望価格:990~1,155円

ジャーキングミノーの釣りもオススメ

 東京湾奥で秋の風物詩となっているオフショアキャスティングゲームのジャーキングミノーですが、東京湾限定の釣りではありません。

 広島でも大阪でもやってる人はやってますし、実際にサゴシ・サワラには有効な釣りであることは間違いないです。

上下にロッドを振ってジャーキング

 見た目的にはエギングでロッドをしゃくるような縦のロッドアクションでミノーをジャーキングさせるのが基本ですが、横のロッドアクションでも食わないこともないので、やりやすい方で大丈夫です(ただしルアーによっては縦の方が動きが良いものもあります)。

サワラのジャーキングゲームは上下にロッドを振る

 ジャーキングをしている途中でガツンと食ってくるのでめちゃ面白い釣り方の1つではあるのですが、この釣りはある程度ルアーロストの覚悟をしておく必要があります。

 ジャーキングの合間の一瞬、ルアーが止まってしまうタイミングでサゴシ・サワラが食ってくると、ルアーを追い越して食いついてしまうことがあり、リーダーをスッパリいかれてしまうことがあるのです。

オススメのジャーキングミノー

パームス アークローバー

 個人的にとても好きなメーカーさんで、ジャーキングミノーでよく使っているのがこのアークローバーです。

 ただ巻きでもアクションするのですが、ジャークでの誘い出しが真骨頂といえるダート&ヒラ打ちアクションをするミノーです。

 ウエイトは23gとジグと比べると軽いですが、空気抵抗を抑えた形状をしており、ロングキャストも可能なモデルです。

ウエイト:23g カラー:21種類
長さ:140mm 希望価格:2,150円

リーダーは太めにしておくのが基本

 リーダーの太さに関してはその人の釣りスタイルにもよるのですが、25~40lbくらいの範囲がオススメとされています。

サワラゲームはリーダーを太め、長めにする

 歯が鋭い魚ですので、太い方が切られにくいですが、太いからといって絶対に切られないというわけではありません、切られるときは切られます。

 なので、逆に細くても良いよねーっという考え方も無きにしもあらずだとは思っています。

リーダーを長めにとるものオススメ

 サゴシ・サワラを狙って釣りをしていると、リーダーが切られるとまではいかなくても結構傷つけられることはあります。

 新たにラインシステムを組み直すのももちろん良いとは思いますが、短い時合の日もあるので、長めにとっておいたリーダーをカットしながら手早く釣りをしていくのがオススメです。

 ロッドの長さにもよりますが、3mくらい長めにとる人もいるくらいで、我輩自身は1.5mくらいはとってますにゃ。

 傷ついたりしたらどんどんカットして使っていくので、最終50cmくらいになってることもありますが、最初は1.5mあるところから始めてます。

アワセは基本的に巻きアワセ(ドラグは緩め)

 サゴシ・サワラのアタリがあった場合、基本的にロッドを使ってのアワセは不要で、リーリングによる巻きアワセが吉です。

 理由は2つありまして、1つは高速巻きで食ってきたときは、その巻き速度よりも速い速度で食いついてジグを追い抜いていくからです。

 ロッドを必死にあおってアワセを入れたところで距離としては1m程度ですが、(リールの番手にもよりますが)ハイギアのリールで3~4巻きした巻きアワセでは2.5~4m分くらい距離を解消することができ、しっかりとアワセを入れることができます。

 ブレード系ジグのジャックアイマキマキやサワラスピンとかでサゴシ・サワラを狙うのであれば、とにかく巻き巻きしまくれば、誘い~アワセまで全部勝手にできちゃうのです!!

ジャックアイマキマキならマキマキしまくれ!!

 もう一つの理由が身切れを起こす可能性があることです。

 これは掛かりどころにもよるのですが、サワラは口周りも身もそこまで強いお魚ではありませんので、ロッドをあおってフッキングすると千切れて外れてしまうことがあるのです。

 リーリングでのアワセの場合は、ドラグが出しつつフッキングすることができますが、ロッドでのアワセだと、ドラグを出さない設定にしている場合は身切れ、ドラグを出す設定の場合はドラグが出るが故にフッキングがしっかり決まらないということになるのです。

ファイト中にリーダーを魚体に添わせない

 2022年の釣れない猫がサワラを取り逃がした大きな原因の1つだと思っているのがこれです。

 ファイト中は魚が逃げようとする反対の方向にロッドを倒す(例:魚が左に走ったらロッドを右にする)のですが、サワラ相手にこれをやると、リーダーがサワラの体に添う形になるので、歯に触れてしまう可能性が高くなります。

サワラ相手ではロッドワークの工夫が必要

 上のイラストでは分かりやすくやや極端に描いていますが、ロッドを魚と逆に倒さないようにし、ある程度はサワラのしたいようにさせる方が得策なのかもしれません。

 サワラはブリと比べるとそこまでガンガンにファイトしなくても大丈夫なお魚ですので、強引に寄せようとせず、リーダーを切られないため魚体に添わせないよう気を使いつつ、(掛かりどころにもよるけど)身切れを起こさないようにドラグを出しながらファイトするのが良いと思います。

ワイヤーリーダーで食いが落ちるのは本当?

