釣れない猫、コロナワクチンを優先接種しました
4月下旬に我輩、釣れない猫が医療従事者の端くれとしてコロナワクチン(コミナティ筋注)を優先接種(1回目)してまいりました。
ある程度皆さん気にされている話題だと思いましたので、釣りネタではないもの無理くり釣りネタを交えつつ書き下ろしてみました。
ちょっと自己紹介
我輩のことをご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、当然お前誰よ!?的な方もいらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介からしますにゃ。
本業は釣り猫、副業として医療に従事するもので、三度の飯よりも釣りが好きでございます。
昨年より、ハヤブサさんのショアジギング用のジグ、ジャックアイシリーズの製品モニターに参加させてもらってる単なる釣りバカですにゃ。
こんな感じのジャックアイの製品紹介とかしてますにゃ☆
釣り人はコロナワクチン接種を右腕にすべきか、左腕にすべきか!?
早速本題に移るわけですけれども、いきなり出落ちとなってしまうことを書きますが日本感染症学会 ワクチン委員会 COVID-19ワクチンに関する提言(第2版)において、以下のような文言があります。
接種する腕は、接種部位の疼痛に備えて、利き手ではない側に接種することが望まれます
要は利き腕ではない腕に接種することが推奨されているのです。
※日本感染症学会 ワクチン委員会 COVID-19ワクチンに関する提言(第2版)より引用
理由は後述しますが、とにかく筋肉痛のような症状で1~2日程度は腕を動かしたくなくなるからですね。
とはいえ、利き腕に打っても問題はない
穿った読み方をするのであれば、『望まれます』ってだけで別に利き腕に打っても問題ないとも言えるわけです。
で、そこで標題に話が戻しまして、右腕?左腕?釣り人はコロナワクチンをどちらの腕に打つべき!?を考えたいと思います。
ちなみに我輩自身は『右利き』でありまして、釣りの分野におきましては『左巻き』という部類でございます。
そんな我輩が利き腕にコロナワクチンを実際に打ってきました(1回目)ので、何かの参考にしてもらえたらと思う次第でございます。
コロナワクチン接種そのもの
皆さんにもなじみがあるワクチンといえば、インフルエンザワクチンだと思いますが、コロナワクチンはそれよりも液量が少ないので注射自体の痛さはホントに少ないと感じました。
筋肉注射というと、
- ニュースで見たけどあんなに刺すの!?
- なんだかものすごく痛そう!
- 怖い!!
っと思った人もいるかと思いますが、思いのほか痛くないです。
ただ、やっぱり注射なので全然痛くないというわけにはいかないですね。
でも、釣り針が刺さるよりはよっぽど痛くないですよ、カエシもないですしねー(そういう話じゃない)。
コロナワクチン接種後2時間くらいまで
なんの違和感もなく、ほんとに注射したっけ??みたいなくらいなんともありませんでした。
アナフィラキシーショックを起こすみたいな話もニュースで見かけたことがある人もいると思いますが、確率からいうとほとんど起こりません(当然、絶対に起こらないわけではないですけど)。
コロナワクチンは近隣施設とか含め、我輩の周辺地域でもかなりの人数が打ってますが、まだショックを起こしたって話は身近では聞いていません。
死亡に関してはテレビのニュースで聞いているくらいですね。
ま、アナフィラキシーを起こす人もいるわけなので、接種後30分くらいは病院の待合室みたいなところで、背もたれのある椅子に座らされると思います。
急に意識失って倒れて頭を打たないようにっという対応ですね。
ちなみにリクライニングソファやマッサージチェアなんかで気持ちよく寝ちゃうと叩き起こされると思います。
ワクチンの副反応による意識障害なのか、快適ソファのせいなのか判断つかないので、とりあえず叩き起こされます。
コロナワクチン接種後3~4時間くらい
注射を打った部分周辺が筋肉痛のような感じの違和感が出てきました。
時間が経つにつれ、筋肉痛が広がっていくような感じがして、あーこれが副反応ねーみたいな気軽な気持ちが湧き上がってきます。