 我輩は2022年のショアジギングでサワラクラスをさんざんに切られ切られ切られて逃しまくったので、シーズン終盤は10cmのワイヤーリーダーを付けてショアジギングをしておりました。

 まぁシーズン後半も後半だったので、サワラを掛けるには至らなかったのですが、79cmの約ブリや指4本クラスのタチウオをゲットすることができ、あれ?ワイヤーリーダーあっても普通に釣れるんじゃ??っと思っているのが今です。

巻き系ブレードジグならワイヤーリーダーがあっても普通に釣れる

 厳密に比較してみると食いが落ちる可能性はあると思うのですけれども、少なくともジャックアイマキマキのような巻き系ブレードジグで速めの横の釣りをしている感じではワイヤーリーダーでも食いが落ちてるような感覚はなかったです。

 あと、ワンピッチジャークなど、シャクリを入れるようなショアジギもしてないので、ちょっと釣り方に偏りがありますので、その点だけはご理解いただけたらにゃっとは思います。

 ただ、オフショアで大型のサワラ専門に狙っている方の話を聞いていると、ワイヤーリーダーも切られてしまうケースもあるみたいなので、ワイヤーリーダーだから絶対に大丈夫というものでもありません、定期的にワイヤーリーダーに傷がないかもチェックが必要です。

使ったワイヤーリーダーはこれ

形状記憶合金ワイヤーリーダー 10cm

 パッケージにタチウオのお写真が使われているので、タチウオ用として開発されたもののような気はしますが、メジロクラスでも上げることができたワイヤーリーダーです。

 強度は8kgと記載があるので一発大物とガチンコファイトはできなさそうですので、ドラグを出してファイトが推奨となります。

 長さは7cm、10cm、15cmとありますが、サワラの口の大きさを考えると、7cmでも15cmでもやられるときはやられる長さだと思いますので、どれでも良いかにゃーっと思っています。

規格:7cm、10cm、15cm 強度:8kg
希望価格:400~500円

サゴシ・サワラ専用のロッドがあれば心強い

ロッドは軟らかめがオススメ

 この釣り方をメインにするのであれば、ショアジギングロッドよりもシーバスロッドのようなしっかり曲げられる軟らかめのロッドがオススメです。

 なので、ショアジギロッドでならライト、もしくはスーパーライトなショアジギロッドがオススメなんじゃないかなっと思っています。

サワラには柔らかめのショアジギロッドがオススメ

 硬すぎるロッドだとアタリがあったときに弾いてしまうことと、ファイト中に身切れを起こしやすいので、曲がるロッドの方が少しばかり有利という考え方です。

 逆にいうなれば、ショアジギロッドだからサゴシ・サワラが絶対に獲れないということではないので、サゴシ・サワラ用に新たにロッドを買わないといけないっというほどではありません。

サゴシ・サワラにはこんなロッドがオススメ

ジャクソン オーシャンゲートサゴシ 908MML-K SGS

 サゴシ狙いにおいてスタンダードとなる専用ロッドがこちらのオーシャンゲートサゴシになります。

 珍しいサゴシフィッシング専用モデルで、サゴシ特有の噛みつくようなバイトや身切れしやすい魚という特長を念頭に開発されたロッドです。

 シーバスロッドやショアジグロッドで代用するのではなく、敢えて取り組んだ専用設計モデルですが、最近ネット上では売ってるのを見かけないです・・・。

長さ:9.8ft(295cm) 自重:189g
ルアー:14~40g PE:1~1.5号

パームス ベイマティック BMTS-75M+

 こちらは我輩が実際にサワラのショアジギング使っているロッドになりますにゃ。

 もともとの設計はボートからのサワラのミノーゲームに使うロッドなのですが、十分ショアジギングでも活躍できると感じております。

 実際にサワラ・サゴシを掛けてからの安心感はありますし、ブリクラスでも難なく上がってくるくらいのパワーもあります。

 ただ、やはりロッドの長さはショアジギ用としては短いので、足場が高い沖堤防では扱いにくい部分も出てくると思います。

長さ:7.5ft 自重:123g
ルアー:10~40g PE:1~2.5号

サゴシ・サワラはタモに入るまで油断するな

 サゴシ・サワラはしっかりとタモに魚体が入り切るまで油断してはいけません・・・って分かってはいても他の青物と比べても難しいとされるタモ入れです。

 あくまでも基本ではありますが、

  • 必ず頭からタモ入れする
  • タモ網はすくう瞬間だけ海に入れよう
  • 足元のタモを拾う瞬間の糸ふけに注意!
  • タモ網は大きい方が楽にすくえる
  • 余裕がない人は他の人に手伝ってもらおう

 この辺りは徹底して守ることが最後のバラシを防ぐために大事なことになります。

必ず頭からタモ入れする

 これはすべての魚のタモ入れで言えることかもしれませんが、魚を尻尾側から入れようとするとどんどん逃げられてしまいます。

 前に前に進んでいる瞬間を頭から救うことで、タモ網の奥へと入れやすくなるのです。

サワラのタモ入れは必ず頭から入れる

 あと、タモ入れする瞬間までずっとテンションを掛けっぱなしだと、頭が上(海面)を向いてしまってタモに入りにくくなるので、タモ入れの一瞬テンションを緩めると自然に下(海中)へ潜ろうとしてタモへとスッと入っていきます。

 テンションを緩めるのはちょっと怖い気もするのですが、海面に釣り上げた状態にしてしまうとタモ入れが意外と難しくなってしまうのです。

 1人でタモ入れをしているとこれが結構難しかったりするのですが・・・。

タモ網はすくう瞬間だけ海に入れよう

 なるべく早くタモ入れを成功させようという気持ちは分かるのですが、タモ網を海中に漬けっぱなしで待ち構えるのはあまり良くないことが多いです。

 できる限り、タモ入れの瞬間だけタモ網を入れるようにするのが得策です。

 足元まで魚を寄せて最後の抵抗を見せることも多いので、そのときに目の前にタモ網があったらタモ網を警戒して避けようと逃げてしまいます。

 タモ網が見えると無理にでも逃げようとするので、暴れ方も変になってしまうので、バレる可能性が高くなってしまうのです。

足元のタモを拾う瞬間の糸ふけに注意!

 これはサワラ以外でも同じだと思うのですが、ファイトしながら足元のタモを拾おうとした瞬間、一瞬屈んだときにテンションが緩んでしまってバレてしまうというやつです。

タモ網を拾う瞬間にラインテンションに注意すること

 ポイントの足場周りがどんなところかにもよるのですが、立てかけて置けるなら屈まずに取れるところにおくとか、背負っておくなど、タモを取り上げる瞬間も油断のないようにしておきたいですね。

 ちなみに2022年の我輩はこれで何度もバラしておりますので、鬼門中の鬼門となっております。

タモ網は大きい方が楽にすくえる

 サゴシサイズだとタモ網は小さくても何とかなるかもしれませんが、サワラクラスになってくると結構大きいとされるタモ網でも入れるのに苦労することがあります。

 なので、できるだけ大きいタモ網ですくう方がダンゼン楽なので、オススメです。

 メジャークラフトさんのところのヘキサネットならMサイズとLサイズの2種類ありますが、当然Lサイズがオススメです。

メジャークラフト ヘキサネット Lサイズ

 6角形のフレームになっているランディングネットで、網を広く構えることができるのでタモ入れがしやすいです。

 また、網自体の張りもしっかりあるため、サワラクラスでもタモ網の奥へと入れることが可能で、オススメのタモ網です。

 1ピースタイプと4ピース(折りたためる)タイプとありますが、強度的には1ピースの方に分がありそうですが、持ち運びを考えるなら4ピースがオススメかと思います。

サイズ:670mm/580mm
価格:4,600~5,800円

 とはいえ、サワラサイズになってくるとLサイズでも結構小さく感じてしまいますので、より大きいものがあるならそれを用意しておくのも良いですね。

余裕がない人は他の人に手伝ってもらおう

 我こそはショアジギ初心者!っという方は近くにいる人に手伝ってもらうのがオススメです。

 ファイトに集中しなければいけない中、バレやすい相手であるサワラ・サゴシのタモ入れも同時にするっていうのはやっぱり難しいです。

余裕がない人は他の人に手伝ってもらうのが吉

 タモ入れまで一人でやって一人前!!っというのもそうなのですが、やっぱり手伝ってもらう方がキャッチ率は高いと思います。

 ただし、2人でやったからといってタモ入れが絶対に成功するとは限らないので、失敗したとしても恨みっこなしが大前提です。

 失敗して人を恨むようなら、自分でやって失敗する方が建設的だと思いますにゃ!!

サゴシ・サワラが釣れないときに読むまとめ

 ここまで書いたことを最後にまとめておきたいと思いますにゃ!!

 だいたいこの辺りのことを守っていけば、サワラ・サゴシは獲れなくもないと思っております。

 この記事を書いたのは2023年1~2月なので、ちょうど一年後の2024年くらいの釣れない猫はちゃんとした答え(釣果)が出ているかと思います。

 もしも、釣果が出ていない感じであれば、この記事に何かしらの改善ポイントを追記したりしていると思います!!

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