腕が動かしにくいわけではありませんが、バンザイするとちょっと筋肉痛が痛い気がする感じです。
インフルエンザワクチンを打つと毎年赤く腫れ上がって痒くなるのですが、コロナワクチンではそれは自分にはなかったです。
ただただ施注部位周辺が筋肉痛で「痛ダルい・・・」みたいな感じです。
この時点でとりあえず家に帰宅したので、ロッドを持って振ってみました。
キャスティングは問題なくできそうです。フッキングもおそらく問題なくできそうです。
そこそこの大物が掛かった場合、ちょっと右腕一本でファイトするのはしんどいかも・・・っという感じはします。
とにかく右腕が痛ダルいわけです。
なので、大物狙いの釣りをしている方は、ロッドを持たない側の腕にコロナワクチンを打った方が良いような気もします。
手首だけでリールを回すのであれば、施注部位周辺の筋肉痛には影響しなさそうなので、釣り人はリールを回す側の腕に施注するのが良いかもしれません。
(っと、この時点まではそんな余裕もありましたとさ。)
コロナワクチン接種後8時間くらい
筋肉痛感があって、注射を打った側の腕を使おうとするととにかくダルいです。
動かせないとか、生きてるのがツライとかいうレベルではなく、何となく動かしたくない気持ちになる程度にハードめな筋肉痛です。
歯磨きをしてみて気がついたんですが、ブラッシングがダルく、逆の腕で歯磨きをしたくなるが、それじゃ歯磨きがしにくいので、、、
利き腕が使えないのはツライことだなと感じ始めた次第です。
コロナワクチン接種の翌日
起きた瞬間にこれは寝違えたか!?っと思うくらいに腕が痛くなっておりました。
意識がはっきりするにつれ、「あぁ、ワクチン接種の副反応だったわ・・・」みたいな記憶が蘇ってきますが、腕は痛すぎて言うことを聞きません。
体を起こそうと思いますが、疲労感というか、倦怠感というか、「風邪を引く前の日」のような違和感が全身を包んでいました。
なんだか悪寒もするし、手足の末端が冷えて冷えてホットコーヒーが飲みたくなる感じでした。
ちなみにこの日は天気予報では「夏日(25度超え)」と呼ばれる日でしたが、一日中寒気がありました。
お仕事に行けないほどのツラさではないものの「もう幼稚園行けへん!!」みたいな駄々はこねたくなる感じのツラさでした。
もし、これからコロナワクチンを接種する方は、翌日にお休みを取っておくと良いかなと思います。有給消化しときましょ、マジで。
仕事はなんとか乗り切ったものの、やっぱり疲労感が強かったのか、この日は帰宅後すぐにホットカーペットを入れて布団にくるまって寝ました。
晩ごはんを作る元気もなく、泥のように眠りました。
スーパーでお弁当を買って帰るつもりが、スーパーに寄るだけの元気もなく、前を通りかかったコンビニでお弁当を買いました。
やっぱり疲労感というか、倦怠感というかが強かったのかなぁという感じでした。
コロナワクチン接種の2日後
前日に泥のように眠ったおかげか、すっかり元気に朝を迎えられましたが、腕の筋肉痛感だけはまだ残っておりました。
水平の高さまではらくらくあげられるようになりましたが、バンザイまでしようとするとやっぱり痛い・・・そんな感覚です。
でもまぁ、前日のような倦怠感や疲労感がないだけでも、すっかり元気になりまして「よし!今日はシーバス行くよー!」みたいな気持ちになったことを覚えております。
悪寒もなく、お仕事も難なくこなせ、晩ごはんもちゃんと作れました。
あと、シーバスも行きました、バチパターンで50cmくらいの釣りました。ルアーでサヨリも釣れました。
バチパニャーン!!#久しぶりのお魚 pic.twitter.com/HZoSiccmPc
— 釣れない猫 (@2071site) April 23, 2021
コロナワクチン接種の3日後
筋肉痛感もほぼほぼ消え去り、施注部位を抑えるとまだ痛いかなーっという程度になりました。
ここまできたらもうほぼ健康体といってもいいくらいの状態だと思います。
でもまだ、施注部位を触るとやっぱり痛い感じはあって、バンザイすると若干痛い感じもします。
でもまぁ、前日に釣りに行ってそこそこのシーバスと戦ってもなんともなかったので、もう完全復活に近い状態ですね。
実際問題、筋肉痛の副反応はどのくらい出るの?
っと、まぁ、我輩自身の体験談のみを書きましたが、実際問題、この筋肉痛の副反応はどのくらい出ているのでしょうか?ちょっと調べてみました。
厚生労働省が出している資料(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000742181.pdf)によると、接種部位の痛み、疲労は50%以上の割合で発現し、筋肉痛や悪寒は10~50%の割合で発現すると書かれています。
もちろん個人差がありますので、これがめちゃくちゃしんどい!!っと感じる人もいるでしょうし、いや、このくらいの疲労感ならなんともない!!っと感じる人もいるとは思いますが、大半の人に現れる症状なんだなということがわかります。
いずれにせよ、この筋肉痛のような痛みは2~3日程度で軽減することが大半と言われてますので、コロナワクチン接種後2~3日くらいは釣りの予定を入れないほうが良いかと思います。
個人的な体感からいうと、翌日はお仕事をお休み取っといた方が良いんじゃない!?っと思います。
翌日に、「仕事休んだけど、副反応なかったなー」っと言う方はそれから釣りに行くと良いと思います。
釣りよりも日常生活を考えて打つ腕を決めよう
例えば『横向き』で寝る人は下になる方の腕に打つことはやめた方が良いです。
痛くて寝れない!!でも逆向きだと寝にくい!!みたいなことが起こる可能性があるからです。
あと、やっぱり利き腕が使いにくいってのは大変なんで、釣り竿をどちらで持つかどうかで接種する腕を考えるのも辞めといた方が良いです、利き腕大事です(当たり前)。
最後に言いたかったこと
「コロナワクチンを打つなら釣り人は右腕??左腕??」みたいなフザけたタイトルにしつつ、みんなが気にしている副反応のことをフックにしてツラツラと書きましたが、本当に言いたかったことは、
みんなでコロナを乗り切って、たくさん良い魚釣りに行こうにゃーっと思うわけです。
ちょっとだけ偉そうなことを書いてしまいますが、ワクチン接種は誰かに勧められたから打つ、誰かが辞めとけといったからやめとく、ではなく、メリットとデメリットを天秤にかけて、自分で考えて選ぶってのが大事だと思います。
国のせいとか、政治のせい、誰かのせいにせず、自分で選んでいくということがコロナ以後の世界観なのかにゃ?っと思っております。
あと、日本国内ではワクチン接種した人と、してない人との線引は大きくならない気もするのですが、海外では、ワクチン接種した人と、してない人とは明確に区別されることがあるってことを知っておいたほうが良いと思います。
海外では「ワクチン接種証明書」がない人は様々な制限を受けるような制度を導入、または導入を検討している国が増えてきています。
ワクチン接種証明書がない人はレストラン一つ入れてもらえないようなことになっている国もあるということです。
その辺りも重々考えて、ワクチン接種の要・不要を考えてほしいと思います。
最後の最後に
もしも、身近な釣り人にもシェアしていただければ、とても嬉しい限りですにゃー。
内容的にはフザけたものですし、既知の内容をうすくまとめただけの記事ですが、少しでもワクチンのことを考えてもらえるきっかけになればと思っておりますのでー!!
では、皆様、いつか釣り場で会いましょうにゃー!!
【拡散歓迎】
— 釣れない猫 (@2071site) May 4, 2021
割と雑な記事ですけれども、我輩のコロナワクチン接種のときのことを記事にしましたにゃー。接種したい方も、したくない方も一読してもらえたらと思いますにゃー。https://t.co/BsYvBGiQAl pic.twitter.com/idN0ejOehz